忍者ブログ
2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
[2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12
あるところに下山咲(しもやまさき)という場所がございまして・・・

何の変哲も無い住宅地ながら、林に野原に公園に、実にとりどりのキノコ達が生えておりました。
人間達は気づきません。彼らがそんなに多種多様だとは。彼らがそんなに生きているとは。


そして彼らが、人間達をどう思っているのかも。






菌曜連続深夜ドラマ
キノコな僕ら
第六話「その菌は愛の残骸を食った」



「・・・会いに行くって言ってない」

と、カエンタケには意地を張って見せたドクツルタケでございましたが。
やっぱり彼は、会いに来てしまったのでした。

スギヒラタケのいるという林は、下山咲の土地でも大分外れの、何となく荒んだ場所でありました。
町が出来た当初、ここは杉の人工林になるはずでした。しかしいくらか植えたところで、どうも土が合わないという事になったのです。やり直すお金も無かったのでしょう、そのまま切るでもなく抜くでもなく放っておかれて、今に至る次第でございます。

人間とは、まことに心変わりのしやすいもので。

当然、林にはよく成長もしないまま枯れた杉の木がごろごろありました。
スギヒラタケは、そんな芯から枯れた針葉樹を好んで食う、木材腐朽菌でございます。

「うふふふふ・・・いらっしゃあい」

ドクツルタケがやって来た時、彼女はとっくに気がついていて、乾いた幹の上からさも嬉しそうに笑いました。

「スギね、今日はとってもいいことがありそうな気がしてたの。そしたら、ほらね、ドクツルタケが来てくれた」

ほとんど白い傘はなめらかに襞うち、肉は薄く、偏芯性。群生する姿も可憐で、笑顔には心からの喜びがありました。
ドクツルタケは、しかしどうしてか、居心地が悪いような気がしたのです。

「・・・久しぶりだな」

と、彼は言いました。
するとスギヒラタケは、ちょっと傘をかしげてこう言いました。

「初めまして、だよ?スギはもう、昔のスギじゃないんだもん」
「・・・・・」
「スギのこと、知っててくれた?スギの噂、聞いててくれたでしょう?ドクツルタケもスギの事、考えてくれてたよね?スギね、食用やめたの。ドクツルタケも知っててくれたねえ?」
「ああ。噂では、聞いた」
「そうだよねえ!」

スギヒラタケは喜んで、ぴょんぴょん揺れました。

「じゃあ今日は、スギとお話しにきてくれたのね?」
「ああ」
「やっぱりそうね!嬉しい!スギね、ドクツルタケのこと大好きだったの。今もずっと好きだよ?だからここに来たの。ようやく来れたの。スギは、生きてる木には居られないから。死んで、死んで、うんと死んだ木じゃないと」

木が枯れてからスギヒラタケが生えるまでには、6年ほどかかるとも言われます。

「スギもドクツルタケと一緒の毒キノコになったよ?大好きなドクツルタケと一緒で、スギはほんとに嬉しいの。スギは前よりもっとドクツルタケを傍に感じられる気がする。ドクツルタケも感じてくれるねえ?スギが傍にいるんだよ?」
「・・・俺は、別に感じない」
「そう?大丈夫だよ。スギ、ずっと傍にいるから。すぐに感じられるようになるよ」

ドクツルタケにはよくわかりませんでした。
彼は話を変えました。

「俺は、お前に聞きたい事があって来たんだ」
「なあに?スギ、なんでも教えてあげる。ドクツルタケが大好きだから」
「お前、どうやって毒になったんだ?」
「!ふふ、ドクツルタケもスギのこと好きね?スギのこと聞きたいって、そういうことだよねえ。あのねえ、スギが頑張ったの。とっても頑張ったんだよ」
「・・・。どんな風に」
「人間が、スギのこと好きだって言ったの」
「?」
「スギのこと皆で探しに来るの。スギ、美味しいから。時々スギの為に喧嘩もしたの。キノコを採る人間って縄張りっていうのがあるの。誰かの縄張りには他の人間が入っちゃいけないの。入ると怒られるから、だから入らないか、こっそり入って盗むんだよ」
「!」
「スギね、何度も盗まれたの。盗む人は、自分の縄張りじゃないから、後の事なんて考えないねえ。スギのこと、根こそぎ採るんだよ。スギが胞子つくる前にもう全部採って採って・・・スギ、怖くなったよ。このままじゃスギがなくなっちゃう。消えちゃうって思った。だから、増えなきゃいけなかった」

