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と、思っていたのですが、なんだか微妙に違う。そうとも限らない。
どうもですね・・・
デートに出て、選択肢が出て、それに正解してHBをグイーン↑させると「ためになったわ♡」になるんですが、選択肢の出て来ないデートつまり男が一方的に話すだけのデートの場合はためにならないらしいんですね。
帰宅するなり「何をしようかしら・・・」って次の行動に移る。「ためになったわ♡」しない。次の行動っつっても寝るかセーブか情報見るかぐらいしかやることありませんから、要するにもう疲れたから寝たいわってことなんでしょう。当然ゲージも上がらない。
名実ともにためになっていない無駄な時間だったと言えよう。
私は、「最近バスケットボールハマってるんだ」「楽しそうですね♡」などという浅い会話からの「ためになったわ♡」でゲージが上がるというこのふざけた世界にも、まあまあなにがしか男達の話から感銘を受けるものがアンジェにはあったんだろうと前向きに捉えていました。
が、違ったようですね。
アンジェは話の中身などどうでも良いのだ。
自分のリアクションによって得られる手ごたえにしか興味がないのだ。
この女はまともに話など聞いてはいないぞ!
騙されるな男達よ!
コーエーのネオロマンスシリーズは、残念な男達シリーズなんだった・・・!
愛すべき残念な男を作らせたら右に出る者はいない、それがコーエー。
無双シリーズでも大概残念だが、ネオロマはやはり残念の宝庫。残念コレクション。
炎の守護聖・オスカーとのお話ではっきり思い出しました。
アンジェ「オスカー様のお仕事について教えて下さい」
オスカー「仕事か。そういえば最近、ジュリアス様の提案で守護聖同士の定例会が設けられてな。会って話しをすると色々な事が聞けて良いな」
会話うろ覚えですが、まあこんな感じの流れで、
アンジェ「私も色々知りたいです」
とかなんとかアンジェリークは言ったんですね。
そしたらオスカーはHBがグイーン↑とアップして、
オスカー「お嬢ちゃんがお望みとあらば俺の全てを教えてやるぜ」
とウインクつきで熱く返してきたわけです。
おっとさすが聖地のプレイボーイ枠、なかなかエロっぽいことを仰る、と私は思いました。
思いましたが。
アンジェ「ありがとうございます・・・♡」
オスカー「ああ。遠慮なく聞いてくれ」
違う。そうじゃない。
そうじゃないだろオスカー。そこはそうじゃないだろう。
質疑応答で自分の全てを教えるって尋問でもされる気かお前。
心の中で猛烈にツッコミながら、懐かしく残念さを噛みしめたひと時でした。
場所は育成を進めて新たに出した「約束の地」。
白い華咲き乱れる草原にこの~木なんの木みたいな巨木が一本立っているという、美しい場所です。
ジュリアス様はこの場所がそれなりにお好きらしく、到着した時には中々のご機嫌でした。
荘厳な感じもしますからねこの場所は。
しかしですね、何も無い場所なので、デートの話のネタもまあ無い。
「天使の広場」なんかは露天の果物だのアクセサリーだの花壇だの噴水だの色んな物があって、それを見てはバカップルよろしく、
「でも、あなたの方が素敵ですよアンジェリーク」
「ルヴァ様・・・♡」
とかやっていたわけですが、今回のジュリアス様との「約束の地」デートは、何もなさすぎる場所のせいかそれともジュリアスという男の性格のせいか、会話はこんな感じになりました。
ジュリ「・・・ところでアンジェリーク。お前の育成地の幸福度は今どうだったかな?」
アンジェ「1300以下です」
ジュリ「フッ、そうだったな。流石にわかってはいたか」
ジュリ「そういえばアンジェリーク、お前はランディの好きな食べ物を知っているか?」
アンジェ「ポトフです」
ジュリ「ほう、ちゃんと把握しているのだな」
試されるアンジェリーク。
何しに来たの?この場所に。
ちなみに他の男の好物を知っていたからと言って、やきもちを焼いて機嫌が悪くなる、そんな事は一切ありません。彼は純粋にアンジェの情報収集能力を測っているだけなのです。正しく答えれば正しく評価されます。
デートって何かね。
「約束の地」ってアリオスのイメージ強くてひときわラブロマンスな場所の記憶だったんですが・・・こんなにドライなデートスポットだったのか。
ときめきメモリアルGirlsSideでは、広い芝生があったら二人で寝っ転がったりするもんだったが
、ネオロマンスはやっぱちげーな。
懐かしい感覚を思い出したデートでした。
明日は仕事をしよう。
更生しつつあったアンジェリークでしたが、その明日になったらまた朝からルヴァ様が誘いに来てだな。
ルヴァ「アンジェリーク。あなたは雪祈祭(せっきさい)って知っていますか?」
!!!
あったなーそう言えばそういう祭が!!
でも概ね忘れています!なんだっけ!
