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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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ナランチャがド派手に戦ってしまったことによって隠れ家にいるのはもう危ないと。
どうするどうすると焦る一同。ナランチャを責めるフーゴ、とりなすジョルノ、安定のウザ絡みをしてくるアバッキオ、その嫌な空気をふっ飛ばすように車のリアゲート開けて現れるミスタ。

ミスタ「ブチャラティ………!!『ボス』から、伝言が入ったようだぜ……!!」

3点リーダーの多さにまだ大声出すとお腹痛い可能性を感じます。

ミスタ「ボスはこうやって幹部に命令を送ってくる!どんな人物が送っているのか……逆探知できないからな……。それが初めてブチャラティに送られてきた!!」

ジョルノに継ぐ新入りの割に妙に詳しいミスタ。
なんで初メールなのにそんな自信持って解説できるん。

チーム内に裏切り者を作るつもりだったが廃案にしたという荒木先生のお話で、フーゴが第一候補だったそうですが、個人的にはミスタ裏切りルートも結構ハマったんじゃないかと思ってます。
ジト眼で金が好きで仕事ができて飄々としていて、ミスタが裏切るなら相当クールな感じで裏切ってたんじゃないかと。それはそれで格好良さそう。
ただしスタンドに圧倒感が無いので誰か協力なスタンド持つ奴とタッグを組む必要はある。

ボスからの指令メールは以下の通りでした。

ポンペイの遺跡に行け。
「そこの『犬のゆか絵』のところに
 鍵(キー)がおいてある」

それを見つけろ。
その鍵(キー)は わたしのところまで
娘を安全に連れて来れる
乗り物」の鍵(キー)だ。



このクセ強メールよ…

ツラも指紋もわからなくても文体から人物特定できそうな勢いで癖強い。
「そこの『犬のゆか絵』のところに鍵(キー)がおいてある」
この文だけなんで誰かの台詞みたいに入ってんだ。ここだけドッピオの報告か何かか。
鍵に執拗に(キー)の読み仮名を指定するのもなんでなんだ。


その「乗り物」に乗れば
おまえたちを追う「裏切り者」には
決して見つからずに移動できる。


嘘つけ。


ペッシにも見つかるしプロシュートにも見つかるしベイビィ・フェイスにも見つかるしトラックの運転手にまで見つかったわ。
亀が電車乗ってても目立たないと思える、そんな感性だからあんなイカれた髪で外出歩けるんだ。

…ボスへのツッコミはいいんですけども。

私が好きなのはこのメールを受けて「あそこの『犬のゆか絵』について調べろ!」とブチャラティに言われた時のミスタの反応です。

フーゴが地図を出して開くと同時に、棚から美術書出して開くミスタ。

見たか彼の文化人っぷりを!
凄くないですか?犬のゆか絵がどの本のどこに載ってたか瞬時に思い出して提示できるんですよ。
ミスタは時間があればしょっちゅう本読んでますからね。文武両道たぁこのことよ。
なんでギャングの車の中にこんな格調高めの本あるんだろう。

ポンペイに行くのはフーゴ、アバッキオ、そしてジョルノに決定。
誰もいないポンペイならフーゴが行っても大丈夫だろう、そんなブチャラティの思慮が伺われます。
しかしナランチャを単独でお使いさせてまずいことになったので、今度は複数人で行かせたい。
戦闘ができて元気な奴ならもう手札はジョルノしか残ってないが、パープル・ヘイズを知らない15歳にそのままお供させるのは外道が過ぎる。
それでなんだかんだ面倒見が良いアバッキオつけたんでしょうね。
ジョルノと仲良くなる良い機会かもしれませんしね。
加入からまだ1年にしかならないミスタも「滅多に出さない」と言われるパープル・ヘイズを知っていたのか、ちょっと気になります。

ジョルノ達がポンペイに行ってる間、ミスタはブチャラティやナランチャと留守番をして「トリッシュを守る」ことになりました。
彼らの描写は特に無いんですが・・・

・・・・

ミスタ、めっちゃ家の外の見張りやらされてそう。


ブチャラティはトリッシュの側にいるだろうしナランチャもそこに溶け込めそうだけど、ミスタは入れなそうな気がする。ミスタが来ると話の方向性がデリカシー無くなるからトリッシュが常にも増して黙りこむとかそういう感じになりそう。
美術書を愛し、好きな音楽が「カーペンターズ」であるほどの和やかな趣味の男がどうしてそんなイメージになってしまったのか…

…余談ですが、私はミスタのプロフィールの「好きな音楽」を見た時、もしかしてカーペンターズって私が知らないだけで人殺す歌とか歌うバンドなのかなと本気で疑って調べました。
未だにそんな歌は見つかりませんが、でもわからない。サブスクに載ってないだけかもしれない。

ポンペイ編で不思議なことの1つに、イルーゾォがなんでポンペイにいたのか?っていうのがあるようですね。
ほんとに…なんで、いつ、ポンペイ行きがばれたのだろう?

私が真っ先に疑ったのは、ボスがメール送信ミスったんじゃないかということでした。

あのクセ強メールからはBCCミスってやらかす三十代の臭いがする…
blono.buccelatti@g.passione.ne.it と打つべきところを
bluno.buccelatti@g.passione.ne.it とかやらかして、それが暗殺チームの張ってたダミーアカウントだったりしたのではないか?

でもそれだったら、目的が鍵の入手であることを知らないのは変なんですよね。
同じ理由で、この時はまだプロットにあったであろうチーム内の裏切り者が教えた説もボツになる。ポンペイ行きを教えるんなら鍵のことも教えるよなあ…

金で雇われた街の人々が怪しい車に見を配ってたことも考えられますが、行き先がポンペイだというのが果たしてわかるのかという。

ボスが意図的に情報流したんですかねぇ。暗殺チームを釣り出すために。
一応、裏切り者を一週間で全員片付けるつもりだったようですからね。
全ての戦闘でブチャラティチームが勝利したのでわかりませんけれど、もしこちら側が負けて暗殺チームが勝ってたら、そいつは次の瞬間ドッピオに殺されてるみたいな未来があったのかもしれません。
「そこの『犬のゆか絵』のところに鍵(キー)がおいてある」
やっぱあれはドッピオの報告だったんじゃね?
あいつこそ鍵置きに来てそのまま離れた柱の陰から見てたんじゃね。


ポンペイでのイルーゾォ戦は、パープル・ヘイズのインパクトに9割持って行かれます。
誰もイルーゾォにびびらない。鏡の世界なんて怖くない。
むしろカラスが落ちて来たあたりから明らかに元の世界に戻る方がやべえという雰囲気が醸しだされている…
カラスの死に様にどん引きしているイルーゾォの顔が私は大変好きです。

また、マン・イン・ザ・ミラーはスタンド紹介の顔が不気味すぎて苦手だったんですが、ウイルス感染したジョルノを引っ張り込んでしまった時の

「………………………」

と、パープル・ヘイズ相手に最後超頑張ったけどダメに終わるのが凄く可愛くて、今はかなり好きになっています。
パープル・ヘイズはさ、見た目ものっそ強そうだし格好良いしでさ、マン・イン・ザ・ミラーがなんかとっても可哀想なのよ。スタンド界ののび太に見える。


次はいよいよヴェネチア超特急です。ミスタがミスタる回だ。

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