スギヒラタケの眼は、ドクツルタケを見ているようで、さらにその先のずっと土の奥深くを見ているようでした。

「スギ、増えるためにいっぱい食べたの。たくさん栄養を取って、スギが増えれば増えるほど来る人間も増えたけど、でもスギ、負けなかったよ。だって皆、スギのこと好きだって言ってくれたから。だったらスギも頑張らなくちゃって。それで食べて食べて食べて・・・死んだ木を食べて、死にかけた木にも齧りついて、人間が置いて行ったゴミの腐ったのだって、食べたの」

そしたら、とスギヒラタケは甘いような息をつきました。

「そしたらね、人間が死んだの」
「・・・死んだ?」
「うん。スギを食べた人が、病気になって死んだ。意識がなくなって、痙攣して。急性脳症って言うんだって。スギのせいだよ?スギはいつの間にか、毒キノコになってたの」
「・・・・・」
「人間はスギを採りに来なくなったよ。ぱったりやめちゃったよ。スギねえ、ほっとしたの。もう無理矢理食べなくてよくなったから、すごくほっとした・・・すごく・・・・」

スギヒラタケは笑いましたが、ドクツルタケにはそれはただの高い声のように聞こえました。
嬉しさも面白さもそこには感じられませんでした。

「スギ・・・」
「スギのこと、あんなに好きって、言ったのにね」
「・・・・・」
「毒になったスギは、食べちゃいけない悪いキノコにされちゃった。スギヒラタケは危険です、スギヒラタケは毒キノコです、スギヒラタケは絶対に食べないで下さい、急にそんな風に言いふらして。スギ、ようやくわかったよ。人間はスギのことなんか、ほんとは好きじゃなかったの。好きって言ったのは嘘だったの。スギを根こそぎ採るための嘘だった。誰も誰も誰も、スギのことなんか好きじゃなかった!スギ、最初っから毒だったら良かったねえ!そしたら人間をもっと殺せてたはずだものねえ!人間なんて大っ嫌い!人間がスギのこと嫌いなら、スギだって人間なんか嫌いだよ!あんなに食べたくせに!あんなにスギを採って殺して食べたくせに!!」

叫んで枯れ木から飛び降りて。
スギヒラタケはドクツルタケに駆けより、傘を押しつけて呻きました。

「・・・ねえ?わかった?毒になるには食べればいいの。色んな色んな、悪いものを」

それは爛れて落ちた心の残骸を、啜ってしまった者の声でした。


まことに、キノコとは激情を秘める生き物でございます。・・・

PR



拍手コメ「(前略)或るキノコが一体何者なのか気になって夜も眠れず仕事も手につきません。とある美味な外生菌根菌でいいのでしょうか」

毎週菌曜を楽しんで下さってるとのこと、ありがとうございます。
そしてすみません、彼は美味どころかクソえげつない系毒キノコで・・・カエンタケがワルかった当時につるんでたけどカエンタケですら持て余すくらい性格が悪くてコンビ解消みたいな、そんなとこから色々経て現在の落ち着いた感じに至りました(私の脳内では)。

彼の傘の形をオールバックの髪型に表し、また見た目に地味な普通のキノコであるという点から奥二重キャラのイメージで育てております。
症状がやばいことに定評のあるキノコなので、きっとちょっと調べればお分かりになるかと思います。

