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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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王立研究所の主任・エルンスト。眼鏡で固くてオセロが趣味の冴えない男。

冴えないんですが、今作では真面目な意味で一番役に立ってる人です。
色々観測してはこの謎の空間が宇宙のはざまであること、どのくらいで消滅するのかなどを短期間で割り出したスーパーマン。
しかしそのあたりの彼の奮闘はネオロマ的にどうでもいい為、3分クッキングのごとく割愛され、「こちらが浮遊大陸になります」「そしてこちらがそのチンしたものです」なみの問答無用でストーリーは進んでいます。

なんといいますか、エルンストがきっと徹夜で解明したであろう事象に対し、

レイチェル「そんな・・・私達どうすればいいの!?」
エルンスト「・・・・・(困)」
アンジェ「・・・・・(心痛)」

オスカー「大丈夫、この俺がついてる。お嬢ちゃん達は心配しなくていい」←根拠なし
アンジェ「オスカー様・・・♡」

っていう感じなんですよ。
こういうシーンがあったわけじゃないんですが、大体こんな感じの空気。
実力よりも実績よりも見せ場ですかさずキメる男の方が評価が高い。それがネオロマンスです。

昔は私もガキだったからエルンスト生理的に無理だったけど、今なら彼を正当に評価してあげられる気がする・・・恋するかどうかは別として・・・

ま、そんな感じで合間合間に挟まるイベントではこの人無くては話進まないぐらいの重要キャラ・エルンストなんですが、では実際のエレミア育成では何をしてくれるのか?
私は全く覚えていなかったため、新鮮な気持ちで彼を訪ねることができました。
エルンスト、あんた何してくれるんだっけ?


エルンスト「ここでは育成地の建物の『入れ替え』ができます」



!!!
あーーーーー!!思い出したあああああ!!!


トロワでは、浮遊大陸アルカディアにくっついている霧に包まれた育成地「エレミア」に守護聖の力を送って家を建てます。育成地の名前は物語の序盤で自由に命名できる。

夜に帰宅した際は「情報」で育成地の様子が確認でき、家にカーソル合わせて○ボタンを押すと住民の話もきけます。盗聴です。

ちなみにこの住民は、レイチェルによると「育成」によって突然育成地に現れた人々で、本人たちは「元々この地に住んでいたがいつの間にか霧の中に閉じ込められてしまっていた」と言っているとのこと。
アンジェリークの「育成」によって立ちこめる霧の中から人々を解放していたわけで、かなり不気味な話ではあります。

家の少ないうちは、住民たちも「暗くて寂しい」「買出しに不便」など、もっと周りが発展してほしいという話をしています。

しかし家がどんどん建って発展していくと、「隣の住人がうるさい」「隣ってなんか嫌な人・・・」など文句を言い出します。
人類の真理が痛い。

なんでそういうことになるかというと、つまり守護聖同士の仲がよろしくないとそうなってしまうわけで、例えばオスカー(炎)とリュミエール(水)は公式的に仲が悪いため、彼らに「育成」してもらった建物を隣り合わせておくと住民も不仲になるわけです。

そんな重大なところに影響するんなら守護聖は嫌でも仲良くしとけと思いますが彼らはしない。

で、これを改善するためには、メルのラブラブフラーッシュ!で強制的に守護聖の相性を上げるか、エルンストのしてくれる「入れ替え」で、仲良し属性が隣に来るように建物配置を改善するしかないというわけなのでした。

住民たちが良い配置になれば、育成地の「幸福度」が上がります。
最終的にこの「幸福度」の目標数値をクリアしておかなければ正しいエンディングは見られない、そういうゲームなのです。一応。


そんなわけで、トロワのエルンストはゲーム的にも役に立つ存在。いなくても何の問題もないくらいモブな存在だった前作とは違う!

