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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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・・・ところで。

蜀IF樊城の戦いにて、うちの関銀屏は徐庶に恋した(ことになった)わけですが。
そうなると、将星モードの恋愛イベントを悪用して、銀屏に告らせてみたくなるのが人情というものです。
幸い彼女のイベントはまだ聞いていない。
よーし徐庶!銀屏連れて、素材集めに行って来い!

・・・

だがここで妄想の壁にぶち当たる。『なぜ徐庶が銀屏を連れていくのか』。
絶対連れて行きそうにないよあいつ。まったくもって女の子誘いそうに無い。
素材なんか一人で集めに行くだろうし、大合戦に行くのさえせいぜい申し込めるのはつきあってくれないか士元くらいのもんだろう。
銀屏から連れてってと言うのか?いやしかし頭ポンされただけで顔真っ赤にしてる女の子だぞ(注:筆者の勝手な妄想です)、そんな大それたことが言えるはずがない。
どうしたもんか・・・

・・・

・・・そうか、ここで関平

蜀ストーリーではまさかの「外伝出さなきゃ一度も選択できないキャラ」だったあいつだが、銀屏の身を案じる心は兄弟のどの兄より深い。
女の子なのにあんな怪力で果たして嫁の貰い手があるのだろうか、貰い手がなさすぎて変な男に引っ掛かったりしやしないか、日頃から心配していたと思われる。
そんな彼が銀屏の変化に気づかぬはずがあるまい。
物を破壊する回数が多くなった、突然意味も無く双頭錘を振り回しまくるようになった、等の奇行を見かねて問いただすはずだ。

銀屏、お前最近どうしたんだ?まさか・・・
ち、ちがうの大兄上!徐庶殿を好きなんかじゃないの!

そんなベッタベタな流れで発覚するのだろう。
まさか妹があの何考えてるか分からない根暗な軍師に恋をしていたとは。関平は当然驚く。
驚くが妹の為だ、がんばって言う。
銀屏、兄上に任せておけ。徐庶殿にはお前の気持ち、きちんと伝えて・・・
その横っ面を双頭錘が一撃!
やめて大兄上!絶対ぜったい言わないで!!誰にも言っちゃだめ!!
そりゃそうだ。乙女心のなんたるかを何一つわかっちゃいねえよ大兄上。

しかし、言っちゃダメだと言われても、いてもたってもいられないのが関平だった。
妹の辛そうな様子が心配だし、これ以上物が壊されるのも心配だ。物で済んでるうちはいいが、このまま放置すればそのうち確実に人で事故るだろう。
仕方がないので親父に相談。
身内なら「誰にも」に含まなくていいんじゃないかというギリギリのラインで行くしかなかった。
関羽はまず間違いなくこう言う。

関羽「なんと、銀屏が!」

絶対言う。増谷ボイスで完全に脳内再生できる。

関羽「そうとあらばこの関羽、父として捨ててはおけぬ。娘の心、徐庶殿に届けようぞ!」

やめろって。

結局行きつくところは同じじゃねえか!駄目だこの親子!大体こんな髭の宅急便きたら間違いなく徐庶が超逃げる。
誰か。銀屏の為にまともな思考で考えてくれる人はいないのか。

関興「・・・まだ伝えるのは早い、と思う」

関興!聞いていたのか!静かすぎて気付かなかった!

関興「徐庶殿の気持ちがわからないうちは・・・言わない方がいい。今は二人の仲を、少しずつ近づけて行くのが先決、だと思う」
関羽「むう・・・しかし、近づけるとは?どのようにいたせばよい」
関興「徐庶殿に、銀屏を護衛兵として連れて行ってもらう。そうすれば自然に二人で出掛けられるし、絆も深まる」

お前ほんとできる奴だよ関興!!

こうして息子からの入れ知恵で関羽は徐庶のところに行くわけだ。

関羽「徐庶殿。話がある」
徐庶「俺に?何でしょうか」
関羽「我が娘、銀屏のことなのだが・・・。そなた、素材探しに行く折など、あれを供につれて行ってやってはくれまいか」
徐庶「銀屏殿を?えっと・・・俺はまだ統率力がLv1で、無双武将を護衛にするにはコストが足りな・・・

上げて来いや今すぐに!!


何やってんの軍師が!!統率力ゼロに等しい状態でよく樊城来れたもんだ!適当なモブ連れてって意味も無く本隊応援させて来い!!話はそれからだ!!

徐庶「・・・えっと・・・上げてきました
関羽「では、引き受けてもらえるな」
徐庶「は・・・しかし俺なんかが関羽殿の御息女を・・・士元や孔明の方がよほどお役に立つのではないでしょうか」

別に嫁にもらってくれっつってるわけじゃねんだよ!!

いずれ言うかもしれないが今はただ護衛に連れてけ言ってるだけなのに!何をそんなうじってるんだお前!そこらへんの甕割って素材拾うだけの仕事、役もクソもあるか!そんなのに諸葛亮駆り出したら逆に笑顔で切れられるわ!

関羽「頼んだぞ」
徐庶「・・・わかりました」

こうしてようやく、ほんとにようやく、銀屏は徐庶と一緒にデートができるようになったのです。(私の脳内で)
よかったね銀屏!頑張れよ銀屏!先はものすごく長そうだ!
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