すると、IF失敗では背中から刺さった矢が、IF成功では前から懐に刺さるのがわかりました。
そうか、呂公だったら後ろから狙ってくるけど、雑魚だったら前から狙ってくるから玉璽で命が助かると言うことか!ケツに詰めていたわけでは無かった!呂公倒したのも無駄ではなかった!
良かった(何が)。
まずは第一章、襄陽の戦いで孫堅の暗殺を阻止するぞ!
その為には、えっと・・・
・・・
・・・時間が経ちすぎて親父が誰に殺されたか忘れていたので、レビューを見返しました。
いや、紫色のモブだったことは覚えてるのよ。名前だけがちょっとね・・・
ふんふん、呂公ね。途中で一時撤退する時があったようだから、そこを狙って、殺られる前に殺ればいいのね。了解。
それとキャラクター選択ですが。
前回は孫策使ったけれど、この男が暗殺に目ざとく気づくとはちょっと思えない。自分も暗殺されてるくらいだ。
といって孫権が父親を救ってしまうと、今後の兄弟の立場が微妙になってきやしないかという心配が。弟の方がデキルみたいなことになっちゃうとね。色々面倒ですよ。
そうなると、孫尚香か。うん、彼女なら女の直感で暗殺に気づいて阻止できそう!決まり!
・・・なお、韓当は目立つことしか考えてないので論外とします。
戦闘開始!
孫堅「まずは眼前の敵将兵を叩く!」
はーい父様!兄様が西へ行ったから、じゃあ私は東の敵を狩りに行くわね・・・
孫堅「尚香は俺についてこい。中央を突破するぞ」
キュン。
孫堅、いいパパじゃん!何だかんだ言って娘が心配なんじゃん!あんまり遠くに行かせたくないんじゃん!
わかった父様、じゃあいっしょに黄祖を撃破しましょ!
しました。
尚香「もう~、父様すごすぎるわ。これじゃ私の力見せらんないじゃない」
孫堅「はっはは、じゃじゃ馬め!」
娘可愛がりすぎだろ。
確かに尚香めっちゃ可愛いけど。こんな娘いたら手放したくない気持ちすっごいわかるけど!
でもこのまま孫堅生存していったら、尚香は果たして劉備と結婚なんかできるのであろうか。
私が父親だったら絶対許さん。ツラがむかつくという理由で間違いなく破談させる。
襄陽城の周りの拠点を落とし、包囲を完成させ、東の間道から奇襲をかけに上ります。
そうそうこの道、敵がざっくざくだったんですよね!千人斬りもあっという間!楽しー!・・・
呂公「孫堅がここまで攻めてきたということは、黄祖様が討たれたというのか・・・!」
は!呂公の台詞が発動した!
呂公「黄祖様の仇、なんとしてもとらねば。一度退き、孫堅の隙を窺うのだ!」
前にも言ったけど黄祖は逃げただけで死んでないっつーの!
その誤解を解いてIF回収してやるわ。
さーて、あいつどこに・・・
・・・
遠い!!!;
ちょ、城内じゃん!あれまず奇襲を成功させなきゃ入れないじゃん!
しかも最短の離脱口に向かってるし、間に合わねえええええええ!!
待って待って待って、ちょっと・・・!
呂公「よし、ここまでくれば大丈夫だ。一時身を隠して・・・」(呂公、撤退!)
・・・・
失敗してしまった・・・
そんな・・・だって、こんな・・・・
・・・・
だ、駄目だ駄目だ!やり直し!!
そんな二回も三回も孫堅死なせるわけにいかん!
はいはいはいはい!ここまでは何かの悪い夢だった!孫尚香仕切り直し行くよ!!
