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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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明日は仕事をしよう。
更生しつつあったアンジェリークでしたが、その明日になったらまた朝からルヴァ様が誘いに来てだな。

ルヴァ「アンジェリーク。あなたは雪祈祭(せっきさい)って知っていますか?」


!!!
あったなーそう言えばそういう祭が!!
でも概ね忘れています!なんだっけ!

ルヴァ「アルカディアでは雪は(忘れた)で、雪に祈るお祭りがあるそうなんです」

ごめんなさいルヴァ様、説明長くて聞いた側からまたしても忘れてしまった。


とにかく、アルカディアの祭ですよ。
幸福度を順調に上げていれば一定のタイミングで発生する固定イベント。その時一番仲の良い男が誘いに来るシステム。
一緒に天使の広場へ行き、白樺の小枝を探す風習があるとか、占い師のおばさんが今年のラッキーカラーを占うとか、そして最後に空から羽根が降ってくるとか、色々あってスチルも出る。

そうそう、そんなイベントだった。アルカディアの風習がなかなか素敵な印象なんですよね。
やりながら色々思い出します、しかしおぼろげな部分もまだあります。

昔やった時は、白樺の小枝・・・を、確かもらえたような・・・
あとラッキーカラーを踏襲したプレゼントももらえたような・・・


おばさん「今年のラッキーカラーは青緑!青緑だよ!」


また微妙な色だなおいって20年前も思った気がする・・・


今回のルヴァ様は何もくれなかったが・・・ルヴァは何もくれないんだっけ?そこは相手によるんだっけ?それとも好意や敬意が足りてないせいか??
うーむ・・・後者な気がするな。しくったか。

まあでもルヴァ様自身のカラーリングが青緑みたいなもんだからこの人連れて歩いてればラッキーってことでいいや。


そんな祭デートでまたしても一日が潰れ、何も進まないまま終末へと突き進んで行くアルカディア。

明日こそは。明日こそは仕事をしよう。

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ルヴァ様から、日向の丘に行きましょうとお誘いをいただきました。


あったなーこれ!
ある程度仲良くなると発生するバロメーターイベント!

デートスポット「日向の丘」に行き、今は大変ですけどあなたならきっと大丈夫、肩の力を抜いて下さいね、みたいな励ましの言葉をもらう。主人公を思いやる優しいイベント。


・・・・のはずですが、そう、思い出す、このゲームは基本的に一人の男に一途に愛を捧げるものではなく、隠し含めて16人もの男どもをいかに多数落とすかが醍醐味のゲームだから、マタ掛けプレイが本格化していくと毎日のように男が来て頑張りすぎるな肩の力を抜け休め心理的にも物理的にも人をダメにしていくのだった(このイベントは貴重な一日を潰す

一体男達の目にアンジェはどう見えているのか。
リモージュ陛下はこの大陸の居住地を作りバリアを貼るというとてつもない大仕事をしている。ロザリア補佐官はそんな陛下を日夜支え、レイチェルは大陸を駆けまわってせっせと調査をしながらアンジェのスケジュール管理をもこなす日々。
そんな彼女らをしり目に主人公は語尾にマークつけながら男たちとダベるばかりときたもんだ。

この女にこれ以上何を休めというのか。
どんだけ仕事しているフリが上手いんだアンジェリーク。


しかもだ。
サボっているのはアンジェリークだけではない。


野郎どももサボっている。


朝昼夕のスケジュールを入れようとしても、会いたい男が館にいないこと多すぎ。
他の守護聖の館に行ってミーティングしてるのはまだ許す、昼間から公園ぶらついている奴はなんなのよ。リストラされたリーマンか何か。
滝だの空だの見ながらボケっと突っ立っている彼らに話しかけても、日の曜日のデートの予約いれるぐらいしかできないし。少しは宇宙の危機を話し合わなくていいのかよ!


それだけではない。
呆けた男達に呆れつつアンジェが次の予定をこなそうと移動すれば、進路が被ったチャーリーに「なあなあ」と呼びとめられたうえ、

チャーリー「こんなところで会えるとはなあ!良かったら今から天使の広場に行かへん?」
アンジェ「ご一緒します♡」

もう終わりですよこの宇宙。

新宇宙の女王もそれを取り巻く男も未来のことなど何も考えてはいない!デートにしけこむことでお頭は一杯だ!
お前ら鋼の館に行くところだったよね?ゼフェルに用があったんじゃないんかい!
まあ行く選択肢を選んだのは私だけども。


このゲームについて「宇宙の危機を救おうとすれば男達と仲良くなるのか、それとも男達と仲良くなると宇宙の危機を救えるのか、どちらですか?」というご質問をいただいておりますが、えーとね、宇宙の危機を救うためには幸福度の目標値をクリアしておかねばならず、しかしその目標値はゲロ甘なので別に男と仲良くならなくても宇宙は救えるんですが、男と仲良くなるぐらいしかする事が無い何やっても男と仲良くなるように出来てるのでどうあがいてもいい仲にはなります。
だがそうなると男がデートに誘いまくって来て育成の時間が削られ、うっかり目標値達成しそこなうことにも繋がるのです。

つまり男はこのゲームの目的にして最大の障害なわけだ。

考えてみれば確かにそうよ。破壊工作員でもなければこの状況でここまでアンジェリークにサボりをすすめたりはしないわよ。115日ぐらい全力で頑張れよと言うであろう普通は。


