今大学生の人ー。卒業旅行は無理してでもたっぷり休みとって行きたい国行ってきたほうがいいぞー。
社会人になったら本当に休み取れないぞー。取れても行きたい国が温泉とかになっちゃうぞー。ほんとだぞー。
今回でイタリア3度目でした。イタリアが好きで好きでたまらない!旅行は絶対イタリアで!・・・ってわけでもなく、私が一方的に愛してやまない国はむしろイギリスなんですが、ついにイタリアが旅行回数1位になってしまいました。なぜだ?プレセペのお導きか?
なんにせよ、恵まれた人生です。
さて、出発前に色々することがあります。
とりあえず、会社の同期の友人に聞きました。
江戸「イタリア行ってくる。お土産何がいい?」
友人「えー?お土産ー?ヴィトンのバッグー!」
江戸「あんた人が厚意で聞いてんのにどんだけ遠慮が無いんだよ」
友人「いや、でもさ、真面目な話、安かったら買ってきてよ!後で払う!」
江戸「相場がわからん。ユーロは高いんだぞ!駄目駄目!」
ところで私はこういうところで遠慮の無い女の子というのがとても好きです。「肩越しの恋人」を読みましたが、私は圧倒的にるり子が好きな人種です。
なのでできれば本当に買ってきてあげたいと思ってはいたのですが、この方面は苦手分野で相場がまったくわからず、またどれが可愛いといえるのかもよくわからず、そもそもそういう若い女性専用みたいな店は気恥ずかしくて入りがたく、とにかくまあ無理でした。
イタリアはちょうどセールの時期で、帰国してから「ほとんどの店半額だったよ」と彼女に報告したところ、半分本気でキレられました。
土産物調査が済んだところで(調査結果「適当で」)、次は身支度を整えねばなりません。
普段着はジーンズとTシャツを愛用し、外出できる服といえば会社用のスーツのみ、という女のクローゼットにヨーロッパの町並みを歩けるようなブツはないのです。買わねば。
表参道に繰り出しました。そこにいつも私が会社の服を買ってるいきつけの店があるからです。高級店通りから外れたところに。
上下の組み合わせを考える必要がないからという理由で特にドレスコードも無い職場にスーツ着用でいく私にはコーディネートを考えるのは不可能です。
しかしあそこのお姉さんならきっとなんとかしてくれよう。だっていつも「会社に着ていけるラクな服ください」でなんとかしてもらってるもの。
今回も、「旅行に着ていけるラクな服ください」でなんとかしてもらえました。
あとは化粧品です。ファンデーションが数年前から切れています。会社にはスッピンで通ってるため今まで不便を感じたことはありませんが、さすがにツアーで人様と旅行するのに化粧抜きはまずいだろうよ、一応女として。でも化粧品売り場はなんかいたたまれないから行きたくない。
結局近所のホームセンターで適当に調達しました。
あと洗面用品だとか色々必要品を買い込み、トランクに詰めました。
トランクの半分が空きました。
十日の旅行としてはあきらかに女の支度の量ではありませんが、荷物の少ないのはいいことです。向こうで何が増えるかわからないしね。
いよいよ出発です。