建物が増えてきたら、必要に応じて通おうと思います。
よろしく主任。


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教官とデートするとやはり「とってもためになったわ♡」で勝手にゲージ上限がアップするため、最早「学習」も必要ないことがわかりました。

OK把握した。守護聖とも教官とも、要するにデートすればいいのな。
新宇宙の女王はやべーお仕事です。


しかしまだここに、守護聖にも教官にも属さない協力者が3名います。
彼らは何をするのか?
それも今回会ってみて思い出しました。

まずは半魚人の少年・メル。
彼は「占いの館」にいて、おまじないをしてくれます。
前作では占いとおまじないをしてくれたはずですが、トロワでは主人公が自力で男達のデータをリアルタイム察知できるようになったため占いが不要になり、おまじないだけしてくれます。女王になると凄い事ができるようになるのね。

彼の使うラブラブフラッシュというおまじないは、主人公と守護聖の「相性」をアップしてくれます。
「相性」は最初に設定した星座や血液型によって初期値が決められ、好意や敬意のあがりやすさに影響し(多分)、ラブラブフラッシュでなければ上げる事ができないため、メルは貴重な存在といえます。
その威力はというと、初期値で相性26だったオリヴィエ様が、ラブラブフラッシュしてもらうと40まで爆上がる(たしか上限は100)というもので、相手の男は何も知らないうちに意識操作されるわけですから極めて恐ろしい技と言えます。

そしてそう、再プレイして思い出したのは、このラブラブフラッシュ男同士にもかけられるんだったわ。

むしろそっちがメインなんだったわ。
ぶっちゃけ主人公との相性なんかどうでもいいんです。敬意も好意も、寝てても上がるんじゃないかというほど割と勝手に上がるので。
それよりも、守護聖同士をラブラブフラッシュにすれば、協力育成ができるようになり、育成地によりゴージャスな家が建てられて住民の幸福度が上がるんでした。

この宇宙のはざまの命運は、アンジェリークではなく男同士の愛にかかっています。

ネオロマンスって何かね。



「学習」で上限をアップし、「力の補充」をして「育成」を行うのが効率的・・・


そう思っていた時期が昔の私にもあった気がします。
だが待て。それは罠だ。


思い出してきた!
これ今は学習してもえ?それだけ?くらいしか上限伸びないけど、男と親密になればなるほど伸び率が上がるんだった!
そして力の補充などはする必要ない、なぜなら今誘いに来たランディとデートしてきたら、帰宅するなり「ランディ様とご一緒してとってもためになったわ♡」とか言って風の力が勝手に満タンになったからである。

ネオロマンスではまともに仕事をしてはいけない!
男とお話してご機嫌とりながらデートするのがあらゆる意味で正解なんだよ!
思い出したよ!

そうだよ、「お話」すればデートのネタも溜まるし男の機嫌も良くなるし登り調子になるし、良い事づくめなんだよ。
一応ステータスには「敬意(仕事したら上がる)」と「好意」があるけど、敬意もデートの回答次第でそのうち勝手に上がった気がするよ。

もう仕事など最低限でいい。
明日からはひたすら「お話」だ。
男を手玉に取るんだ、頑張れアンジェリーク。

ためになったわ。
レイチェルとのデート。

ゲームのコマンドの見方とかデートイベントのやり方とか色々教えてもらえたのみならず、人としての処世術にも聞くべきところがあったわ。

レイチェル「朝からイライラしたりする日ってあるよね?守護聖様たちも同じ。そういうときは相手の話に合わせてあげることも大切だよ。あなたは女王なんだから、そのくらいの優しさは持たなくちゃ」

沁みるわ・・・
このゲームやった時はまだ学生だったからな・・・社会人になった今なら、すごい大切な事を教えられているとわかるわ・・・
聖地の勝手な野郎どもとか思ってて悪かったよ。私、頑張ってみる!

