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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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ためになったわ。
レイチェルとのデート。

ゲームのコマンドの見方とかデートイベントのやり方とか色々教えてもらえたのみならず、人としての処世術にも聞くべきところがあったわ。

レイチェル「朝からイライラしたりする日ってあるよね?守護聖様たちも同じ。そういうときは相手の話に合わせてあげることも大切だよ。あなたは女王なんだから、そのくらいの優しさは持たなくちゃ」

沁みるわ・・・
このゲームやった時はまだ学生だったからな・・・社会人になった今なら、すごい大切な事を教えられているとわかるわ・・・
聖地の勝手な野郎どもとか思ってて悪かったよ。私、頑張ってみる!

デートスポット「天使の広場」を散策し、帰宅しました。

翌朝、ヤバい情報が入ります。
陛下が「アルカディア」と名付けたこの浮遊大陸がある空間は、「次元のはざま」俗に「死の空間」と呼ばれる場所であり、そのうち空間ごと消滅する運命にあると。

エルンスト「王立研究員で算出した予測では・・・消滅まで遅くともあと30日」

やべーよ。

しかしここでリモージュ陛下が、自分のフルパワーを使ってアルカディアをガードすると宣言。それをやれば消滅までの期間をあと115日まで延ばせるというのです。

エルンスト「しかし、それでは陛下のお体が」
陛下「こんな時に自分の体のことなんて言ってられないわ」

そりゃそうだよ。やらなきゃ全滅だもの。

ロザリア「陛下のことは私がサポートしますから」
エルンスト「・・・はっ」

ということで、陛下が115日空間をもたせてくれる間にアンジェリークが育成に専念することとなりました。
育成の結果助かる保証はどこにも無いですが、とにかくやるしかないのです。

部屋に帰ると、レイチェルがちょっといいかな、と話をしにきます。
勿論、いつでもオッケーよレイチェル。

レイチェル「凄いよね、陛下とロザリア様。信頼しあってて・・・。次元のはざまの収縮を止めるって凄い力が必要なんだよ。本当に、体がぼろぼろになっちゃうくらいの。なのにロザリア様はただ、自分がサポートするとだけ仰った・・・。私だったらあんなふうに言えない。アナタがぼろぼろになるってわかってたら、絶対反対しちゃう!」

れ、レイチェル・・・!

レイチェル「頑張ろうね。いっぱい頼ってくれてOKだから。・・・ワタシ、アナタの役に立ちたいんだ」

本命この子でいいかなもう。
いじらしすぎて涙出てくるわ。なんで新宇宙の女王この子じゃなかったの?

他の誰が塵と消えても、あなただけは新宇宙に生きて帰すからねレイチェル・・・!

固い決意を胸に、明日からどの男を回ろうかと情報チェックをするアンジェリークでした。

汚れてるよこのゲーム・・・


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効率を考えるとね?

まず、教官達に補充上限を上げてもらってから守護聖達に力の補充をしてもらう方がいいんですよね。一応ね。
ちょっとここでキャラクター整理しておきましょう。

■守護聖
ジュリアス:光の守護聖。金髪長髪厳格。リーダー格。
クラヴィス:闇の守護聖。黒髪長髪暗くて無気力。
ルヴァ:地の守護聖。緑短髪にターバン。穏やかで喋りがとろい。
オスカー:炎の守護聖。赤短髪のプレイボーイの騎士(になりたかった男)。
リュミエール:水の守護聖。水色長髪の女性のようなたおやかな男。
オリヴィエ:夢の守護聖。ド派手メイクで泣きボクロのオネエ一歩手前の男。
ランディ:風の守護聖。さわやかな脳筋少年。闘わない星矢。
ゼフェル:鋼の守護聖。銀短髪赤眼の少年。爽やかでない星矢。
マルセル:緑の守護聖。アンジェリーク版の瞬。

彼らは、力の補充と荒野(エレミアと命名)の育成をしてくれます。

■協力者ー教官
ヴィクトール:「精神」の教官。軍人なオッサン。
セイラン:「感性」の教官。セミロングの皮肉屋な芸術家。
ティムカ:「品位」の教官。黒髪で装飾の多い服装の少年。一国の王子。

彼らは、「学習」で補充上限を上げてくれます。

■協力者ーその他
メル:半魚人の占い師の可愛らしい少年。
エルンスト:王立研究員の主任の男。眼鏡。
チャーリー:商人。関西弁。

彼らは・・・・・


メル以外の記憶がない。

メルはラブラブフラッシュでしょ?おまじないで男との相性上げてくれるんだったと思う。
エルンストは何だ。わからない。好みじゃない。ぶっちゃけ彼もレイチェルの方が絡み多いし好きなんじゃないのか。
チャーリーに至っては、存在自体を忘れていた。

