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2007年1月8日設置
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二人組にしてシチュエーションを、と言っていましたが第2回にして早くも挫折。
難しいのムウとサガはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
考えれば考えるほど無理としか思えないこの二人の関係修復。お互い本当に相手とやり直したいと思ってる。それは絶対思ってるんだが、もう二度とあのころのような純粋な気持ちは取り戻せない、みたいな。

やっぱりね、恩師を殺されたっていうのはそう簡単に許せることじゃ無いですよ。
ムウがどんなに優しくても帳消しには出来ないし、優しさで帳消しにしようとすると逆にサガは追い詰められる。ムウはサガを追い詰めたくないけれど、といってサガが元気元気で明るく楽しく生きていたら、時々急にやりきれない何かがこみ上げてくる。
超えられない溝があるこの二人を想像するとき、灯りの無い暗い部屋で向かい合って、相手を直視できずにぽつぽつと語り合う姿になってしまうんですよ。
「・・・すまない」「いえ・・・もういいんです」みたいな会話を、核心には触れないようにしつつよそよそしく話すみたいな。核心に触れないからいつまで経っても平行線、みたいな。

なので、サガの代わりにまずカノンを投入します。
薄暗い部屋の中。粗末な机を挟んで差し向かいの二人。さあ話せ、話すんだ。

カノン「ムウ。お前はサガが憎く無いのか?」

地雷男カノン万歳。
信じてたよ。あんたなら後先考えず直球で聞いてくれると信じてたよ。
別に憎くていいんじゃないか俺もあいつ大っ嫌い、そんな感じのさも当然のような顔で聞くがいい。

ムウ「憎く・・・・は無いですよ、今は」
カノン「遠慮するな」
ムウ「してません。もともと私はサガが好きでした。13年前の聖域に、彼を嫌う者などいなかった」
カノン「俺がいた」
ムウ「・・・・・。まあとにかく、あの頃は誰もがサガに憧れていました。私もその一人です。黄金聖闘士なんてサガとアイオロス以外はみんな聖域に入ったばかりのお子様でしたから、頭を撫でてもらえるだけで嬉しかったですよ。サガの手は、優しかった」
カノン「俺はその手にぶん殴られて岬に放り込まれたわけだが」
ムウ「・・・・あなたはたぶん、ぶん殴られるようなことをしたのではないでしょうか
カノン「俺は別に何もしていない!ただちょっとアテナを殺してみたらどうかと・・・・・あ、したわ
ムウ「ほら」
カノン「だ、だがサガはもとから暴力的だった!優しいとか言ってるが、あいつの手はお前の師を殺した手でもあるだろうが!」
ムウ「・・・・・けれど、私を殺しはしなかった」
カノン「それはお前が聖域にいなかったからだ」
ムウ「そんなことが何の役に立ちます?サガほどの力があれば、ジャミールに飛んできて子供ひとりひねり殺すなどいくらでもできたはずでしょう」
カノン「それはそうだが・・・・」
ムウ「サガは結局、私の前に姿を現さなかった。殺されもせず、二度と頭を撫でてもらうこともなく、私が次に再会したときには、彼は既に自分の手で胸を貫いて亡骸になっていた」
カノン「・・・・・・・・」
ムウ「憎くなかったとは言えません。シオンを殺した手は憎い。彼を殺したいと思ったこともきっとあった。でも、サガを死なせた手は辛かった。私はサガに、死んで欲しくは無かったんです、たぶん」
カノン「・・・・・・・・」
ムウ「こうして平和になって、生きているサガを間近にするのは複雑ではあるのですけれど。しかし結局のところ、過去が現在より価値を持つなんてことはできないんです。13年前のことが無ければ良かったのにと思うのは、シオンのためというよりも、サガのためになりつつあります。というか、つまり・・・・私はもう一度、サガに頭を撫でて欲しいだけ・・・・なのかもしれない、です。よしましょうかこの話は」
カノン「何をいまさら照れている。この際だ、徹底的にカタをつけろ。俺にそれだけ話せたんだからサガにだって話せるだろう。顔は同じだ。今呼んでやる」
ムウ「!いやです無理ですやめてくださいあなたとサガは違いますサガと対面でこんなこと話せません、カノン!」
カノン「まあ落ち着け。あ、サガか?俺だ。今どこだ?なに?聞こえないぞ、もう一度・・・アテネ?なんだ、聖域におらんのか・・・・・それにしても電波悪いなそっち
ムウ明らかにこっちが悪いんじゃないかと思うんですが。聖域に携帯電波が届いてるだけでも奇跡ですが」
カノン「いや、ムウがな。お前に頭を撫でてもらいたいと・・・・あ?聞こえん?あーたーまーをー・・・!!!」
ムウ「カノン!!!!ちょっと、貸しなさい!!サガ?聞こえますか?すみません、カノンがバカなんです」
サガ『?ああ、あいつは昔からバカだ。放っといて構わんぞ。帰ったら片付ける
ムウ「そんな汚れた皿みたいな・・・」
サガ『何か用があったのか?無かったら切るぞ』
ムウ「あ、特には無いんですが」
カノン「サガ!何か土産買って来い!酒のつまみも!」
ムウ「・・・カノンがお土産を買ってきて欲しいそうです」
サガ『聞こえた。仕方ない奴だ死ね。お前はなにがいい?』
ムウ「はい?私ですか?」
サガ『そうだ。お前は自分からはねだらん。昔からそうだった』
ムウ「・・・・・・・」
サガ『もしもし。聞こえてるか。切れたか』
ムウ「!聞こえてます。何もいりません、早く帰ってきてください」
サガ『ああ、それも昔から変わらんな。適当に買っていく。すまんがカノンの馬鹿!の世話だけ頼む』
カノン「ちょ、貸せ!サガ!馬鹿と言ったろう今!おい、まじめな話、土産はちゃんと買って来いよ!それから俺の携帯だが、いい加減フィルタリングを解除しろ。見たいサイトも見られやしない・・・・は?聖域裏サイトのいじめが心配?アホか!!!貴様以上に俺をいじめる奴がどこにいる!?大体・・・・もしもし!?もしもし!!くそっあの野郎切りやがった!!」
ムウ「そりゃ切るでしょうこんなしようのない話・・・」
カノン「土産買ってこなかったら本気で切れるからな俺は。久々に黄金三角だからな」
ムウ「勝手にしてください。お茶もう一杯飲みますか?」
カノン「いや、もう帰る。おい」
ムウ「はい?・・・・って、なにをするんですか。やめてください、髪がぐしゃぐしゃに」
カノン「ちゃんと本物に言わんからだ。じゃあな」
ムウ「・・・・・・・」


妄想万歳。
なんだかんだで双子が年上ぶってるのっていいと思います。
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