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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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燃えてきたー!レポいきます!

まず、1時から始まったジャパンオープン。
日本・欧州・北米の3チームが男性二人女性二人の四人ずつでプログラムを披露し、合計得点を競うチーム対抗戦です。
選手紹介でチームごとに登場し、とりあえずランビの坊主と、北米チームが輪になって足をジタバタやってジャーンプ!みたいなパフォーマンスをしたのが可愛かったのとで会場が沸きました。

1番手はアメリカ、トッド・エルドリッジ。
もうね、トッドってだけで感無量ですよ。トッドですよ。トッド・エルドリッジですよ。旧採点に苦しんだノークワドの天才ですよ。クワド(四回転)を跳ばない最後の世界王者と讃えられた人ですよ。ストイコと二人で本当に全てやりつくすまでアマチュアでフィギュアスケートと向き合い続けた人なんですよ。彼がアメリカ人だと思うと私はアメリカが物凄く好きになります。
そんな人が目の前で滑って・・・・やべーやべー今文章書きながら泣けてきた。遅い。涙来るの遅い。
トッド兄さんんんんん貴方の時代を私は一生忘れません。
ていうか現役の時はすごく神経質そうな顔をしてらっしゃいましたが、今はなんかすごい爽やかで素敵な人になってませんか。トッドが好きだーーーーー!!!!
派手な技は無かったし、やはり36歳、FS滑りきるとなると体力的に衰えも目立つ感じでした。でもこの人の品のある綺麗なスケーティングはきっと一生変わらない。
見られて本当に嬉しかったです。

2番手は日本、本田武史。
本田兄さん!(笑) 日本の夜明けの人ですね。現在の日本のフィギュアスケートの直系の先祖というか。熱くてメンタルが弱いところとか、彼からがっちり受け継がれている気がします。
本田選手と言えば演技終わった後のあの顔くしゃくしゃにした泣き顔が懐かしいですねー。2008年世界選手権のブライアンのガッツポーズがなんやかやと言われたらしいですが、いいじゃないかあああ泣こうがガッツポーズ繰り出そうが自由にさせてやれよ、本田の現役時代なんてSPやFS終わるたびにあらゆる物が眼から鼻からダダ漏れてただろうが!それが感動なんだよ!
しかし本田選手、本日はFS「トスカ」5分弱滑りきってすっかり疲れてしまってました(笑)
滑り終わった後に膝に手をついて「疲れたー!」みたいな感じで会場から笑いを取ってました。
ちょっと兄さん、貴方まだ27歳だから。もうちょっと頑張って。それでも点数でトッドを上回った兄さん。

3番手はロシア、アレクセイ・ヤグディン!・・・・のはずだったが彼が体調を崩してしまった為に、代わってエフゲニー・プルシェンコ!・・・・が組まれていたんだが彼も膝が治りきらずに当日キャンセル。
そこで代打で登場したのがスウェーデンの若きエース、アドリアン・シュルスタイン!
申し訳なくも私は彼を知りませんでした。
けど、ハードなメロディでノリノリで滑る様子はとても可愛かったです。得意技はクリムキン・イーグル!
あの技さあ・・・元祖クリムキンがやってた時は「こんなえげつない格好の技を一体誰がどう評価するんだろう・・・」と思ったもんだったけど、可愛い男の子がやるとめっさ可愛いね
男性陣前半線の最高得点をマークしていました。

ところでな。ヤグディンとプルシェンコの故障をさ。神様あああああ治してくれえええええええ!!!
もしもそれで治るというなら私は自分の足の関節でも膝でも抜いて提供したって構わない。あの二人に関しては本気でそう思う時がある。この足だってトップスケーターにくっついてる方が足として誇れると思うよ
何とかならないものか、本当に・・・・

さて、ここから男子後半戦に入ります。

4番手はアメリカ、エヴァン・ライサチェク!怪我とジョニー・ウィアーの存在に泣かされてきた男!
でかい!!大柄で手足が長いとは聞いていたが、実際見たら想像していた以上にどでかい人でした。熊のようだ。迫力。
そして彼のプログラムが「トスカ」でした。本田兄さんと被ったー!!しかしごめん、もし自分がトスカだとしたら本田マリオよりライサマリオを選ぶと思う!いやほら・・・ライサチェクってやたらかっこいい男だしさ・・・・
ところで、男の人が「トスカ」を演じるとき、自身は何役のつもりで演じるのでしょうか。マリオ?スカルピア?
「トスカ」と言ったらプルシェンコですが、彼の時はスカルピアだと思ってました。でもライサチェクや本田兄さんはスカルピアのイメージじゃないからやっぱりマリオ・カヴァラドッシかな。

