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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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ハーメルンのバイオリン弾き、全巻大人買いしました。
ヴォーカル編のトロンが両親解放するまでしか読んで無かったので、10年後しで続きを読むべく。
やっぱり、この漫画のギャグにかなうものは無い。私にとって。
最高のギャグを教えてくれたと同時に、他のギャグ漫画を読めなくさせてくれた功罪併せ持つ傑作です。好きだ。

で、2日がかりで一気読みしたんです。そして思った。
ギャグだけでなく、残酷さも結構ハンパ無いな、と。
絵と言うより、ストーリー、展開が。
もともとパンドラが水晶にされるまでの流れがかなりトラウマだったんですが、今回先に進んで、リュートの最期がそれを上回ったね。
折れた両腕をフルートに差し伸べるシーンは本当にキツかった。あの時だけは助けに来ないスフォルツェンドの人間に腹が立った。リュートが可哀想過ぎてもう・・・なんであの子だけあんな目に。ご都合主義でいいから生きて返して欲しかった・・・

あと、ケストラーが凄かった。
普通な、魔王と人間の娘に子供が・・・って話があったらさ、二人の間に悲しい赦されざる恋があったと思うじゃん。
デスピサロにロザリーがいたように、ケストラーにも純粋な心があったんだと思うじゃないですか。

カケラも無かったですね。

あんなに無いとは思わなかった。あんなに最悪だとは思わなかった。
パンドラがギャグパートで私だってあんな男に引っかからなきゃねー!と絶叫してましたが、あの言葉は掛け値無しに本当だった。
いやあ・・・最悪でした。
パンドラよく性格歪んだだけで済みましたね。気が狂ってもおかしくないよ。
あまりにもケストラーが酷くて、パンドラが哀れでした。

作者凄いなあと思います。自分のキャラクターをここまで痛めつけることって、中々できないよ。特にリュート。リュート。リュートぉぉぉぉぉ。
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