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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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「約束の地」を出したのはジュリアスと圧迫デートをするためにあらず。

アリオスに会うためです。

アリオスというのはアンジェリークシリーズ「天空の鎮魂歌(RPG)」で登場したキャラで、守護聖でも教官でも占い師でも研究員でも商人でもなくアンジェリークと行動を共にすることになった仲間の青年、その正体は敵のボスというベタな設定を持つ別宇宙の皇帝です。

私は鎮魂歌をやっていないので彼とアンジェに何があったのかは知らないのですが、色々あった後ゲームのエンディングで彼は行方不明になったらしく、それが流れ流れて今なぜかこの謎の大陸のデートスポットに居ると。
そういうことでした。確か。

で。
約束の地に行けばアリオスに会えるはずなんですが。


いつ行けばいいんだったか・・・


そう、彼は月火水木金土日の朝昼夕のどこかでしか会えないのです。
いつだったっけ。日の曜日?違うハズレ。土の曜日?違うこれもハズレ。
まともにやっていたら一生会えなさそうだ。セーブしてから毎日朝から夕まで約束の地に突撃し続ける姑息な作戦に出ます。

ハズレの場合、約束の地にはモブの男性が一人だけ立っております。

男「今度ここへ彼女を連れてこようと思うんだ。女の子ってこういう場所好きだろう?」

言うほど女ウケする場所じゃないのと直近のジュリアスとのデートで話のネタに困った印象しかないのとでこの男が振られる日も近いと思うアンジェリークですが、そんなことはどうでもいい。出でよアリオス。

セーブしてはハズレてロードして日を進めて・・・

そしてついに!木の曜日の昼!

♪ジャーン ジャーン ジャジャンジャジャジャン・・・♪

約束の地に足を踏み入れるなり場違いに物悲しいピアノの音が流れ、風景のスチルが表示され。
念願のアリオスが登場しました。

アンジェ「あら?あの人は・・・・」
→ 知らない人だわ・・・
  見たことがある気が・・・


アンジェ「私には関係ないわね。さ、次の予定をこなしましょう」


待てえええ!!!

指が滑って上の選択肢を押してしまったのは私が悪かった!しかし!それにしても言い方というものがあるのではないでしょうか!?
お前ここまで散々関係のないモブ男に話しかけてきたくせに!

即ロードしてやり直します。
朝からセイランが訪ねてきましたが居留守でスル―。


アンジェ「あら?あの人は・・・・」
  知らない人だわ・・・
→ 見たことがある気が・・・


アンジェ「見たことがある気がするわ。もっと近寄ってよく見てみましょう」

スチルでアリオスの顔ドアップが表示されます。銀の髪に金と緑のオッドアイ。載せられるだけ設定てんこ盛りに載せた男、それがアリオス。


アンジェ「この人・・・」
→ やっぱり知らない人だわ

  まさか・・・!?


アンジェ「やっぱり知らない人だわ。さ、次の予定を(略)」


だから待てえええ!!!

デートの時はいつもダメ回答が下にあるのになんでアリオスの時だけ上にあるの!
つうか重ねて二度も確認する必要ある?あんな派手なスチル出しといてやっぱり知らない人だわの罠をしかける意味って何?どんだけ知らない人だったことにしたいの彼を?


もう一度ロードしてやり直しました。
朝からランディが訪ねてきましたが居留守でスル―。
時を駆け無駄に男を傷つける少女アンジェリーク。


アンジェ「あら?あの人は・・・・」
  知らない人だわ・・・
→ 見たことがある気が・・・


アンジェ「この人・・・」
  やっぱり知らない人だわ
→ まさか・・・!?