あと、どのキノコの図鑑を買えば良いかですが、毒キノコの味について言及している図鑑は優秀だと思います。ネットに無い情報が載ってる図鑑が良いです。
また、植物系の図鑑は発刊が新しいものを選ぶ事も大事です。分類が近年革命的に見直されているため、例えば私が持っている八坂書房の「都会のキノコ図鑑」(2007年発行)は科属分類についてはまったくアテにできなくなってしまいました。非常に良い本なので、その辺りはWikipediaなどで補足しつつ使っていますが、これの最新版があったらなあとは思います。

キノコ図鑑は良いですよ。生えてる姿の写真に癒される。キノコを抜粋してまとめようとした人が作ってるだけあって、記述が色々キノコへの愛に溢れていますし。
あなたも楽しいキノコライフを送ってください。
あるところに下山咲(しもやまさき)という場所がございまして・・・

そこでは人間の生活と並べてもほとんど遜色ないほどに、キノコたちの日常生活が繰り広げられているのでございます。

日常というものは、色んな憂さも溜まるもので。

それはキノコも同じでございます。







菌曜連続ドラマ
キノコな僕ら
第五話「キケンな匂いのするキノコ」



「ベニナギナタタケ・・・なんで、私にあんなこと」

日もだいぶ昇って空の真ん中を通り過ぎた頃です。
シロフクロタケは一本きり、椎の木の根元に腰掛けて悩んでおりました。
彼女の傘の中にはまだ鮮明に、崩れ去ったベニナギナタタケの眼差しが焼き付いていたのでした。

「私、わからないよ・・・お互いを大切にって。だってドクツルタケは私のこと、嫌いだって言ったし」

ドクツルタケは言ってない上に言ったのはシロフクロタケの方でございましたが、彼女の中ではここまでの経緯はそういう風にまとめられておりました。

「・・・ドクツルタケの、ばか」

酷いものでございます。

しかしそんな酷いながらも泣きそうになったシロフクロタケの元へ、またしても新たなキノコが舞い込んできたのでございました。

「シロちゃぁあぁぁぁああぁぁあん!!!!」
「あっ!スナック『赤い籠』のツマミタケママ!」

赤ら頬紅に白足袋の足、高く結い上げた托枝を凄まじい臭いのグレバで固めた妖しの小型キノコ、その名をツマミタケと申します。
一見可憐なキノコに見えますが、よく見れば凹凸くっきりと腹筋の割れた角柱型をしておりまして、勢いよくぶつかられたシロフクロタケはあやうくすっ飛ぶところでありました。

「んっもう!シロちゃんたらっ!アタシが『赤い籠』やってたのはもう十年も昔のコトよッ!」

十年前はアカカゴタケ科ツマミタケ属に分類されておりましたが、

「今は独立してスナック『ツマミ』のツマミタケママよッ!雇われママじゃなくなったのよ~ぅ!」

現在はツマミタケ科ツマミタケ属のツマミタケなのでした。

「お店に長いこと来てくれないから、アタシのこと忘れちゃったのよぅ!もう!シロちゃんたら!可愛い傘していけずなんだからぁ!」
「ご、ごめんね、ツマミタケママ。でもそんなに長く行ってなかったっけ?十年は言い過ぎじゃない?」
「それくらい寂しかったのよぉぉ~~~ぅ!!寂しくて寂しくて托枝こぉんなに伸びちゃったじゃないの、見てホラこれ見て頂戴!ねッ!ねッ!?もぉーシロちゃんって本っ当に罪なキノコなんだからっ。・・・・はッ!!!そうだわ!そんな事話に来たんじゃなかったわッ!!大変なのよシロちゃん!ドクツルちゃんが大変よっ!!」
「えっ?ドクツルタケが!?」
「アタシのお店にさっきまでツチグリがいたのよッ!あいつが見たのよ!!」

それはこんな話でございました・・・



スナック『ツマミ』には、『赤い籠』時代からの常連キノコがおりました。

「ママ~~~もう一杯ぃ~~~」
「んも~~~ぅ、ツチグリちゃん。まだお昼よぅ?こんな時間からお店に来ちゃっててイイわけぇ?」
「いんだよォ俺はァ。フレックスだからァ。時代はフレックス~カンパイ!!」
「フレックスって言ったって、いくらなんでもフレックス過ぎないぃ?」
「俺はね、俺はトクベツなの。俺だけフレックスなのよ~なぜならッ!俺は仕事が、できないッ!」

