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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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六本木は森アーツ美術館で開催中のベルサイユのばら展へ行ってまいりました。

展示してあった原画の数々に1枚1枚読み入ってしまい、この漫画の傑作度を思い知らされました。
1枚でもう面白いんですよ。本当に。

オスカル、マリー・アントワネット、ルイ16世と並んでジェローデルの等身大スタンドがあったのも、地味に彼を推していた私としては嬉しい限りでした。
並びその順番でいいんだろうかとは思いました。

そして物販で売っていたコミックス11巻~14巻(エピソード編)を購入し、帰宅し、読み、ジェローデルお前すげえなとなっているのが今なのでした。

何が凄いって、あのエドガーにポーの一族に迎えられたのが凄すぎる。
まだメリー・ベル存命中のようだし、順番から行けばアランの先輩じゃないか。

ベルばら本編ではオスカルから圏外扱いされ、アンドレからはショコラをぶっかけられ、負け確の当て馬以外の何者でもなく他の出番もほぼ無かった影薄い(キャラは濃い)ジェローデルがなんでそんなエドガーに気に入られたのか。
一体何があったんだよ。

作者曰く、「ジェローデルが歳を取る姿をどうしても想像できなかった」そうですが、だったら殺せばいいじゃないの。
主要キャラジェノサイドみたいなこの漫画で彼だけ敢えて生かしとく必要性よ。
殺す事もできない、歳とらせることもできない、もう扱い困ってるじゃん、出す漫画間違えたみたいになってんじゃん。
道理で妙に浮いてる奴だと思ってた。だから好きだったんだけども!


まあそんなこんなで、ジェローデルに全部持って行かれたベルばらでした。

それにしても若いころ読んだ漫画というのはびっくりするほど覚えているものですね。
ルイ16世の最後の台詞を未だに諳んじていた自分に驚きました。
あと、彼がアントワネットの浮気に気づかされるシーンね。あんなに美しい浮気発覚現場、史上かつてないと思うわ。どの愛のシーンよりあそこが一番愛だったわ。

ベルばらよ、永遠なれ。
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