仕切り直した少女は、冷徹な鬼と化していました。
雑魚なんて何人斬っても同じ事。私の欲しい首は一つだけ。
間道を一直線に駆けあがり、守っていた武将を即死させて跳ね橋を降下。城内へ侵入。
呂公が台詞を終えて逃げだしたときには、辻ひとつ隔てたそこに彼女がいて。
はじめまして呂公。私が孫尚香です(斬)
呂公「こ、このような無様を晒すとは・・・!」
・・・IF回収、完了。
脳裏に、無表情で返り血を浴びて佇む孫尚香の姿が浮かびます。
ひとつの暗殺を阻止しようとして、逆にとんでもない暗殺者を育ててしまったような・・・
違う意味で嫁にいけなくなってしまった・・・
そこから総大将・劉表を倒すのは児戯にも等しいことでした。
だってすぐそこにいるんだもの。フフフ。
孫堅「よし!この戦、我らの勝利だ!」
娘の魂と引き換えに命を永らえた孫堅。
ともあれ、IF回収は成功・・・
と思ったその時、一陣の風が。
孫堅「ぐっ!!」
孫堅が馬から転がり落ちて・・・
ええええええ矢が刺さってんですけど!!
嘘ォ!?呂公の撤退阻止ちゃんとしたよ!!?
兵士「こ、黄祖様の仇!!」
何これ!?呂公じゃないよ!?普通の兵士だよ!
どういうことだあああああやっぱり雑魚も殲滅しておかなければIF回収できないってことか!?
しょっぱなからどんだけ殺せというんだ呉伝よ!
孫尚香「そんな!父様が死んじゃったら・・・!」
ああ、さすがに親父の死の前では尚香に人の心が戻った。泣き崩れている・・・!
孫堅「・・・はっは、そう簡単に殺してくれるな」
!!!?
そ、孫堅!?無事なの!?
孫堅「まさか・・・こんな物に命を救われようとはな」
身を起こしながら懐から取り出したのは・・・
韓当「ら、洛陽で拾った玉璽、ですか!」
まさかのベタオチ。
そして呂公まったく関係ねぇ!!!
ぜんっぜん呂公の意味ないじゃん!!!!あいつの撤退がどうとかいう話じゃないじゃんこれえええええええええええ!!!!
玉璽をどこにしまったかっつーそれだけの違いだよね!!?じゃあ何、むしろ死んだ前回はどこに持ってたわけ!?ケツにでも詰めてたんでしょうか!?
黄祖が死んだと勘違いして仇討ちしてくる呂公も酷いけど、呂公のせいだと勘違いしてIF回収する孫家はもっと酷かったよ!!腹が痛いよさすがだコーエー!
ただ、ここから引退を決めて孫家を息子に託す孫堅があまりにもかっこよかったので、IF回収して良かったなって心から思いました。
孫堅早く使いたいよー!!
史実ルート最終章、ボス敵・魏との戦いです。
決戦の地は因縁の合肥。敵はかの地に戦闘用の城を作り、守りを固めてきたのです。
石亭の戦いから5年、孫権は合肥を攻略すべく軍を起こしました。
亡き兄達の遺志を継ぐ若き虎、孫権。
やはり亡き父の跡を継ぐ覇道の後継、曹丕。
天下の行方はどちらの手に。
・・・と、ここまではオッケーですよ。最終決戦にふさわしい前振りですよ。
導入ムービーも、孫権を中心に結束した孫呉の姿がとてもいい感じで見られましたよ。
そんな孫権をプレイキャラに選択したら、陣内会話では周泰、陸遜、練師に、これまでの礼と、そしてこれからの期待の言葉をかけていきました。素晴らしいじゃないですか。
石亭の戦いの時に「酒に酔って、体の傷を見せろと周泰に絡んだ」と兵士から顰蹙を買っていた彼が、今回は素面で「この戦に勝ったらお前の傷の話を肴に杯を交わそう!」とまだ言っていたり。
「乱世の先、平和を維持するための戦いでもお前は私を支えるのだ。頼んだぞ」と、陸遜に言っていたり。
「孫権様のお側で歩めて幸せでした」という練師に「おい、変な言い方をするな。これからも私達は共に生きるのだからな」と照れて見せて、一体お前らいつの間にデキてたんだとプレイヤーに思わせたり。