・・・

とりあえずまずは教官だろう。
でもその前に、最初はやっぱりルヴァ様のところに行きたい。

というわけで、チュートリアル後初の自由操作1日目は、ルヴァ→ティムカ→セイランと行くことにしました。

機嫌の良し悪しや調子のベクトル確認するのは早くも忘れました。

ルヴァ様は大変ご機嫌もよろしく、快く力の補充を満タンして下さって、別れ際には「もっとあなたとお話していたかったんですけれど・・・」とまで仰ってくれました。
ああ、20年経っても変わらない優しさよ。(当然)

ティムカもご機嫌絶好調。主人公の来訪でHBもフルパワー。学習で風・緑・の上限をアップしてくれました。先にこっち来ておくべきでした。
彼もまたもっとお話ししていたいけどと送りだしてくれて、ここまでは主人公の仕事は上々でした。

しかしセイランな。

問題はこの男ですよ。一体何があったのか、浮遊大陸に飛ばされて来て後まだ3日目だというのにご機嫌がド底辺。
なに?この非常事態の入り口でそんな早くもモチベーションが底つく要因ある?リモージュ陛下が用意して下さった自分の館が気に入らないぐらいしかなくない?もしくは聖地の人間全員嫌いだとか?
一応「学習」で闇・水・夢の上限上げてくれましたけど。
終わった後の台詞がこれ。

「・・・退場するならいつでもどうぞ。・・・じゃ」


思い出したわ。
そうだよ。セイラン、そういう奴だったよ。女子にはクッソ甘い聖地において一人だけハラタツ新感覚キャラとして人気を博した男だった。
ルヴァやティムカには「ありがとうございました」って笑顔でハート飛ばしながらおいとました主人公も、これには真顔で「ありがとうございました」つって帰ってきました。
ドン引きですよ。


折角の楽しい一日を最後の男で台無しにされた主人公は早々に就寝しました。

翌朝、レイチェルが呼びに来ました。

「今日は陛下(リモージュ)のところへ来て欲しいと言われてるんだ」

お。大事な話のようです。行かなくては。
しかしその時。ドアにノックの音が。

オスカー「お嬢ちゃん。今日は俺と出掛けないか。忘れられない一日にしてやるぜ」


思い出したわ。
そうだ、こうして忙しい時に訊ねてくるんだよ守護聖も協力者も。危機的状況だっつーのにデート誘ってくるんだよ。

アンジェ「オスカー様からデートのお誘い・・・どうしよう?」
 陛下の執務室へ行く
 オスカー様と・・・♡


ダメだよ。
オスカー様と♡じゃないよ何考えてんだアホ。
オスカーは好きだし人気も高いけど今日は絶対ダメ!陛下の執務室へ行きます!

アンジェリークは居留守を使いました。
察して一緒に静かにしてくれるレイチェルは本当に有能な女だと思いました。

レイチェル「悪い事しちゃったね・・・大丈夫、オスカー様だって怒ってないよ!」

ありがとう、レイチェル。女の友情万歳。


陛下のご用は「育成の状況や目標を共有するから毎週土曜日はここに来て欲しいの」というものでした。
ちょっと面倒だな・・・でも「休んじゃうかも・・・」は言えないだろ。
「はい!」を選択するアンジェリーク。

陛下「良かった。せめて月に1回と思ったんだけど、その調子なら大丈夫そうね」

先に言ってくださいよ。月1でいいならそっちが良かったよ。


陛下への謁見のみでこの一日は終了。
明日は日の曜日です。
レイチェル曰く、日の曜日は育成もなにも全部お休み。守護聖様の力がここでは弱まっているので休まないといけないためとのこと。
へえ。朝からデートに誘いに来た元気な奴いたけど?

