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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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法正の陝西料理を調べる一方、当然のごとく郭嘉の河南料理も調べているわけですが。

陝西料理の検索結果が刀削麺等いかにも素朴な3~4品に集約されるのに対し、河南料理は「豫菜」として中華の代表的菜系のひとつだそうで、向こうの料理サイトでは何ページにもわたって数多の種類のレシピが紹介されていて、郭嘉のシティーボーイっぷりを見せつけてくれます。
さすが中華文明発祥の地で生まれたお人だ・・・

ただ、なにせ向こう(中国)のサイトなので、レシピが全く読めない。
素材はまだしも調味料が難易度高過ぎる。
単に読めないだけなのか、それ以前にこの調味料自体が未知の物なのか。胡椒っぽいのだけで何種類あるんだ・・・さすが中華。

で、その中でも何とか作れそうな物を探しているうちにですね。見つけたんですよ。
これ郭嘉好きそうだなーっていう料理をね・・・


・・・まず、郭嘉の食好みなんですが。
将星モードの料理屋で、「絶妙な味につい杯が進んでしまうからね」とか「私は美食より美酒の方が好みですが」等と言っているので、この人は酒のつまみになる料理ほど好きなのでしょう。
それはいい。
で、そもそも生きてる年代が200年代とかなので、食材や調味料も限られてくるじゃないですか。
素材の歴史が古く、かつ酒のつまみになる料理。

これだ。


干煸蚕蛹

内容は字面から察していただきたい。


「蚕 おつまみ」で検索かけたら836000件もヒットするからな・・・養蚕はそれこそ中国4000年の歴史を持つし・・・
材料も蚕と香菜と花椒と塩ぐらいでできる。どれも200年代の中国には既にある。
現代のレシピでは茹でた上で油で炒めているけれど、当時は茹でるか蒸すか炒るかだっただろう。

・・・うん。食ってそう。好きそう。ゲテモノ。郭嘉は。


どうする。嫁入りして、蚕食べたいって言われたら。

想像してみて欲しい、ある日の晩御飯が平和に終わり、夫婦でのんびり茶でも飲んでる時にあの可愛い調子でねだられるんだぞ、

「次はそろそろ・・・蚕の蛹をねだっても?あなたの手料理で、早く味わってみたいんだ」


・・・どうする。

「すみませんが外で食べて来てください」と返してしまうかもしれない。
茹でて皿に盛って出すだけならギリ行けないこともないが、ひとつ卓で共に食事をすれば、何かの拍子に勧められてしまう危険性があるからだ。
あたかもヤンキーが彼女に煙草を吸わせようとするかのように、隣から口元に蚕持って来られて「一口だけ。ね?」みたいな状況は、絶対に避けたい。

しかし外に追い払ったらそれを期に結婚以来大人しかった郭嘉の夜遊びが再発する。
文句を言おうにも妻として蚕を出して上げられない負い目があるので強くは言えず、ずるずる野放しになってしまうんだ。
をををを虫一匹のせいで夫婦仲が取り返しのつかないことに・・・!

ちょっとほんと、愛が試されますね、料理は。
酒と蚕をべろべろに食い散らかしてその真ん中で寝る郭嘉に布団をかけてやれるかどうかというところまで試されますよ。
蟹では無かった試され方ですよ新しい。


が、がんばろう・・・。

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