ツッコミどころは色々ありましたが、でも全然オッケーですよ。清々しいですよ。ほんといつのまに練師と進展してたのフラレ小僧孫権。
凌統「先に逝った奴らに、見せてやりましょう。孫呉の天下ってやつを」
・・・凌統が泣かせてくれる。呂蒙も甘寧も死んでしまって、残った彼は一人、飄々とした人生観を掴んで生きているような気がする。
丁奉「孫呉のため!そして天下のため!某の拳、戦乱の世を砕かん!!」
怖い。
兵士「乱世を締めくくる真の英雄は孫権様・・・。最近、そんな気がしてきました」
最近かよ。
結構経つよ。孫権が呉の責任者になってから。
まあ、まあでもオッケーですよ。兵士の士気も高くていいんじゃないでしょうか。最終決戦の雰囲気ちゃんとありますよ。
で、出陣するじゃないですか。
陸遜が「まずは手近の拠点を落としましょう」って言うじゃないですか、いつも通り。
それで拠点を落としたら「衝車を出して城門を破りましょう」って言うので、城門前の敵を一掃するじゃないですか。ここまではもう無双的お約束の展開と言っていい。
ここからよ問題は。
普通だったら衝車の2、3発でぶち破られるはずの門が、突如現れた巨大な円刃の振り子によって完璧に守られ、逆に衝車が破壊される羽目に。ををを、これは予想外だ。
インディージョーンズ最後の聖戦で、遺跡に入ってくる者の首を片っ端から斬り飛ばしたあの仕掛けと大体同じものが出た思っていただければいい。
あるいは、戦国無双1の城内戦で心底邪魔だった、あの振り子刃が出たと思っていただければ。
・・・そうか。衝車対策ってこういう手段があったのか。考えた人天才だな。
こうなると正面突破は無理なので、呉軍は二手に分かれ、西と東の門から新城に侵入することにします。孫権は西から。周泰と陸遜は東から。
で、今度は首尾よく入り込めたんですが・・・
城の内部には様々な仕掛けがあってですね・・・
まずは通路横に巨大な堀がめぐらされ、その堀の向こうから連弩砲で狙い撃たれるという仕掛けがあって。
その次は火焔車が出てきて。・・・この火焔車って兵器の中でも相当タチ悪いと思う・・・
さらには巨大な風車が暴風を巻き起こして行く手を遮ると言う、城主の性格の悪さをこれでもかとあらわした造りになっているんです、この城は。
しかも道がめちゃくちゃわかりづらい。恐ろしくねじくれている。
曹丕・・・なんてやな奴なんだ・・・
仕掛けだらけの城っていったら魏伝の宛城もそうだったけど、でもこの合肥新城に比べたらあそこはまだ人が住める環境だった。ほんとに。
ていうか、宛城も新城も仕掛け作ったの絶対賈クだろ。だって似てるもんコンセプトが。宛城の上位互換みたいだもの新城。
しかしその賈クは今回登場なし。現れる敵将は、王異、李典、曹仁。東では楽進や許チョと刃を交えている様子で、倒すと撤退バージョンで消えます。
で、敵将を一掃しながら迷いにい迷ってようやく曹丕にたどり着いて。甄姫と一緒に撃破して。
締めのムービー開始ですよ。
そしたら。
曹丕「ふ、思いあがるな。・・・この城は合肥ごとくれてやる」
いやいらんわこんなやっかいな城。
曹丕「だが、ここからが始まりだ」
孫権「なに?」
孫権が問い返して詰め寄ろうとしたその時、どこに隠れていたか大量の兵士が現れる。曹丕を庇いつつこちらに刃を向けて。彼らの中心になっているのは李典。
おのれ、さっき「さ、撤退撤退」とか言いながら負けたのは偽りだったか!しかし睨みつけてくる目がとてつもなく格好良い!やっぱり李典ってしゃべらなければ非の打ちどころのないイケメンだよね!
とか言ってる場合じゃないんだ、まさかここから彼らと仕切り直しのもう一戦なのか・・・?
