忍者ブログ
2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
[111]  [110]  [108]  [107]  [106]  [105]  [104]  [103]  [102]  [101]  [100

尚五郎ーーーー!!!

大河ドラマ「篤姫」で、後の小松帯刀である肝付尚五郎が切ないやら可愛いやらかっこいいやらでもう・・・
前回「風林火山」にて視聴者に様々な違和感を与えた反動でしょうか、今回はキャスティングが素晴らしい。
いや、風林火山は違和感も魅力だったんだけども。
ともあれ、尚五郎役の瑛太さんの演技は輝いています。どうにもこうにも尚五郎頑張れと言いたくなってしまいます。

ドラマ内の尚五郎はさわやかでお人よしで内気な性格の青年として描かれています。ほんと、初回出てきたときは心底どこにでもいそうな人でした。彼と篤姫はほぼ同じ頃に生まれ、かつ島津斉彬が直々にお守りを買ってきてくれて双方の親に手渡したという生まれる前から縁のある二人的な演出がされていましたが、この人が運命の相手だったらちょっとがっかりだなという正にそういう感じの人でした。
成長した二人は出会い、篤姫の大胆かつ明るい性格に尚五郎は恋をします。
篤姫の方はというと「いいじゃない尚五郎さん、私たち友達でしょ?」という無邪気な生殺しのスタンスで彼から幕府や藩のことをいろいろ教えてもらいます。
毎度毎度、「やですやです俺こんなことしたくないんです」と全身で訴えながら篤姫に引っ張られて密貿易問題等に首突っ込んでいた彼は、それはそれで輝いていたと言えましょう。

しかし、篤姫に男として少しはかっこいいところ見せたいという動機で西郷隆盛に剣術を習い始めた辺りから、彼の世界は広がります。
今までは篤姫を通して様々な疑問に接していたのですが、後の維新の原動力になる薩摩藩士達と触れ合う内に自ら藩の問題について考え、日本を見ていくようになります。

こうなると時代が時代ということもあって、姫君として過ごす篤姫よりも尚五郎の方がぐっと成長して行く。
今放映している辺りは正に彼が篤姫を追い越していく瞬間でしょうか。
ついこの間まで篤姫に何か言われては情けない顔したり鼻の下伸ばしたりしていた彼が、いつのまにか真摯に彼女を激励したり、藩士達を諭したりできるようになっている。
ゆくゆく薩摩藩士達が彼を中心に結束していくその理由が、なんとなく今からでも納得できるのです。
若竹のように伸びていく彼は本当に爽やかで輝いています。
尚五郎。かっこいいよ。

あと最大の見所は篤姫の父親・島津忠剛を演じる長塚京三の演技でしょうか。
どんだけ娘が可愛いんだこのお父さんは。
もうあれですね、完全にメロメロになってますね。ある意味尚五郎よりメロメロですね。
第4回は斉彬の元に家族そろって参内するため、忠剛が篤姫に挨拶の仕方とかを教えていたんですが、その姫らしくない態度に「駄目だ駄目だ!」と怒りつつも、彼女がいかにも姫らしく挨拶できたときにはものすごい満面の笑顔。溶けそうな顔って正にあのことだよ。全面から「娘可愛い娘可愛い娘可愛い」の声が聞こえてきそうで思わずこっちまで笑っちゃったじゃないか。ほんとどんだけ篤姫が大好きなんだ親父。

で、次回第5回は早くも明日。
尚五郎と忠剛。篤姫大好きな二人にある意味人生最大の試練が襲い掛かるという過酷な回のサブタイトルはその名も「日本一の男」。
・・・お父さんはまあいい。お父さんはいいんだが・・・・尚五郎が気の毒でならない。

大河ドラマサイトの人物相関図はネタバレな上に色々可哀想過ぎると思いつつ、明日を楽しみにしています。

PR
[111]  [110]  [108]  [107]  [106]  [105]  [104]  [103]  [102]  [101]  [100

Copyright © 『日記』 All Rights Reserved

Template by ゆうじ

忍者ブログ [PR]