男は敵。
ルヴァと日向の丘から帰りながら、明日は仕事をしようと思うアンジェリークでした。
毎週土の曜日には陛下のもとに参上して育成地の状況報告をしなければいけません。
義務をすっぽかして誘いに来た男とデートに行ってしまうと、その夜、

レイチェル「ひどいよーアンジェ。陛下のところで一日中待ってたのに・・・」
アンジェ「ごめんね、レイチェル。色々あって・・・

という主人公の人格を疑うやりとりが見られます。色々もクソもないもんだ。


そんな不真面目なことをせず報告会へ行くと、育成地の現在の幸福度が発表されます。
週目標を達成していれば

ロザリア「育成は順調に進んでいると言えますわね」

陛下「良かった!」

と褒められ、未達成だと

ロザリア「育成が順調に進んでいるとは言い難いですわね」

陛下「そう・・・」

と重い雰囲気になります。

陛下のために、宇宙のために、アルカディアのために、育成を頑張ることが大事です。


と思っていた時期が私にもありましたがそれも勘違いでした。

やってて思い出させられましたが、育成が順調だと月に一度の定期報告で、アイテムがもらえるんだったわ。

そうだったそうだった。ルヴァ様から頑張っているご褒美として「空のかけら」いただきました。
確か持ってるだけで敬意が上がる必須アイテムだった。
これでますます仕事しなくてすむ!


引き続き頑張ります。
エレミアを育成するとストーリーが進んで宇宙を救う。それが育成の目的・・・


そう思っていた時期が私にもありました。


だが待て。それは罠だ。
思い出した。育成を順調に進めると・・・



デートスポットが増えるんだったわ。



そうそうそう!エレミアの育成進んだ地域に応じて、どこからともなくデートスポット乗せた追加の大陸が飛んできてアルカディアにくっつくんだよ!
それこそが序盤の育成の目的だったわ!
「太陽の公園」が飛んできて思い出したけど、最優先すべきはエレミアの左上地区、「約束の地」に対応する部分だった。ここ出さなきゃアリオスと会えん!


俄然、やる気沸いてきました。
エレミアの育成を順調に進めていたため、ストーリーが進展しました。

まず、夜一人で部屋にいる時、背後に謎の男が現れて消える心霊現象が2度発生。

アンジェは「誰かいたような・・・気のせいかしら?」と呑気ですが、いたよ。
こっちもそう言えばこんなホラーな展開あったなと思い出しました。

ちなみに「謎の男」というのは、見たことがない男であることもそうですが、これだけ360度に個性豊かなファッションの男達がいる世界においてもなお一段つきぬけたセンスの見た目をしているという点でさらに謎なのです。
改めて見ると絶妙なデザインだ・・・男に見えるけれど男のような女と言われればそれもアリ、基本白と青のカラーリングで何か神聖な感じはするが、悪いやつでないとも言いきれず、神様というほどの貫録もない。
謎だ。


しかしその男の正体よりも、この浮遊大陸アルカディアの謎が解けるほうが先でした。
どうもエルンストとレイチェルはこれまでずっと、この大陸がどこの宇宙に属する物かを調べていたようなのです。
そして調査結果から導き出した答えが、「この大陸はアンジェリーク、あなたの新宇宙のものです」。

ロザリア「・・・・なんですって!?」
エルンスト「ええ、ありえない話です。新宇宙には現在、こんな大陸は無いのですから」

各地の土を調べた結果、この大陸は新宇宙のものに違いない。
しかし新宇宙はまだ生まれたてゆえに、こんな浮遊大陸は存在していない。

レイチェル「それでね、私とエルンストで仮説を立てたんだ。この大陸は、未来から来たんじゃないのかって」

んなバカな。
そんなことあるわけ・・・

ジュリアス「まさか・・・時空移動が行われたというのか!?」

手段あるの!?

ルヴァ「ええ、そう考えるのが妥当かもしれませんねー」

妥当なの!?

久しぶりのネオロマンス展開に頭が遅れを取る私のアンジェリーク。
眼前では女王と補佐官と年長守護聖が「時空移動にはとてつもないエネルギーがいる。それこそ女王の命と引き換えにしなければいけないほどの・・・」「そんなことが行われたなんて、未来の新宇宙で一体何が・・・!?」と十歩も二十歩も進んだ話をしています。

待って待って待って。もう未来から来たのは確定なの?
すげーなエルンストの信用。

その夜は、未来で何かよほどのことがあったらしいが我々も頑張ろう、ということで解散となりました。進んだように見えて実は何も進んでなかった。
レイチェルとの帰り道の途中でセイランが現れ、気を利かした親友は「あ、ワタシ先に行ってるねー!」と走り去り、アンジェリークだけ男に部屋まで送ってもらいました。
地味に酷い。

なのに翌朝、レイチェルは「よく眠れた?」と部屋に訪ねてきてくれ、

「未来で何が起きているのかすごく怖いけど・・・でもね、この大陸はアナタの育てた未来の姿なんだって思うと、ワタシすごくワクワクするんだ!この大陸をいっぱい愛してあげようよ。色んなところに行って、その目で見て。花も木も草も、みんなアナタの子供だもの」

みたいな感動的な言葉を言ってくれ、

「困った時こそ大きな心で前向きに立ち向かって。ワタシの信じた女王陛下なら出来るはずだよ」

とまで元気づけてくれたのです。


「何か恐ろしい力がこの世界を支配しているんだ・・・」とアンジェを無駄に怯えさせた昨夜のセイランとは雲泥の差です。


このゲーム、レイチェルしか勝たん。
親友の熱い思いを受け止めて、アンジェリークは今日も男巡りを頑張るのでした。

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