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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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掲示板の跡地にWeb拍手を置かせていただきましたところ、たくさんの方々にパチパチや励ましのお言葉をいただきました。
ありがとうございます!マジで何よりの励みになります。個別のレスは控えますが、皆様の応援に支えられて、あと6時間後にPC修理の引き取りが来るけどせめて一作書いてアップするぜ兄弟みたいな、熱い小宇宙が沸いてきます。そんなわけで蟹話アップしました。
久々に何も考えず流れに身を任せて書いた作品でした。どれくらい考えてなかったかというと、冒頭のやりとりを書いてる段階で何の事件を起こすか未定でした。大丈夫、きっとそのうち心の小宇宙が奇跡を起こすから。そんな先の見えない書き方でした。いい方を変えると、書いてる人間が一番楽しいという奴でした。
話を書くときって、
①ネタや設定が先に決まりすぎて文章で上手く表現できない。
②文章は書く気満々だけどネタが無い。
③発想と書きが同時に進む。
の三パターンがあるように思うんですが、③が一番書いてて楽しいです。
いいのができるのは①だけどな。ちゃんと苦しんだ分そこはやっぱりそうでないとな。

二次創作をする一方で、オリジナルを書きたい気持ちも常にあります。
しかもなんかこう、勇者とか魔王とか最強魔法とか伝説の剣とかそういうベッタベタなのが書きたい。間違って何かに投稿したら設定だけで選考外にされるようなのが書きたい。だって私の青春はあそこら辺の世界と共にあるんだもの。そうだね兄さん。

ところでオリジナルでキャラクターを設定するとき、主人公よりもサブキャラに肩入れしてしまう方っていらっしゃいませんか。主人公は髪の色さえ決まってないのに、サブキャラの一人は過去20年における人生から住んでる街の下水処理法まで決まっている・・・・そんな状態に陥っているのは私だけなんでしょうか
書けねえよこんな話!主人公決まってないのにどう書き出せっていうんだよ!

なのでとにもかくにも主人公を設定してみるわけですよ。
だけどオリジナルでキャラクターを設定する時、主人公よりもその他サブキャラの方が圧倒的に強くなってしまう方っていらっしゃいませんか。だって常識的に考えて、主人公が強かったらパーティー増やす必要ないじゃないですか。魔道士がいるってことは勇者があんまり魔法使えないってことで、戦士がいるってことは勇者があんまり戦い上手くないってことで、賢者がいるってことは勇者はぶっちゃけ賢くもないってことになるわけですよ。そうした常識に基づいて勇者を構成した場合、できたのはまさに文字通り裸の大将でした。
こんな勇者いらねええええええええ!!!つーか勇者っつーか山下じゃん!清じゃん!!書けねえよもう色んな意味で!!

なので、魔力も戦力も知恵もほどほど、というまったくもって勇者らしい勇者を作ってみたりするわけですよ。
いいんだ・・・攻撃力の不足分は勇者しか使えない伝説の剣とかでカバーできるんだきっと。
でも、「こんなさして実力も無い奴がパーティー内で発言権を持つことなんかできるのか?」「発言権も無い奴がやる気満々で魔王倒しにいっくぜええええ!みたいに張り切るのは正直周りにとって迷惑なのでは??」という当然の疑問が沸いたため、勇者の性格を軌道修正。「僕が魔王を倒すなんてとんでもございません」という極めて奥ゆかしい設定にし、そんな勇者の尻を蹴飛ばす存在として面倒見の良いヒロインを配置しました。そしてこの二人で魔王退治の旅のシミュレーションを(脳内で)スタートさせてみました。


結果・・・・・



勇者は乗ってた飛行船が敵に襲われて揺れるのが恐くて動けなくなった挙句、助けに来たヒロインを巻き添えに墜落。やはり彼を旅に行かせるべきではなかったんだ、町の人は口々に噂をしあうのであった。・・・・・・



・・・・・・・・ふう。

私にファンタジーは無理なんだな。
よくわかったよ兄さん。
そんな発見をした晩夏の一日でした。


ちなみに。現在はVAIOを修理に出したので、Dynabookにピンチヒッターをしてもらってます。
スペック低いが良いマシンだダイナ。
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