2007年1月8日設置
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長い間疑問だったんですよ。十二宮のトリでアフロディーテが出てきたときの星矢の気持ちはどんなもんだったろうかと。
12時間かけてようやくたどり着いた最後の宮ですよ。ここで美しさ強調されても!みたいな、なんかそんな感じがしたんじゃないか?その割にリアクション薄くないか?戸惑いすぎてどうしていいかわからないのか?
しかし最近ついにわかりました。
例えば自分があの長い階段を上り詰め、さあラスボス出て来い!という心構えになった時、リクエストに応えて現れたのが沢田研二だったらどうかという話ですよ。
そりゃあリアクションの取りようが無いわな。
そしてそもそもなんで十二宮の最後にジュリーを置いてしまったのかという疑問もあるんですが、これも何か今ならわかる。
あそこは別にアフロディーテを出したかったわけでは無いのでしょう。ただゴッド車田が最後の宮は瞬に任せたいと思い、瞬の相手は美形じゃなきゃいけないと思い、その一途な思いが突き抜けた結果、88の星座の頂点に君臨してバラまで咥えてしまったんでしょう。
アフロディーテをどうしたいとか十二宮をどうしたいかではなく、瞬をどうしたいかが投影されたのが要するにアフロディーテなんだと思います。そうでないとこの濃いようで薄い立ち位置の説明がつかない。
アフロディーテはめちゃくちゃかっこ良いとか、めろめろに可愛いとか、極端なキャラにしてしまうのが好きです。
そしてもう存在自体がやばいくらいの色気を出していて欲しい。だからこそ十二宮の末端に隔離されたんだという心意気でいて欲しい。
彼が街を歩けば長過ぎるカメラを持った野郎どもが群れで後をつけてくる、そんな変態ホイホイみたいな彼もよろしいんじゃないかと思います。
ただしエンディングは返り討ち一択です。
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