デートスポット「天使の広場」を散策し、帰宅しました。

翌朝、ヤバい情報が入ります。
陛下が「アルカディア」と名付けたこの浮遊大陸がある空間は、「次元のはざま」俗に「死の空間」と呼ばれる場所であり、そのうち空間ごと消滅する運命にあると。

エルンスト「王立研究員で算出した予測では・・・消滅まで遅くともあと30日」

やべーよ。

しかしここでリモージュ陛下が、自分のフルパワーを使ってアルカディアをガードすると宣言。それをやれば消滅までの期間をあと115日まで延ばせるというのです。

エルンスト「しかし、それでは陛下のお体が」
陛下「こんな時に自分の体のことなんて言ってられないわ」

そりゃそうだよ。やらなきゃ全滅だもの。

ロザリア「陛下のことは私がサポートしますから」
エルンスト「・・・はっ」

ということで、陛下が115日空間をもたせてくれる間にアンジェリークが育成に専念することとなりました。
育成の結果助かる保証はどこにも無いですが、とにかくやるしかないのです。

部屋に帰ると、レイチェルがちょっといいかな、と話をしにきます。
勿論、いつでもオッケーよレイチェル。

レイチェル「凄いよね、陛下とロザリア様。信頼しあってて・・・。次元のはざまの収縮を止めるって凄い力が必要なんだよ。本当に、体がぼろぼろになっちゃうくらいの。なのにロザリア様はただ、自分がサポートするとだけ仰った・・・。私だったらあんなふうに言えない。アナタがぼろぼろになるってわかってたら、絶対反対しちゃう!」

れ、レイチェル・・・!

レイチェル「頑張ろうね。いっぱい頼ってくれてOKだから。・・・ワタシ、アナタの役に立ちたいんだ」

本命この子でいいかなもう。
いじらしすぎて涙出てくるわ。なんで新宇宙の女王この子じゃなかったの?

他の誰が塵と消えても、あなただけは新宇宙に生きて帰すからねレイチェル・・・!

固い決意を胸に、明日からどの男を回ろうかと情報チェックをするアンジェリークでした。

汚れてるよこのゲーム・・・


効率を考えるとね?

まず、教官達に補充上限を上げてもらってから守護聖達に力の補充をしてもらう方がいいんですよね。一応ね。
ちょっとここでキャラクター整理しておきましょう。

■守護聖
ジュリアス:光の守護聖。金髪長髪厳格。リーダー格。
クラヴィス:闇の守護聖。黒髪長髪暗くて無気力。
ルヴァ:地の守護聖。緑短髪にターバン。穏やかで喋りがとろい。
オスカー:炎の守護聖。赤短髪のプレイボーイの騎士(になりたかった男)。
リュミエール:水の守護聖。水色長髪の女性のようなたおやかな男。
オリヴィエ:夢の守護聖。ド派手メイクで泣きボクロのオネエ一歩手前の男。
ランディ:風の守護聖。さわやかな脳筋少年。闘わない星矢。
ゼフェル:鋼の守護聖。銀短髪赤眼の少年。爽やかでない星矢。
マルセル:緑の守護聖。アンジェリーク版の瞬。

彼らは、力の補充と荒野(エレミアと命名)の育成をしてくれます。

■協力者ー教官
ヴィクトール:「精神」の教官。軍人なオッサン。
セイラン:「感性」の教官。セミロングの皮肉屋な芸術家。
ティムカ:「品位」の教官。黒髪で装飾の多い服装の少年。一国の王子。

彼らは、「学習」で補充上限を上げてくれます。

■協力者ーその他
メル:半魚人の占い師の可愛らしい少年。
エルンスト:王立研究員の主任の男。眼鏡。
チャーリー:商人。関西弁。

彼らは・・・・・


メル以外の記憶がない。

メルはラブラブフラッシュでしょ?おまじないで男との相性上げてくれるんだったと思う。
エルンストは何だ。わからない。好みじゃない。ぶっちゃけ彼もレイチェルの方が絡み多いし好きなんじゃないのか。
チャーリーに至っては、存在自体を忘れていた。

・・・

とりあえずまずは教官だろう。
でもその前に、最初はやっぱりルヴァ様のところに行きたい。

というわけで、チュートリアル後初の自由操作1日目は、ルヴァ→ティムカ→セイランと行くことにしました。

機嫌の良し悪しや調子のベクトル確認するのは早くも忘れました。

ルヴァ様は大変ご機嫌もよろしく、快く力の補充を満タンして下さって、別れ際には「もっとあなたとお話していたかったんですけれど・・・」とまで仰ってくれました。
ああ、20年経っても変わらない優しさよ。(当然)