色々心配ごとが多いと思うけどあなたも明日は自由に過ごしてねというレイチェルに、アンジェリークはでもこんな時に休んでていいのかしら・・・心配・・・とでも言いたそうな顔で沈黙します。オスカー様と♡が頭をよぎった女のくせにな。
しかし素直なレイチェルはアンジェを元気づけなければいけないと思ったのでしょう、「よし!明日は朝から迎えにくるよ!」と明るく宣言してくれました。

もう誰よりも彼氏じゃんレイチェル。


オスカーは反省して欲しい。明日が休日なのに今日誘いに来た己の愚かさを。


明日はレイチェルとデートです。たぶん。
ゲームを開始するとのっけから呑気極まりないアニメーションが流れました。
懐かしい。
守護聖様は9つのエレメント(光・闇・地・炎・水・夢・緑・風・鋼)を司り、聖地に居るだけでいい存在なので、呑気なのは当然。
しかし、爽やか脳筋キャラ・ランディ(風)の読んでる本が、経典かよというぐらい字みっちりだったことには今さら衝撃を受けました。

アニメーションが終わると、名前の登録。
「アリオス」と入れて却下されると、隠しキャラ・アリオスを攻略できるようになるのでやります。
本登録はアンジェリーク、と。
星座と血液型で男との初期値が確か決まるんだったが、山羊座のAB型はなんか冴えなかった記憶があるな・・・仕方ない。登録

私の名前はアンジェリーク。仲のいい人は私のことをアンジェと呼ぶの。


思い出したよーこのフレーズ。懐かしい。

次はいくつかの質問に答えます。これも男との初期値に関係してたはず。

デートに行くなら遊園地か水族館か?うーん。蟹がいる方で。
花束をもらうなら・・・バラにしておこう。
それから・・・


「私って、哀しい映画を見ると・・・」
 涙が出て困っちゃうの
 作り話だと思っちゃう


思い出したよ。人格を疑う選択肢。
そうだ。アンジェリークはそういうゲームだった。
つうかこれ後者選ぶと誰の気に入るの?セイラン?

涙が出る方を選択し、さらに「好きな男性のタイプは・・・」などとそれ最初に聞けばいんじゃね?という質問に答え、回答が完了すると暗転とともに一番相性良くなった男の声が聞こえました。
今回は緑の守護聖・マルセルでしたね。覚えてるもんですね。

そこからは長いプロローグ。
主人公は前作と同じ栗色髪のアンジェリークで、新宇宙の女王になっています。補佐官のレイチェルとともに色々頑張っていたところ、ある日、自室に立ちこめた白い霧に巻かれ、気が付いたら宇宙の浮遊大陸にいました。
同じく霧に巻かれて、アンジェリーク・リモージュ女王、ロザリア補佐官、守護聖9名、協力者6名、まで全員浮遊大陸に来ており、どうすりゃいいんだという事になります。

主人公にだけ聞こえる不思議な声が「この地に封印されしものを解放して・・・!」と頼んで来たこと、主人公の勘ですぐそこの銀の木の下に何か埋まっているのがわかったことから、じゃあこの埋まってる何かを解放すればいいんだろうね、それはそうと今夜どこで寝る?という話になり、リモージュ女王が女王パワーで遺跡を聖地並みの豪華神殿街に作り替えました。
当面、ここで暮らしながら色々調べて行きましょうという流れになります。

で、主人公はどうも早々に新たな自室に引き上げたようですが、補佐官レイチェルはその日一杯あれこれ働いてきたらしく、夜になって報告に来てくれます。

レイチェル「明日から、がんばろうね。ワタシ、全力でアナタの力になるから。頼りにしてて」

思い出したよ。レイチェルの優しさを。

守護聖よりよっぽどレイチェルだろというほどレイチェルは主人公のことを思ってくれてるんだった。トロワのレイチェルの良い子っぷりハンパないんだわ。主人公が霧に拉致られた時も「あの子に何かあったらどうしよう!」って本気で心配してくれてたし、浮遊大陸で意識取り戻した時も側で呼びつづけていてくれた。守護聖はどっか離れたところにいた。
レイチェル。ありがとう。


その夜。ようやく実際に操作開始になりましたので、まずは主人公の情報チェック。
えーと一番仲良いのは・・・

好意の高い人 セイラン
敬意の高い人 マルセル

ほう・・・なるほど。
セイランは世間に公表されていない天才芸術家で皮肉屋の青年。協力者の一人「感性」の教官です。スペシャル2で初登場した時から人気高かったですね。
マルセルは金髪の可愛い少年で、過去作では子供子供していましたがトロワでは人間が成長してアンジェリーク界の瞬みたいな感じになってます。「緑」の守護聖です。

次に、男達の情報を見ます。
プロローグ通して、主人公はレイチェルに比べると全然仕事してないように見えるんですが、男どもの星座・血液型・仲の良い人物・悪い人物・好きな物・嫌いな物・野郎との話題に何を持ち出せばいいかまでリストアップしているあたり、サボってそうでもさすが女王です。
あー懐かしいこの人物相関。うんうん、どいつもこいつもあいつが好きだの嫌いだの、そして全体としてはジュリアス(光の守護聖)が一番嫌われている。うんうん。