と思ったら。
曹丕「退くぞ」
李典「え!?」
あ、しゃべっちゃった。しゃべると一瞬で三枚目だな李て・・・
李典「はあ・・・・・・ま、そうおっしゃるなら・・・」
ごめん、ここの表情が最高だったわ。
やっぱしゃべってもお前はイケメンだ李典ーーー!!たとえ何かの間違いで現代に来ても、雑誌モデルから俳優にスライドしてポスト阿部寛を狙って行ける!!本気で!!
曹丕「虎よ、乱世の果てでまた会おう」
そして曹丕の去り方に鹿賀丈史を感じる。
なんでしょうね、一歩引いてから向きを変えて走り去っていくあの感じが劇場っぽいんですよね。
結局、曹丕をはじめとする魏の将兵は逃げてしまい・・・
孫権は改めて魏の大きさを思います。魏は、この城ひとつを戯れに捨てられるのだな、と。
孫権「だが、虎は駆ける。戦い続けよう、野心と戦乱の絶える、その時まで!」
こうして合肥新城の戦いは、ある意味完全な勝者が無いまま終わりました。
呉がずっと、尊い犠牲を乗り越えながら前向きに走り続けて気持ちを盛り上がらせて来ただけに、一転暗い城の中で迎えたこの終わり方は、希望と言うより挫折に感じられました。
で。その後の孫呉なんですがね・・・(エンディングムービー)
丁奉「ぬぅぅぅううううがああああああ!!!!!」
のっけから敵兵の頭を掴み上げて投げつける鬼の形相の丁奉。
兵士「!?・・・グ・・・!!」
凌統「・・・・・」
夜陰にまぎれて敵兵を絞め殺す凌統。
鈴つけてるやつがいなければ夜襲なんざこの通りですと言わんばかりに。
そして、
陸遜「今です!」
奇襲をかけて敵の兵站を全焼させる陸遜。
・・・いや、普通に戦してるだけなんだろうけど・・・でも、映像がなんか凄く怖い。黒い。乱世がますます深まってる感がある。
周泰「・・・殿」
孫権「ああ。始めるか」
心なしか孫権の目も何かに取りつかれたかのように虚ろだ。声も冷たいような。
練師「・・・・・・」(笑顔でそっと寄り添う)
この流れで優しく微笑み頷く彼女もなんだか恐ろしい。
何か・・・蜀の劉禅と同じ匂いを感じなくもない・・・
改めて思い返せば、確かに孫権はこの女にいいように動かされていた。
彼が帝を名乗るのを迷っていた時、最後に言葉をかけて決断させたのは彼女ではなかったか。
さらに石亭の戦いの時には、「主導権は練師殿が握っている」みたいな噂が兵士の間に立っていた。最早孫権は彼女の傀儡に過ぎない可能性がある。
この女・・・実は妖狐か何かなのでは・・・・・・
孫権「進め!猛き虎達よ!その爪牙で、乱世を断つのだ!!」
孫権率いる呉軍が、夕暮れの戦場へ一斉に駆けだして、幕。
うーむ・・・終わりの無い修羅だ。
孫権の晩年の混乱を知っていると、ちょっと明るい風には捉えられない。
同じ戦乱続行エンディングでも、蜀より暗い感じがするのはなぜなんだ。やっぱり直前までがものすごく明るかったせいか。こんなはずではなかったと思わずにいられない。
なのでやはり呉伝にもIFは必要です。
いらないとかいった私が悪かった。
多少うるさくなっても構わないじゃないか!暗いよりは!
フラグ回収頑張るぞー!
すっきりしねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにこれえええええええええええええ!!!!!
新しい!ここにきて超新しい!!
すっきりしないからIFに行けっていう誘導かつてねえ!!!
しかもエンディングムービーが超怖えええええええええええ!!!!!
呉がどす黒い残虐集団と化している!!!
こ、こんな国の為に戦ってきたのか!!!!馬鹿なあああああ!!!
違う!!!呉は、呉はこんな酷い国じゃない!!!
IF!!IFはよ!!!!!マジではよ!!!!!!!!
