そのうち零番隊。

ペルニダ戦マユリ。
ネムから補肉剤もらって腕を直した後、再びペルニダに向かって跳んでいくマユリの姿、クソ格好良い。
カラブリで機動力低いと査定されてたけど、ペルニダの矢を全部余裕で避けながら調子に乗ってられるこの人の機動力は決して低くはあるまいよ・・・

ペルニダ戦で、自分を護るため自発的に戦闘を始めたネムを叱り飛ばすところはじーんと来ますね。
「お前の使命は成長だ！」
マユリよ、自覚してなさそうだけど、それはもう普通の親の心だよ。
つうか最終章のこの人、真面目に皆のおふくろポジションに片足ツッコミかけてる気がしてならない。そのくらい皆の面倒見てる。この気の利き方は父親っていうか母親。

「ついに自ら進化する魂魄を零から造り上げたのだ！」と彼は言っていたので。
100年後くらいにはこの人零番隊に昇進するんじゃないかと私は思っています。
零番隊、似合うと思うよ。

置くだけ藍染

ユーハバッハが霊王を殺した時に大量発生したススワタリのキモイのみたいな奴・・・
椅子に縛り付けられたまま地上に担ぎ出されて霊圧でそれを始末する藍染・・・

これが何かを彷彿とさせると思っていたんだが、今わかった。


コンバットだ。ゴキブリ退治の。


「悪を倒すのに悪を利用する事をボクは悪だと思わないね」とか京楽が言ってて、藍染もまんざらでもない顔してたけど、あの男もしかして本当は少しアホなんじゃないか、気づいて気づいて今のお前は置くだけタイプの殺虫剤と同じ扱いされてるんだよ。

この使い方が瀞霊廷における正式な藍染マニュアルになってしまうんじゃないだろうか。
何かあった時は物置きから藍染出して敵の通り道に置いとけみたいな。

ちょっと・・・可哀想になってきたかもしれない。

なんでそうなった

もっとやりようあっただろと思ってやまないキャラNo1、市丸ギン。
この人が鏡花水月の色んな事を天挺空羅で即座にバラしていたらこんなことにはならなかった・・・
最後の最後で死なないで欲しい人になって死んだのもずるかった。

この人はどんな経緯で三番隊の隊長になったのか。
平子無き後の五番隊で藍染の副隊長をしていた、と思う。いくらなんでもローズの直後に隊長に入るのは早すぎるし。
五番隊で実績を積み、それから隊長になったとすると、三番隊の隊長に推薦したのはきっと藍染だったのだろうとも思う。
そうすると表向き、藍染は市丸の恩人というか「世話になった人」にあたるわけで、二人の関係は良好に見えるのが普通だろう。
それがルキア奪還編ではあのクソほど仲の悪い感じ。
演技にしてもいきなりあんなんなったら不自然過ぎるので、きっと前々から僕たちは仲悪くなりましたっていう布石を打っていたのだろうが、どんな理由で仲悪くなったことにしたのかを考えると、なんか凄いしょぼい状況しか思いつかない。
藍染が話しかけても市丸が無視するとか？
それで藍染が「なんだか彼、隊長になってから変わってしまって・・・」て誰かに愚痴るとか？
地味すぎる上に、それで市丸を嫌い始めた藍染隊長という死ぬほど器の小さい男像ができあがってしまうんですけれども。

あるいは、五番隊副隊長してた時から藍染と上手く行かない感じにしたとか？
でもその結果ギンが出世したんなら、それはそれで藍染の器どうなのってなるんじゃないのか。
あのプライドの高い男が演技とはいえそんな目で見られる事をよしとするだろうか。

裏の関係より表の関係の方がわからないよ。どんな感じで100年やってきたんだあんたら。

平子ダメージカウント

私、数えてみたんです。

～平子が戦闘外で受けた攻撃～
１、学校で一護に突き倒されて手すりに後頭部を強打
２、学校帰りにひよ里に蹴られる
３、その直後にひよ里にサンダルでひっぱたかれる
４、その直後にひよ里に顔面を頭突きされる
５、その直後にひよ里に顔面を何かされて鼻血を出す
６、その直後にひよ里に腹か顔面を何かされて顔からの血が増す
７、ひよ里を抱えて移動中にカンチョーされる
８、一護と手合わせ中、乱入したひよ里に窓の外まで殴り飛ばされる
９、ひよ里に盾にされ、一護が投げつけたポンコツひよ里ウォーカーを顔面に食らう
10、過去編にて、ひよ里に顔面を蹴られる
11、過去編にて、ひよ里にひざ裏を蹴られる
12、過去編にて、ひよ里に「あ痛たたたたたたたァっ！！」と叫ぶほど何かされる
13、過去編にて、ひよ里に顔面を蹴られながら髪を引っ張られる
14、曳船に後頭部を張り倒される