アンジェ「まさか・・・!?」
アリオス「・・・・おい」
アンジェ「でも、そんなはずは・・・」
アリオス「おい。そこのあんた」
アンジェ「!きゃっ!」
アリオス「なんだよ、そんな声出して。俺の方が驚くだろ」
アンジェ「ご、ごめん・・・」
アリオス「・・・そう素直に謝るなって。変な奴だな」


ようやくアンジェリークはアリオスに出会えました。
もう大丈夫、彼を知らない人ねにすることはありません。
しかし、そうなったらなったで、今度はアリオスが記憶喪失なのでした。

アリオス「悪い、俺、今ちょっと記憶が曖昧になっててさ。いろんなことがはっきりと思い出せぇんだ。ただ・・・その瞳と唇には絶対、見覚えがある。名前・・・そう、名前は・・・」
アンジェ「アンジェリークよ」

アリオス「どうして言うんだよ・・・。思い出そうとしてるってのに」

一体いつになったら知っている人になれるのか。
この日の彼は「その名前の意味は確か・・・『天使』だったよな」「ええ、そうよ」というところまでで満足して去って行きました。「全然違うわ」の選択肢は今度こそちゃんと回避できました。だからその選択肢は本当に今ここに必要なのかと。

とりあえずアリオスイベント1回目クリア。あと何回あったか。宇宙の終わりまでに彼を落とせるのか。若干心配になってきましたが、頑張ってみます。

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男とデートをして帰ってくるとアンジェが「クラヴィス様とご一緒してとってもためになったわ♡」などとのたまい、ゲージや力がアップする・・・

と、思っていたのですが、なんだか微妙に違う。そうとも限らない。

どうもですね・・・

デートに出て、選択肢が出て、それに正解してHBをグイーン↑させると「ためになったわ♡」になるんですが、選択肢の出て来ないデートつまり男が一方的に話すだけのデートの場合はためにならないらしいんですね。

帰宅するなり「何をしようかしら・・・」って次の行動に移る。「ためになったわ♡」しない。次の行動っつっても寝るかセーブか情報見るかぐらいしかやることありませんから、要するにもう疲れたから寝たいわってことなんでしょう。当然ゲージも上がらない。
名実ともにためになっていない無駄な時間だったと言えよう。

私は、「最近バスケットボールハマってるんだ」「楽しそうですね♡」などという浅い会話からの「ためになったわ♡」でゲージが上がるというこのふざけた世界にも、まあまあなにがしか男達の話から感銘を受けるものがアンジェにはあったんだろうと前向きに捉えていました。
が、違ったようですね。

アンジェは話の中身などどうでも良いのだ。
自分のリアクションによって得られる手ごたえにしか興味がないのだ。

この女はまともに話など聞いてはいないぞ!
騙されるな男達よ!

そう、思い出した。

コーエーのネオロマンスシリーズは、残念な男達シリーズなんだった・・・!

愛すべき残念な男を作らせたら右に出る者はいない、それがコーエー。
無双シリーズでも大概残念だが、ネオロマはやはり残念の宝庫。残念コレクション。

炎の守護聖・オスカーとのお話ではっきり思い出しました。


アンジェ「オスカー様のお仕事について教えて下さい」
オスカー「仕事か。そういえば最近、ジュリアス様の提案で守護聖同士の定例会が設けられてな。会って話しをすると色々な事が聞けて良いな」