第十一章 石亭の戦い。
呉は蜀と再び同盟を結び、残す敵は曹魏のみとなりました。
夷陵の戦いから6年、魏が南進を開始し、国境付近の呉軍は苦戦。敵に投降する者まで現れ始めます。
この危機を打開すべく、周魴が考案した策を持って魏軍を撃退する、それが今回のステージです。
どんな策かというと、
・周魴が呉の悪口を書いた書状をもって投降したフリをし、魏軍に潜り込む。
・内側から誘導して敵将曹休をいい地点までおびき出し、燃やす。
という策です。孫呉らしいですね。
書状は周魴と陸遜が協力して書いたそうで、内容は「呉が滅ぶ理由」の羅列だとか。
それを知った孫権が、陣中会話で陸遜に尋ねていました。
孫権「投降の偽書だが・・・何やら孫呉が滅ぶ理由を列記したらしいな?どのような理由か、私にも聞かせてくれ」(胡散臭いほど優しい笑顔)
晩年のやばさの片鱗がここに。
あれは方便だと大慌てで弁明する陸遜、しかし「ほう?それならばいいのだが?」と言った孫権の顔に、もはや笑みは無かった。おいおいおいおい。
彼の酒癖の悪さも兵士の噂に上ってるし、ちょっと待て待て。風向きおかしいよ。
ここまで呉の史実ルートは犠牲を出しながらも極めて前向きに来てたから、IFルートいらないんじゃね?って思いもしたけどさ、え、なに、晩年の孫権の暗愚っぷりを露呈させることでIFの必要性を認識させる感じ?
孫策が生きてればこんなことにはならなかった・・・というところからのIFなの?
じゃあ史実ルートこのまま行ったら、エンディングで陸遜が憤死するとか?
バッドエンドすぎる。
いくら史実ったって孫呉が内部崩壊するのをムービーで見たくは無いぞ!まさかやらないよなコーエー!
・・・くそっ、董卓の股間で全てを始めるゲーム会社に「まさか」が通用する気がしない・・・!
嫌な予感に怯えつつ、とりあえず出陣です。
指揮は陸遜がとります。
プレイキャラは、選択肢に初登場した丁奉でいきます。
丁奉。見た目はものすごくゴツく、牛1頭を骨まで喰いそうな顔をしているが、中身は故郷の風景と詩を愛する風雅な人。外見と内面のギャップキャラですね。
そうすると、第二武器は久々にあれで行きましょうか。旋風の恋心双杖。蜀の最終章で劉備に持たせて後悔した、ハート形のアレです。劉備はハラタツ感じになったけど、丁奉は心に乙女飼ってそうだし、割と行けるんじゃないか。
よし、レッツ戦闘!
まずは敵に進軍のきっかけを与えるため、南の拠点を落とします。
すると曹休が動き出し、周魴が計略地点へ誘導するので、こちらは撤退を装って西へ一時退却します。
この間、敵に見つからないように気をつけろというミッションが出ています。
・・・わかった。こっそりやる。大丈夫、今回もう呂蒙も甘寧もいないから。
得意武器の断月刃は、でっかい環状の刃を振り回して攻撃する、迫力のある武器です。
これでやられるのは相当痛いと思うよ・・・怖ぇー・・・
しかし無双乱舞ではその武器がいきなり消失し、歌舞伎ポーズの見得でふっとばすという荒業にチェンジ。どういうキャラなんだお前。
あと、C1からのEX攻撃が、相手を掴み上げて至近距離から睨んだ後に放り投げるというものなんですが、これもやられる方は相当怖いと思います。
そんなことを試しているうちに、曹休が火計にかかりました。
よーし、とどめを刺しに行くぞー!
曹休「騙されたとて、わしも魏軍を率いる将!せめて一太刀報いてやる!」
その根性を蜀伝の定軍山で見せて欲しかったぜ。
あの時、お前が何度やっても法正に撃破され続けてくれたおかげで、全IF回避ができなかった・・・
ここで第二武器に切り替えてみます。発動しろ旋風の恋心よ!見た目の怖さを和らげるんだ!
が。
すごい!丁奉!ハート型をもってしても、何一つ和らいだ感じがしない!!
大喬の動きだと全く思えない、引き続き怪物が暴れてるようにしか見えない!!