・・・悲しい話でございます。

「若い奴はダメなの。フレックスできないの。残業なの、お仕事できるから。でも俺がいるとネ?ジャマなのよ。だから!フレックスですッ!家にも帰れませんッ!女房に、寝る時間まで帰ってくるなって言われたからですッ!!カンパイッ!!」
「んもーぅ、ヤケならないでよぅツチグリちゃん。ツチグリちゃんだっていいとこあるわよぅ」
「いいとこってドコ?俺ハゲてますけど。ハゲてる上に公園で子供に踏まれるキノコですけど。ママこんな俺でも好きになってくれる~?」
「もちろん好きよぅ。踏まれるのだって煙が出て面白いからでしょぅ?面白いって大事なことよぅ、自信持ちなさいよ~、そんな汲々しちゃってぇ」

ツチグリは乾燥が続くと縮んでしまうキノコなのでございます。職場があまりにドライだったのでしょう。

「俺だって・・・幼菌の時には炊き込みご飯にできるんだぜェ?誰も知らないけど!真面目な食用キノコなんですよォ!」
「知ってるわよう。ハイ、おかわり。お水多くしといたわよぅ?」
「アリガト。なのにさ、腹菌類だってだけで、出世できないワケ。いいとこは全部ハラタケ類のイケメン属の奴らがとってっちゃうワケ。傘が無けりゃキノコじゃないってことなのよ。俺は言いたいッ!傘があるからなんだっつーんですかァ!!」
「だめよう、僻みっぽくなっちゃ。傘が無くたって素敵なキノコはいっぱいいるはずよぅ」
「あぁ~?お、あれだ。カエンタケとかだろママ。あいつはイケメンだねッ。傘無いのに。いいよネ、カエンタケ」
「ちょっと。ツチグリちゃんカエンタケなんかに憧れてるのっ?だめよう、あいつ猛毒よう」
「毒でもいいよォ~見た目が良ければ毒なんかどうでもいいじゃん。俺いっそ毒になりて~よぉ~!」
「何言ってんのよッ!だめよッそんなの」
「さっきだってさぁ、ここ来る途中にさ。カエンタケとドクツルタケがいて。なんかもう、女のこととか話してんの!」
「・・・えっ?」
「もしもし真昼間ですよ~今、って言いたかったね俺は!・・・ああいうの聞いてるとさァ、俺みたいのが馬鹿らしくなってくるわけよ。毎日毎日働いてさァ、毎日真面目に生えてんのにさァ・・・なのに踏まれて・・・行き場もなくて・・・っ、ぐすっ」
「ちょっとアンタッ!!!!」
「うふぃっ!?」
「どういうことッ!?カエンタケとドクツルちゃんが一緒にいたって、どういうことよッ!!?」
「ひっ、ぎっ・・・・ママ、くるし・・・!!」