一通り見て満足したのでベッドで寝ます。

翌朝。
朝の人仕事を終えたレイチェルが来て、これから何をすればいいかを教えてくれました。
浮遊大陸のはずれにある野原に守護聖の力を送り、大地を活性化させて封印を破らせればいいとのこと。
具体的には、守護聖を訪ねて主人公に力を「補充」してもらい、また守護聖を訪ねてその力を大地に解き放つ「育成」を行う。するとそこに建物ができる。
建物で大地を埋め尽くしていけば活性化は達成されるのです。

守護聖ではなく協力者の教官達を訪れると、「学習」にて補充上限をアップしてもらえます。

一日3回朝昼夕と行動ができるので、その枠内でうまく仕事を回します。
重要なのは、男どもには「HB(ハートビート)」というパラメーターがあり、今の機嫌の良し悪し、そしてこれから上がり調子か下がり調子かが示されるので、機嫌のいい時を狙って行けと。
悪い時に行くと力あんまり補充されないぞと。
機嫌が良くてこれから下がり調子な人に迷わず行くようにとレイチェルは教えてくれました。

謎の大陸に拉致られて明日をも知れない身で機嫌もクソもあるかという話ですが、そう、これがアンジェリークトロワよ。
通いつめれば野郎どもの機嫌は上がり調子も上向きに変わり補充もいっぱいしてもらえるという、宇宙一大人げない奴らとのネオロマンスなんだった。

その日はチュートリアルで朝にジュリアス、昼にマルセル、夕にヴィクトール(「精神」の教官)にお話を伺いに行きました。

操作を思い出し切って帰宅。
そして情報チェック。
私の「好意の高い人」がティムカ(「品位」の教官)に変わっていた。

たった一日顔見せなかっただけで好意が下がる感性の教官様な。

え、なに?あんたの嫌いなジュリアスに挨拶しに行ったのが嫌だったってか。
人の好きずきが幼稚園レベルですよ。
ほんとこの男ども。ほんと。


やっぱこれ恋愛シミュレーションじゃない。むしろOLシミュレーションだよね。
主人公は男達のご機嫌伺いを全力で頑張ります。

PS2を整えるのにだいぶかかりました。そういえばメモリーカードってあったね。

アンジェリークを御存じない方のためにざっとトロワまでの経緯をご説明します。

アンジェリークとはコーエーの送るネオロマンスゲームの名作。恋愛シミュレーションというにはあまりにも現実離れしている上に一般的な少女の妄想からも斜め上に外れる、それがネオロマンスだったと思います。

第一作は、金髪の少女アンジェリーク・リモージュが主人公で、ある日突然宇宙の女王候補に選ばれ、聖地と呼ばれる場所で家を建てまくることになります
家を建てるには守護聖と呼ばれる男達の協力が必要で、その協力を仰いだり雑談したりするために彼らの執務室に通い詰めるうちにいい仲になる、最終的には宇宙の女王になるか男に走るかを選べ、というゲームです。
ゲーム性を高めるためにライバルの美少女・ロザリアが存在し、家を建てるにも男を奪い合うにも割と熾烈な競争をさせられます。目当ての男の執務室に行ったら先にロザリアが唾つけてたり、育成地見に行ったらまずいわロザリアの方が家の数が多い・・・、みたいな。
このロザリアがまた絶妙に煽ってくるため、初回プレイは男よりも仕事のプライドの方に火がつき、恋愛に見向きもせず宇宙の女王になってしまった、そんなプレイヤーも多かったのではないでしょうか。

第二作、アンジェリークSpecial2では、主人公が変わります。
リモージュは宇宙の女王、ロザリアはその補佐官となっており、新たな主人公は栗色の髪の少女アンジェリーク・コレット。ライバルの少女はレイチェル・ハート。
今度はこの宇宙ではなく、新たに誕生する宇宙の女王候補になり、家ではなく惑星を作りまくります。
基本は第一作と同じ。ただ、協力者として、落せる男の数が6人も増えました。また、最初の質問に応える事で主人公の性格が「内気」「元気」「勝気」のどれかに決定し、それによって主人公の表情とどの男の好みにフィットするかが分かれるというシビアな機能が追加されました。

そして第三作が、このアンジェリーク・トロワとなります。
派生作品としてはほかにも終わりの見えない双六ゲームや必殺技の尺が長すぎて辛いRPGなど色々出ておりますが、本筋の第三作ということですね。


では、始めます。




熱いトロワ推しいただきましたのでトロワで!

とりあえず名前登録に「アリオス」入れて却下されるところから始めます。
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