ライサチェクの演技は完璧。ノーミスで素晴らしかったです。得点も前半より跳ね上がって、現役でメダル競争の渦中にいる選手はやっぱ違うなあと思いました。
この人本当に体が大きいから、表現のダイナミックさが凄いんですよね。繊細な表現を得意とするウィアーとは真反対で、カナダといいフランスといいアメリカといいどこの国もどうしてこう配分が極端なのだろうかと思いました

5番手は日本エース、高橋大輔!
敢えて言います、ダメダメだったーーーー!!!;クワドで転倒した後、ほぼ全てのジャンプで失敗。うち転倒も2回ほど。
何でだよー!ロミオとジュリエットでしょう!四大陸で完璧にやったあれでしょう!高橋ぃー!!貴方の力はこんなもんじゃないはずだあああああっていうか直前の練習まで物凄い跳べてたじゃん!!
何があったというんだ。あれか、滑る直前に客席から「大ちゃん大好きー!」っていう黄色い声援が飛んだから動揺したのか。バッキャロー!日本のエースが女のリップサービスに惑わされてどうすんだ!!つーかそれはそれですごいロミオっぽくはあるんだが競技でそういうロミオの解釈はやめた方がいい!
うー、凄い人なのにあたかも凄く無いかのようになってしまっているのが残念すぎる。

男子最終滑走はスイス、ステファン・ランビエール。
坊主・・・いや、もう何も言うまい。
フラメンコをやってくれました!!!嬉しすぎる・・・・!!ここで劇的に完成してくれないかな、と思ったんですが、オーバーターンとクワドはお手つきだったかな。やっぱり幻のプログラムになってしまうのか。
でもあのストレートラインステップは何度見ても感動します。
これを初めて滑ったのいつだったかな、去年の世界選手権かな。アナウンサーがプログラム始まる瞬間に一言「このプログラム、名作の予感」って添えたんですよね。
そして始まってみたら正に名作。調子悪い中クワドを決めて、何かジャンプ一つをオーバーターンしたけど、他は鳥肌が立つほど完璧で。観客の心を会場一杯掻っ攫って行ったんですよ。あのビデオは永久保存で手元にあります。
会場中が「ランビ金メダル!!」みたいな雰囲気になったものでした。それをブライアン・ジュベールが四回転ノーミス演技で彼を上回って金メダルをさらって行ったんでした。あの後ブライアンは色々言われてね・・・例によってね・・・・・・しかし私はブライアンのそんな間の悪さを愛しています。ほんと間だけが強烈に悪い男ですよ。

男子フィギュアを終えた時点で、トップは欧州チーム。日本は最下位。
逆転なるか?というところで女子にバトンタッチです。まずは休憩を挟みます。

が、その前に会場アナウンスが。

「本日競技を欠場されましたエフゲニー・プルシェンコ選手から皆様にご挨拶をさせていただきます」

プルシェンコー!!!!!!
Tシャツ姿でリンクに現れた生プルシェンコはめちゃくちゃ綺麗な人でした。
何かオーラが違う。何でロシア人てあんな綺麗なんだ。

プル「コンニチハ。日本の皆さん、愛してるヨ」

ジェーニャーーーーーー!!!!
さすがエキシビ男の名をほしいままにする男!!こちらこそ愛してますよ!!

その後、プルシェンコは競技に出たかったけれどどうしてもコンディションが悪く、朝の段階で出場を断念せざるを得なかったと言い、でも夜のカーニバル・オン・アイスには出ますから、と言ってくれました。

ガラのチケット取っといてよかったと心底思った
予約するとき迷ったんですよ。時間遅いし。だがジェーニャが来るならオールナイトでも構わねえよ!!!
去っていくプルシェンコを眺めながら、早くも18時が楽しみで仕方なくなりました。


ああ本当に書ききれない。
明日続きを書きますー。
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