会話うろ覚えですが、まあこんな感じの流れで、

アンジェ「私も色々知りたいです」

とかなんとかアンジェリークは言ったんですね。
そしたらオスカーはHBがグイーン↑とアップして、

オスカー「お嬢ちゃんがお望みとあらば俺の全てを教えてやるぜ」

とウインクつきで熱く返してきたわけです。
おっとさすが聖地のプレイボーイ枠、なかなかエロっぽいことを仰る、と私は思いました。
思いましたが。

アンジェ「ありがとうございます・・・♡」
オスカー「ああ。遠慮なく聞いてくれ


違う。そうじゃない。

そうじゃないだろオスカー。そこはそうじゃないだろう。
質疑応答で自分の全てを教えるって尋問でもされる気かお前。


心の中で猛烈にツッコミながら、懐かしく残念さを噛みしめたひと時でした。

光の守護聖・ジュリアス様とね・・・デートをしてみたんですよ。


場所は育成を進めて新たに出した「約束の地」。
白い華咲き乱れる草原にこの~木なんの木みたいな巨木が一本立っているという、美しい場所です。

ジュリアス様はこの場所がそれなりにお好きらしく、到着した時には中々のご機嫌でした。
荘厳な感じもしますからねこの場所は。

しかしですね、何も無い場所なので、デートの話のネタもまあ無い。
「天使の広場」なんかは露天の果物だのアクセサリーだの花壇だの噴水だの色んな物があって、それを見てはバカップルよろしく、
「でも、あなたの方が素敵ですよアンジェリーク」
「ルヴァ様・・・♡」
とかやっていたわけですが、今回のジュリアス様との「約束の地」デートは、何もなさすぎる場所のせいかそれともジュリアスという男の性格のせいか、会話はこんな感じになりました。


ジュリ「・・・ところでアンジェリーク。お前の育成地の幸福度は今どうだったかな?」
アンジェ「1300以下です」
ジュリ「フッ、そうだったな。流石にわかってはいたか」


ジュリ「そういえばアンジェリーク、お前はランディの好きな食べ物を知っているか?」
アンジェ「ポトフです」
ジュリ「ほう、ちゃんと把握しているのだな」


試されるアンジェリーク。
何しに来たの?この場所に。

ちなみに他の男の好物を知っていたからと言って、やきもちを焼いて機嫌が悪くなるそんな事は一切ありません。彼は純粋にアンジェの情報収集能力を測っているだけなのです。正しく答えれば正しく評価されます。
デートって何かね。


「約束の地」ってアリオスのイメージ強くてひときわラブロマンスな場所の記憶だったんですが・・・こんなにドライなデートスポットだったのか。
ときめきメモリアルGirlsSideでは、広い芝生があったら二人で寝っ転がったりするもんだったが
ネオロマンスはやっぱちげーな。

懐かしい感覚を思い出したデートでした。

明日は仕事をしよう。
更生しつつあったアンジェリークでしたが、その明日になったらまた朝からルヴァ様が誘いに来てだな。

ルヴァ「アンジェリーク。あなたは雪祈祭(せっきさい)って知っていますか?」


!!!
あったなーそう言えばそういう祭が!!
でも概ね忘れています!なんだっけ!

ルヴァ「アルカディアでは雪は(忘れた)で、雪に祈るお祭りがあるそうなんです」

ごめんなさいルヴァ様、説明長くて聞いた側からまたしても忘れてしまった。


とにかく、アルカディアの祭ですよ。
幸福度を順調に上げていれば一定のタイミングで発生する固定イベント。その時一番仲の良い男が誘いに来るシステム。
一緒に天使の広場へ行き、白樺の小枝を探す風習があるとか、占い師のおばさんが今年のラッキーカラーを占うとか、そして最後に空から羽根が降ってくるとか、色々あってスチルも出る。

そうそう、そんなイベントだった。アルカディアの風習がなかなか素敵な印象なんですよね。
やりながら色々思い出します、しかしおぼろげな部分もまだあります。

昔やった時は、白樺の小枝・・・を、確かもらえたような・・・
あとラッキーカラーを踏襲したプレゼントももらえたような・・・


おばさん「今年のラッキーカラーは青緑!青緑だよ!」


また微妙な色だなおいって20年前も思った気がする・・・


今回のルヴァ様は何もくれなかったが・・・ルヴァは何もくれないんだっけ?そこは相手によるんだっけ?それとも好意や敬意が足りてないせいか??
うーむ・・・後者な気がするな。しくったか。

まあでもルヴァ様自身のカラーリングが青緑みたいなもんだからこの人連れて歩いてればラッキーってことでいいや。


そんな祭デートでまたしても一日が潰れ、何も進まないまま終末へと突き進んで行くアルカディア。

明日こそは。明日こそは仕事をしよう。

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