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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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第四話 徐州の戦い

曹操の父親を殺した陶謙に仇討ちをするステージ。プレイヤーは許チョ・典韋・曹仁の中から選べます。
比較的動き勝手がよさそうな典韋で。

陣地は将から兵まで陶謙への怒りではちきれんばかりですが、そんな熱い空気とは一線を画した爽やか清らかな美形がいます。
これが郭嘉です。
兵士の噂話を聞くと、有能人材大好きな曹操が、一晩かけてしぶってたのを説得してどっかから連れてきた軍師だとのこと。
よう、お前も拾われたのかぁ、みたいな典韋な気分で話しかけると、イケメンはさすがに軍師らしく既に戦の事を考えていました。

郭嘉「徐州城までの道のり・・・。何も仕掛けがないとは考えづらいね」

ああうん、兵士も言ってた。徐州城には近づくなと爺さんに言われて育ったとか。きっと何かあるぜー。

郭嘉「できれば、私の指示に従ってほしいな。あなたを危険な目に遭わせたくはないからね


典韋(キュン)


いや、そんな描写は無いけどな。無いけども。無いけどキュンとしたと思うよ変な意味じゃ無く。
だって見てくださいよ、典韋と郭嘉が向かい合ってるこの光景を。典韋が郭嘉の2倍くらいあるじゃないですか。
そんな筋肉ムキムキの、人生常に「お前は多少危険なことしても大丈夫」と看做されて育ってきてそうな男がですよ。こんな王子様みたいな吹けば舞うような優男に「危険な目に遭わせたくないから」とか言われたら、そりゃキュンともしますわ。なーに言ってんだと思いながらキュンですわ。
郭嘉のこういうところが愛され上手というか。
なお、陣内では郭嘉に口説かれた女性の噂話も出回ってます。一人や二人ではないようです。いやー幅広いとか言われています。
・・・いいかなもう、典韋も口説かれたと思って。

そんな郭嘉が今回の戦の指揮をとります。

戦闘開始と同時に、しゃべりだす郭嘉。
ほんのわずか競り合っただけで敵が撤退するのを見て、厳しい顔をします。
郭嘉「少し嫌な感じがするね・・・」。

案の定罠でした。
「今だ!仕掛けを作動させよ!!」
敵将の号令一発、はっとして頭上を仰ぎみれば。
そこには巨大な竜の形をした転石装置が!

気づけよ。

ものっすごい見晴らしのいい空間にそびえたってるだろうが。こんなもんディズニーランドのどこからでもシンデレラ城が見えるのと同じくらい徐州のどこからでも見えるだろうが。

竜の口から吐き出される大石にパニックになる兵士たち。これでは先へ進めません。
どうするよ郭嘉!

郭嘉「さて、何か手立てはないものかな・・・」

いまから考えるの・・・?
あ、いや、いい、典韋そういうことはよくわからない。たぶんそれが普通なんだろう、軍師界では。
信じてるよ信じてるから早く何か考えて。

郭嘉はすぐに考えてくれました。転石装置とはまた別に、敵が持ち出してきた投石車に目をつけます。
「ああ、いいものがあるね。あれを利用しよう」。楽しそうです。

郭嘉「典韋殿。あの投石車を奪ってきてもらえるかな?」

典韋(キュン・・・!

いや、違うんだよ、ここまで郭嘉はずっと典韋のそばで一緒に戦ってるんだよ。嫌でも親近感がわくじゃないですか、それがいきなり名指しでお願いごとしてきたら、そりゃキュンともするわ!
典韋として、おう任せとけ!と言いたくなるわ。実際言ったわ典韋。

速攻で兵士と敵将をなぎ倒し、投石車を強盗する典韋。

郭嘉「そこからでは投石が届きそうにないね。あの高台まで移動しようか」
郭嘉「ああ、そこからなら届くね。転石装置を壊してしまおう」
郭嘉「ああ見事な物だね。見ているこちらまで楽しくなってくる!」

郭嘉マジ愛され上手。

声が優しくて楽しそうであなたに期待してるよと言わんばかりで、もうなんか、何でもしてやりたくなる。
甘やかしてやりたくなる!
ほら、転石装置はぶっ壊したぞ、先へ進むぞ、森があるぞ!

郭嘉「森か・・・。罠があるとみて間違いないだろうね。先行して様子を探ってもらえるかな?」

・・・・・・

・・・それって・・・一人で罠に引っ掛かれっていうことなんじゃ・・・・

いやいい、任せろ、この典韋は罠なんて怖くねえぜ。
「もらえるかな?」の言い方が悶絶するほど可愛すぎて逆らうことなんかできねえしな。
自分の可愛さ知り尽くしてるだろ郭嘉・・・

ほら、偵察したぞ。案の定思いっきり挟撃にあったけど粉砕してやったぞ。どうする。

郭嘉「じゃあ陶謙に挨拶に行こうか」

・・・にこやかに言ってるけど、意味考えると恐いな。
 
郭嘉もやっぱり怒ってたということでしょうか。曹操の父を殺した陶謙のこと。

ここからはマッハで逃げる陶謙をこちらもマッハで追う展開。つかまったら殺される陶謙も必死ですが、こいつを逃がすとサブステージが解放されないプレイヤーも必死です
そして奴を逃がすために登場してくるのが劉備とその仲間たち。

魏ストーリーやってると、劉備は恐ろしく日和見でまことに腹立たしい。ついこの間まで「力を合わせて戦いましょう!」とか言ってたくせに、よりによって仇の味方をするか貴様ー!一人だけデザイン刷新で格好良く若返ったからって調子乗ってんなよ!
・・・しかし劉備には劉備の事情があるはずなので、それは蜀ストーリーで見るとして。

陶謙をなんとか撃破し、劉備もへち倒してステージ終了です。

勝利の宴で郭嘉がさぞかし美味しく酒を飲むだろうと考えると、馬をすっとばしたかいがあったというもんです。
軍師殿、お疲れ。
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