ルヴァ「アルカディアでは雪は(忘れた)で、雪に祈るお祭りがあるそうなんです」
ごめんなさいルヴァ様、説明長くて聞いた側からまたしても忘れてしまった。
とにかく、アルカディアの祭ですよ。
幸福度を順調に上げていれば一定のタイミングで発生する固定イベント。その時一番仲の良い男が誘いに来るシステム。
一緒に天使の広場へ行き、白樺の小枝を探す風習があるとか、占い師のおばさんが今年のラッキーカラーを占うとか、そして最後に空から羽根が降ってくるとか、色々あってスチルも出る。
そうそう、そんなイベントだった。アルカディアの風習がなかなか素敵な印象なんですよね。
やりながら色々思い出します、しかしおぼろげな部分もまだあります。
昔やった時は、白樺の小枝・・・を、確かもらえたような・・・
あとラッキーカラーを踏襲したプレゼントももらえたような・・・
おばさん「今年のラッキーカラーは青緑!青緑だよ!」
また微妙な色だなおいって20年前も思った気がする・・・
今回のルヴァ様は何もくれなかったが・・・ルヴァは何もくれないんだっけ?そこは相手によるんだっけ?それとも好意や敬意が足りてないせいか??
うーむ・・・後者な気がするな。しくったか。
まあでもルヴァ様自身のカラーリングが青緑みたいなもんだからこの人連れて歩いてればラッキーってことでいいや。
そんな祭デートでまたしても一日が潰れ、何も進まないまま終末へと突き進んで行くアルカディア。
明日こそは。明日こそは仕事をしよう。
あったなーこれ!
ある程度仲良くなると発生するバロメーターイベント!
デートスポット「日向の丘」に行き、今は大変ですけどあなたならきっと大丈夫、肩の力を抜いて下さいね、みたいな励ましの言葉をもらう。主人公を思いやる優しいイベント。
・・・・のはずですが、そう、思い出す、このゲームは基本的に一人の男に一途に愛を捧げるものではなく、隠し含めて16人もの男どもをいかに多数落とすかが醍醐味のゲームだから、マタ掛けプレイが本格化していくと毎日のように男が来て頑張りすぎるな肩の力を抜け休めと心理的にも物理的にも人をダメにしていくのだった(このイベントは貴重な一日を潰す)。
一体男達の目にアンジェはどう見えているのか。
リモージュ陛下はこの大陸の居住地を作りバリアを貼るというとてつもない大仕事をしている。ロザリア補佐官はそんな陛下を日夜支え、レイチェルは大陸を駆けまわってせっせと調査をしながらアンジェのスケジュール管理をもこなす日々。
そんな彼女らをしり目に主人公は語尾に♡マークつけながら男たちとダベるばかりときたもんだ。
この女にこれ以上何を休めというのか。
どんだけ仕事しているフリが上手いんだアンジェリーク。
しかもだ。
サボっているのはアンジェリークだけではない。
野郎どももサボっている。
朝昼夕のスケジュールを入れようとしても、会いたい男が館にいないこと多すぎ。
他の守護聖の館に行ってミーティングしてるのはまだ許す、昼間から公園ぶらついている奴はなんなのよ。リストラされたリーマンか何か。
滝だの空だの見ながらボケっと突っ立っている彼らに話しかけても、日の曜日のデートの予約いれるぐらいしかできないし。少しは宇宙の危機を話し合わなくていいのかよ!
それだけではない。
呆けた男達に呆れつつアンジェが次の予定をこなそうと移動すれば、進路が被ったチャーリーに「なあなあ」と呼びとめられたうえ、
チャーリー「こんなところで会えるとはなあ!良かったら今から天使の広場に行かへん?」
アンジェ「ご一緒します♡」
もう終わりですよこの宇宙。
新宇宙の女王もそれを取り巻く男も未来のことなど何も考えてはいない!デートにしけこむことでお頭は一杯だ!
お前ら鋼の館に行くところだったよね?ゼフェルに用があったんじゃないんかい!
まあ行く選択肢を選んだのは私だけども。
このゲームについて「宇宙の危機を救おうとすれば男達と仲良くなるのか、それとも男達と仲良くなると宇宙の危機を救えるのか、どちらですか?」というご質問をいただいておりますが、えーとね、宇宙の危機を救うためには幸福度の目標値をクリアしておかねばならず、しかしその目標値はゲロ甘なので別に男と仲良くならなくても宇宙は救えるんですが、男と仲良くなるぐらいしかする事が無いし何やっても男と仲良くなるように出来てるのでどうあがいてもいい仲にはなります。
だがそうなると男がデートに誘いまくって来て育成の時間が削られ、うっかり目標値達成しそこなうことにも繋がるのです。
つまり男はこのゲームの目的にして最大の障害なわけだ。
考えてみれば確かにそうよ。破壊工作員でもなければこの状況でここまでアンジェリークにサボりをすすめたりはしないわよ。115日ぐらい全力で頑張れよと言うであろう普通は。
男は敵。
ルヴァと日向の丘から帰りながら、明日は仕事をしようと思うアンジェリークでした。