2007年1月8日設置
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ハーゲン×フレアの結婚初夜。女の子の責めはきっとこうするべきだった。
こっちはこっちでやっぱり心の準備ができていない夫。いつまでも窓の外眺めて月が綺麗ですねとか言ってる。
その気を見せないと駄目なのかしらとフレアが思い切って脱いでみるも、ますます顔を背けてこちらを向かなくなるばかり。せっかく可愛い下着なのに。ハーゲンに可愛いって言って欲しいのに。
ついに新妻は切れました。
フレア「ハーゲン!ずるいわ、あなたも脱いで!」
ハーゲン「!?ちょ、フレア様!?いけません、いけませんて!」
フレア「何がいけないの!?私のことが嫌いなの?・・・もしかして、あの世でいい人できたんじゃ・・・!」
ハーゲン「あり得ません!!それだけは神に誓って絶対無いです!!」
フレア「ならこの下着が嫌なの?可愛いと思ったのに・・・」
ハーゲン「いやめちゃくちゃ可愛いですよ!」
フレア「だったらどうして何もしないの!?」
ハーゲン「し、していいんですかっ?」
フレア「いいに決まってるでしょ!夫婦なのよ!?」
下手に手を出したらドン引きされるんじゃないかという恐怖に慄いていたハーゲン。フレアから逆方向の怒りをぶつけられて目を覚まします。
そうか、して良かったのか。ならどこまでもしますよ俺は。地獄の底から生き返って来て本当に良かった。アスガルドよ永遠なれ。
心から生きる喜びをかみしめ、ようやくフレアの体に手を・・・というところで部屋の明るさに気づきます。
ハーゲン「あ、すみませんフレア様。今灯り消しま・・・」
フレア「いや!」
ハーゲン「・・・え?」
フレア「暗いのはいや!あなたがまたいなくなってしまいそうだから絶対いや!」
ハーゲン「フレア様・・・」
フレア「恥ずかしいのなんて我慢するわ。だから、このままして?ハーゲン」
ハーゲン「・・・・・・」
駄目だこの人、愛しすぎる。
ハーゲン「すみませんちょっと落ち着く時間下さい!」
フレア「なんで落ち着かなきゃいけないのよーっ!?」
だって今抱いたら俺あなたをどうするかわかりませんよフレア様・・・!
声に出せない叫びを抱えてうずくまるハーゲンと、その背中をぽかすか叩くフレアで。
アスガルドの夜は更けて行きます。
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