～上記に対する平子の反撃～
１、言葉で抗議
２、言葉で抗議
３、謝る
４、耐える
５、耐える
６、耐える
７、カンチョーし返す
８、耐える
９、耐える
10、変顔で煽る
11、言葉で抗議
12、ドッタンバッタン
13、左手でひよ里の口を塞ぐ
14、言葉で抗議

なお、平子の方から手を上げた事は皆無。

人間出来過ぎ。
「カンチョーはやめろ言うてるやろ！！」って言ってたけど、裏を返せばそれ以外の攻撃は許してるということか・・・
ドッタンバッタンしてた時は枠外でやりあってるので音以外の様子がわからないのだけど、おそらく平子は防戦一方・・・押さえつける以外に彼がひよ里に手を上げるとは思えない。
ほんと、優しい。この人は。

その優しさをもしかして藍染も欲しかったんじゃあないのかと思うのは、虚化事件の時にあいつが平子に対して僕にも普通に接して欲しかったみたいな愚痴を延々かましていたからです。

あれ要するに愚痴ですよね？めっちゃ上から目線で優越感含ませて言ってるけど、結局、1ヶ月間別人とすり替わってたの気づいてもらえなくて寂しかったんじゃないのかお前。
それについては私もちょっと、平子のミスだったかもしれないと思う。平子の人間力があれば、もっと藍染に対して普通に接しても大丈夫だったんじゃないだろうか。そうしたら藍染は藍染にならなかった可能性もあるんじゃないだろうか。
昼にカンチョーされてたら夜に虚化実験とかバカらしくてやってらんないだろう普通。

ただ、平子は、嘘だらけだった旧藍染は警戒したけど、なんもかんもさらけ出した新藍染はある意味受け入れている気がする。
万が一藍染が護廷十三隊に復帰するような事があったら、やっぱり平子が引き受けるのではないか。
藍染を末席に据えて昼飯買いにパシらせ、俺はトンカツ弁当、桃は唐揚げ弁当、お前はのり弁や惣右介みたいな関係になれると思う。それで本当に藍染がのり弁買ってきたらダメ出しもしてくれると思うよ、つまらんやっちゃなぁ少しはボケろやと。

・・・やりなおした関係を見たい二人では、ある。

平子の刀のさばき方

地面に置いた刀の柄を足で踏んで跳ねあげる。場数の違いを思い知らすこのさばき方を、度を越して好きなのは私だけではないはず・・・
隊長だったって知ってから見直して悶絶した。

ヴァイザードの皆さんは現世でどんな生活をしていたのだろうか。
平子が好きに御洒落をし、ラブが漫画買ったりローズがレコード買ったりできる程度の収入はあったようだから、何か働きはしていたのだろうけれど・・・何気に元隊長が四人もいる集団だ、バイト始めても瞬く間にリーダーに成り上がって、相当稼いでそうな気はする。

100年前から自炊してりゃ料理なんかできるどころの話じゃないだろうし、洗濯もそう、アイロンがけもそう、深く考えるほど上がり続ける平子のスペック。

ていうかあの集団、絶対稼ぎも家事も男がメインで回してただろ。
隊長＝面倒見が良いってことだもの。ひよ里と白の食い扶持を、古着屋バイトの平子と道路工事の拳西で稼いでいたよ。きっと。

なんか、死んだ事にされても現世で賑やかに生きてた彼らのことを思うと、その間中尸魂界に引きこもって虚化実験やってた藍染のネクラさが際立つんですけど。
あいつ勝った気になってっけど実質負けてることに気づいてないだけじゃね・・・？ヴァイザードと藍染一味だったらヴァイザードの方が絶対楽しいぞ集団として。

いや薄々思ってたんだけど、虚化のあの事件、実は藍染かなり計算狂ってないですかね？
どう考えても一度に隊長格消し過ぎただろ。２～３年前の話ならともかく、あれ100年前ですよ。
なんの準備もできてないのに日本列島から北海道を追放したみたいな感じになって、お前は本当にあれで良かったのかと小一時間問い詰めたい。北海道が消えたらお前の好きな豆腐も消えるよ大丈夫？

また藍染出てきましたが、私は真面目に平子大本命です。平子が好きで好きで好きでやばい。