2007年1月8日設置
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アフロ「・・・で、シュラ。君の不倫の話に戻るが、相手はあの冥界の人妻でOK?」
シュラ「誰のことだ。しとらんと何度言ったら!冥界のって・・・まさかパンドラか?」
デス「はいビンゴー。一発で名前でた―。きたよこれオイ、でかしたアフロディーテ」
金魚、Vサインを出す。
シュラ「いい加減にしろよお前ら。冥界に女など一人しかいなかっただろうが。名前が出ない方がおか・・・」
アフロ「俺の目に入るのはお前一人宣言来た!どうしようデスマスク、なんかドキドキする」
シュラ「・・・・」
デス「いや怒るなって怒るなって、手ぇしまえよそんなに怒るなって!お前の冗談に乗ってやってるだけなんですけど俺達は!?さきに言ったのそっちじゃねえか!!」
シュラ「・・・言わなきゃ良かったと心底後悔している」
アフロ「しかしシュラ。実際、いい雰囲気だったではないか、君とあの女は」
シュラ「いつ!?」
アフロ「ほら、皆で塵になる直前。ハーデス城で、君はあの女の肩を後ろから抱いて」
シュラ「やっておらん!」
デス「そりゃお前、ヤるような時間あの時無かったからな」
シュラ「わかってて言ってるな貴様・・・?」
デス「違うって、からかってるんじゃねえって。本当に俺らそう見えたんだって!」
シュラ「嘘をつくなよ。現場にいなかっただろうがお前らは!」
デス「それがいたんだな実は。いいか?良く聞けよ?ラダマンティスにやられた俺達はどうなったかというと、はい地獄に落ちました。でも俺達も腐っても聖闘士なわけだ。ムカついたわけですよあの一本眉毛に。それで、正攻法じゃ勝てねえなってことで、あいつの弱みを握るために地獄をうろつきまわりました。ここまでいいな?」
シュラ「良くは無いがな。まあ・・・それでどうした」
デス「で。あれは血の池地獄あたりだったか、番してたやつらが喋ってたんだな、ラダマンティスとパンドラが実はデキてるって。それで俺達は、こいつは良い事聞いた!聖戦とか言って結局女とやってんじゃねえかあのクソ眉毛!って勢いづいてハーデス城まで這い上がってきた、そしたらそこでお前がそのパンドラを寝取っていたと。・・・いやーあの時は俺たち柱の陰で、ナイスガッツシュラ!!っつってハイタッチしながら本当なんの心残りも無く夜明けの薄明かりに飲まれたわ。以上、そんなことがありました」
シュラ「ありましたではないわ!!お前ら恥ずかしくないのか聖闘士としても人としても!!俺は寝取ってなどおらん!パンドラの方も根も葉もない噂だろうが!」
アフロ「君は潔白でもパンドラはどうだかわからないではないか?一目見た時から私は思っていた、凄く人妻っぽい女だなと」
デス「やめとけアフロ。要するに老けてるって言いたいのはわかるが、あのアテナ抱えてる俺らにそれを言う権利はねえよ」
シュラ「お前ら・・・俺だけならまだしもアテナに無礼は本気で許さんぞ。それに、パンドラもそういう女では無い。ラダマンティスの妻になるどころか、冥界の中では誰にも近寄られず、むしろ孤独を感じていたようだった」
・・・・
デス「・・・ようだった、って、なぜお前がそれを知ってる・・・?」
シュラ「戦いが始まるまでは二人で話す時間があった。割と」
デス・アフロ「・・・・・」
え、やっぱお前、マジでなんなの。
これもシュラの笑えない冗談なのかどうなのか。
見わけがつかず、沈黙する蟹と魚です。
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