「ウガア!」「ガァア!」「ウゴァアアア!!」と聞こえるこの図太い掛け声がいけないのか!?確かにこれだけ聞いてると詩どころか人語を解するとも思えないくらいだ!!それとも単にもうこのドでかい体がいけないのか!?
外見が動きの印象を凌駕するって中々無いぞ。恐るべし丁奉!
司馬懿「敵の策に翻弄されるとは・・・。曹休め、とんだ愚物よ」
あ、曹休倒したら司馬懿が来た。怒ってる怒ってる。
なんか嬉しい、司馬懿が登場するとわくわくする。
ミッション変更で、ラスボスが曹休→司馬懿に変わります。
もうあらかた敵も倒しているし、すぐに司馬懿を目指して突撃できるので、このステージはあっさり目ですね。
司馬昭「まあまあ、そんな怖い顔するなよ。気楽にやろうぜ!」
・・・司馬懿の二人の息子は、どっちに遭遇してもイケメンで、司馬懿の隙のない優秀さを毎度見せつけてくれます。
丁奉「おぬしは気を抜き過ぎていよう。戦場に立つならば相応の覚悟をせよ!」
いや、油断するな丁奉。司馬昭こう見えても・・・
司馬昭「受け取ってくれよな!」(無双乱舞)
ほら来たああああああ!!気のせいかもしれないけど、この人が乱舞発動する率高くね!?
逃げて丁奉、超逃げて!!こいつの乱舞は範囲激広・・・・・・ああ、食らった・・・
やっぱ旋風の恋心は封印しよう。丁奉の動きが遅いのと背中がガラ空きになるので、結構なハンデになってる。雑魚兵も多いし、ナメてかかれる相手じゃないよ。
断月刃に切り替えて、司馬昭撃破。
あとはお父様だけです。
司馬懿「貴様が丁奉か。ずいぶんといかめしい奴よ。噂では風流人と聞いていたのだがな」
・・・自分が美形だからって言ってくれるやないけ。
なんですか、顔がきれいじゃなきゃ風流になれないんですか。そんな理屈はおかしいだろー。
丁奉「む・・・?風流と外見に何の関係が?某はただ、愛しき風景のため、ぬしを討つのみだ」
待てよその理屈もおかしい。
愛しい風景のためにぶっ殺すって、それも何の関係があってのことなんだ。
変だぞ、丁奉は本当に風流な人なのか?
ちなみに正史ではけっこう汚い手を使って孫リンを殺している上に、晩年になるほど奢り昂って他人の恨みを買い、死後に一族を左遷されている。ひゃっほう!風流どころか超淀んでる!
丁奉「全力で行く!!」
覚醒無双のドアップも怖いね・・・しかしこの迫力が良い。イケメンキャラもいいけれど、やはりこういうゴツゴツ武将がいなきゃね。
全力で断月刃を振り回して司馬懿を撃破!
司馬懿「今は退こう・・・最後に勝利するためにな」
・・・くそ、ゴツゴツ武将がいなきゃとか言っておきながら、司馬懿の「哀しい」の表情はめっちゃ可愛いなあと思っている自分がいる。ごめん、ごめん丁奉・・・!
でも恋心双杖を装備しながら一ミリも可愛さを出さなかったお前も悪いよ・・・!!
ステージ終了。
この後にナレーションと、孫権が迷いを振り切って帝を名乗る決意をするムービーが入り、第十一章が終了します。
とりあえず、このムービーでは孫権は立派だった。暗愚ではなかった。良かった・・・。
余談ですが、途中の「敵に見つかるな」ミッションを失敗した場合、そこからは策を放棄して総力戦に突入。曹休の退場を待たずに上機嫌の司馬懿も出てきて全軍で襲い掛かってくるので、暴れる爽快感はこっちの方が上かもしれません。
ていうか、司馬懿の策が拝めて高笑いも聞ける。むしろこれが本命じゃないか。周魴には悪いが。
次回第十二章が史実最終章。
呉伝の最後はどう終わるのか、ちょっと想像つかないです。楽しみだ。