こうして、ツマミタケはツチグリの太い子実体を締めあげまして。
カエンタケとドクツルタケの詳しい会話を聞きだしたのでございます。


「・・・というわけなのよーぅ!シロちゃん!」

ツマミタケはグレバを飛ばさんばかりの勢いで説明を終わりました。
シロフクロタケは目をぱちぱちさせました。

「えっ、と」
「ドクツルちゃんは毒だけどイイ子よ!アタシが保証するわッ!お店の女の子たちにも人気よッ!ハラタケ型のほんとのイケメンよ、ツチグリとは違うわッ!」

キノコの世界も人並みに残酷でございます。

「それにシロちゃんのイイキノコでしょぅ?守ってあげたいの!アタシ!」
「べ、別に、イイキノコってわけじゃ・・・」
「カエンタケの奴、ドクツルちゃんにスギヒラタケに会いに行くよう唆してたらしいけど。でもシロちゃんっ!これオカマの直感よ、スギヒラタケは危ないわっ」
「危ない?」
「キケンな匂いがぷんぷんするわ!あの子は危ないキノコよッ!」
「そうなの・・・?」
「シロちゃんみたいな心の綺麗なキノコにはわからないかもしれないわ。でもアタシはこれでも場数くぐってるからわかるのよ・・・あの子は絶対ダメ!ダメなのよ~~~ぅ!!ドクツルちゃんを止めなきゃいけないわ!止めてあげて、シロちゃん!」
「ドクツルタケを止める?・・・でも」

シロフクロタケは顔をゆがめて俯きました。
ツマミタケの勢いに押しのけられて一時的に忘れていた心の痛みが、再びちくちくと椎の葉の先端のように蘇ったのでした。

「でも、私、ドクツルタケに嫌われちゃったから」
「えっ!?なんでッ!?嘘よッ!ドクツルちゃんがシロちゃんの事嫌いになるわけないじゃないのッ!嘘よ嘘よッ!」
「でも、嫌いって」

言っていません。ドクツルタケは。

「・・・きっと、私が、何か怒らせること言ったのかもしれない」
「そんなのッ!そんなの別にいいのよッ!女の子なんだから!笑って泣いて心をこめてごめんなさいって言えば、ドクツルちゃんは許してくれるわッ!」
「そんな」
「本当よッ!女の子が可愛いのは、そういう時のためなのよ!可愛い女とイイ男の我儘に、理由なんかいらないわ!ごめんって言って、ありがとって言って、許して愛してオールオッケーよ!!キノコって、そういうものなのよーぅ!!」

ツマミタケの言うそれは、結構な暴論ではありましたが、何より彼女(♂)の優しさがそのグレバの強烈な臭いのようにびしびしと伝わってきて、落ち込んでいたキノコを勇気づけてくれたのでした。
シロフクロタケは傘を上げました。

「ツマミタケママ・・・ありがとう。私、行ってみる。ドクツルタケが許してくれるかわからないけど、でも危ないことはしないでって止めてくる!」
「それでこそシロちゃんよぅ!頑張ってねッ!」
「うん!ありがとう、ママ!」

かくしてシロフクロタケは椎の木の下にスナックのママを残し、再び走りだしたのでございました。
一体、彼女の交友関係はどうなっているのか。

キノコとはまことに不思議なつきあいをするものでございます・・・



私の脳内で、本編にかすりもしないキノコ達がドラマを広げまくって止めようもない件。
何があったんだキノコ達よ。逃れ逃れ辿りついたこの部屋みたいな感じか。落ち葉に埋もれた空き箱みたいなのか、それは確かにキノコが生えそうな環境ではあるけれども。

強気な女が泣いた時、男に言える言葉は無い。
ただ、黙ってそばにいてやるのみ。・・・・


だから何の話なのかと。




私が完全に深夜ドラマ枠でアップしてしまっているからでしょうか
「キノコドラマにエロ要素はないんですか?キノコってエロいじゃないですか」
というコメントを先日いただきました。

そりゃキノコがエロいのは当然です。
私達が一般にキノコと呼んでるあの部分は、本来はキノコの生殖器部分に過ぎません。植物で言えば花にあたる部分です。
キノコの本体は菌糸で、それは大部分地下にあるので、キノコを植物で例えるとこうなります。










さらに人間で例えるとこうです。








変態的にエロいのも当然ですね。おわかりいただけたと思います。

ではキノコドラマでエロをやるかっていうと、やりませんよね。できませんよね。エロとか言える状態じゃないよね今現在。どいつもこいつもつきあってすらいないからね。

カエンタケなんかはキャラとしても実際の生態としても相当数食ってておかしくないですが、ベニがいるのに昔の事を蒸し返すのも野暮ってもんです。うん。
[2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12

Copyright © 『日記』 All Rights Reserved

Template by ゆうじ

忍者ブログ [PR]