ティムカもご機嫌絶好調。主人公の来訪でHBもフルパワー。学習で風・緑・の上限をアップしてくれました。先にこっち来ておくべきでした。
彼もまたもっとお話ししていたいけどと送りだしてくれて、ここまでは主人公の仕事は上々でした。

しかしセイランな。

問題はこの男ですよ。一体何があったのか、浮遊大陸に飛ばされて来て後まだ3日目だというのにご機嫌がド底辺。
なに?この非常事態の入り口でそんな早くもモチベーションが底つく要因ある?リモージュ陛下が用意して下さった自分の館が気に入らないぐらいしかなくない?もしくは聖地の人間全員嫌いだとか?
一応「学習」で闇・水・夢の上限上げてくれましたけど。
終わった後の台詞がこれ。

「・・・退場するならいつでもどうぞ。・・・じゃ」


思い出したわ。
そうだよ。セイラン、そういう奴だったよ。女子にはクッソ甘い聖地において一人だけハラタツ新感覚キャラとして人気を博した男だった。
ルヴァやティムカには「ありがとうございました」って笑顔でハート飛ばしながらおいとました主人公も、これには真顔で「ありがとうございました」つって帰ってきました。
ドン引きですよ。


折角の楽しい一日を最後の男で台無しにされた主人公は早々に就寝しました。

翌朝、レイチェルが呼びに来ました。

「今日は陛下(リモージュ)のところへ来て欲しいと言われてるんだ」

お。大事な話のようです。行かなくては。
しかしその時。ドアにノックの音が。

オスカー「お嬢ちゃん。今日は俺と出掛けないか。忘れられない一日にしてやるぜ」


思い出したわ。
そうだ、こうして忙しい時に訊ねてくるんだよ守護聖も協力者も。危機的状況だっつーのにデート誘ってくるんだよ。

アンジェ「オスカー様からデートのお誘い・・・どうしよう?」
 陛下の執務室へ行く
 オスカー様と・・・♡


ダメだよ。
オスカー様と♡じゃないよ何考えてんだアホ。
オスカーは好きだし人気も高いけど今日は絶対ダメ!陛下の執務室へ行きます!

アンジェリークは居留守を使いました。
察して一緒に静かにしてくれるレイチェルは本当に有能な女だと思いました。

レイチェル「悪い事しちゃったね・・・大丈夫、オスカー様だって怒ってないよ!」

ありがとう、レイチェル。女の友情万歳。


陛下のご用は「育成の状況や目標を共有するから毎週土曜日はここに来て欲しいの」というものでした。
ちょっと面倒だな・・・でも「休んじゃうかも・・・」は言えないだろ。
「はい!」を選択するアンジェリーク。

陛下「良かった。せめて月に1回と思ったんだけど、その調子なら大丈夫そうね」

先に言ってくださいよ。月1でいいならそっちが良かったよ。


陛下への謁見のみでこの一日は終了。
明日は日の曜日です。
レイチェル曰く、日の曜日は育成もなにも全部お休み。守護聖様の力がここでは弱まっているので休まないといけないためとのこと。
へえ。朝からデートに誘いに来た元気な奴いたけど?

色々心配ごとが多いと思うけどあなたも明日は自由に過ごしてねというレイチェルに、アンジェリークはでもこんな時に休んでていいのかしら・・・心配・・・とでも言いたそうな顔で沈黙します。オスカー様と♡が頭をよぎった女のくせにな。
しかし素直なレイチェルはアンジェを元気づけなければいけないと思ったのでしょう、「よし!明日は朝から迎えにくるよ!」と明るく宣言してくれました。

もう誰よりも彼氏じゃんレイチェル。


オスカーは反省して欲しい。明日が休日なのに今日誘いに来た己の愚かさを。


明日はレイチェルとデートです。たぶん。
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