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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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JOKERのおかげで私の中でピエロキャラがストップ高に。

今ならペニーワイズに遭遇してもときめきを感じられる気がする。
あいつ上手くつきあえばジョーカーとの合コンくらいは組んでくれそう・・・!
男側の席が排水溝でもわたし別に構わない!

それにしても、やはり男性のオールバックは生え際後退してからが本領発揮ですよ。頭蓋骨は男女差あるので額の抜けあがりは非常にセクシーな部分だと思います。
天パ大好き。


10/29追記
※この画像のペニーワイズ無し版をお父さん経由で変なOLからもらったお嬢さん。もしここを見つけてもお父さんには内緒にしてくださいますようお願いします!

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私は江頭2:50がとても苦手なんですね。
なんか痛々しくてとても笑えないんです。すごく良い人だと言われていることは知っている。実際善人なのだろう。全ての人に笑いを届けたいと言う彼の熱意もわかっている。
しかしむしろ善人であればあるほど彼の芸風が痛々しく見えて気の毒さが先行し、こういう人で笑ってはいけない感じがして全く笑えず、結果的に彼の笑って欲しいと言う要求に応えられないことでさらに心が痛むと言う、負のループに陥るんです。
それが私にとっての江頭2:50です。

しかしこのたびJOKERを見た事によって、私は道徳心と倫理観を便所に叩き捨てれば江頭2:50を笑ってあげられるのかもしれないという手ごたえを掴みました。

JOKERは、ここからいきなりネタバレですが、要するに狂人の妄想に2時間つきあうという映画です。
アーサーというコメディアン志望の中年男がおり、年老いた母と二人揃って精神を病みながらどん底の生活をしています。彼は突発的に笑いが止まらなくなる病を抱えており、そのせいで気味悪がられてやることなすこと上手くいかず、追い詰められた挙句に人を殺してしまいますが、それが世間の下層階級にウケて、本人には何の思想もないまま勝手に悪のカリスマにされていく。最終的にジョーカー誕生・・・
・・・というところで場面が転換。今までアーサーとして登場していた男が精神病院でカウンセリングを受けています。
おそらく今までの経過全てはこの男の考えた「ジョーク」だったのだろうという台詞で、映画は幕を閉じるのです。

ラストシーンの病院は、それまでに出て来た病院とは色も空気も違い、存在する時代がそもそも違うように思えます。ずっと語られてきたのは近代ですが、ラストのみ現代です。
そこにいる男がジョーカーなのか、それとも単なる狂った一人のファンなのか、何もわからないまま終わります。

映画の大半はひたすらアーサーの痛々しい生活と狂っていく経過で占められており、初めて見ると心が痛みますが、これ全て「ジョーク」であると思って二度目を見ると、おそらく全ての痛い要素が過激なブラックコメディに変わっており「やりすぎ(笑)」と笑える気がします。
しかし、初見の何も知らん人が占めるであろう映画館であの内容を笑ってみてたら確実にヤベー奴と気味悪がられるので、期せずして作中のアーサーの立場に身を置く事になる。

そういう風に作られている・・・と思います。

なんつっても「ジョーク」ですから、作中のジョーカーへ同情することも、彼の言葉に感銘を受けることも、全て冗談を真に受ける馬鹿、ということになります。
一見、虐げられた下層階級と踏みつける上流階級の対比のように見えても、アーサーは下層階級からも上流階級からも平等に殴りつけられていますし、下層階級のデモも上流階級の見る映画もどちらも共に楽しんでいる。
彼は何も無い空っぽの狂人で、そんな人間を都合よく解釈して仮想敵にしたりカリスマにしたり、勝手に踊りまくる蒙昧な群集をただただ嘲笑する、そんな映画でした。

そこで江頭です。
痛々しさを全て「ジョーク」だと考えると逆に笑えてくる事実がJOKERによって示されたわけです。
江頭2:50の芸も本人はジョークだと思ってやってるわけで、JOKERは虚像だが江頭は実存だというすげー違いはあるものの、彼から感じる痛々しささえ私が勝手に押し付けた倫理という名の虚像だと考えれば、そして彼がそうした残酷な嘲笑さえ彼の望む「笑い」であると思ってくれる・・・と考えるならば、私は彼で爆笑することもできるはずです。
一言でいえば「笑いのツボから外れてる」というただそれだけのことをここまで考えて克服する必要があるのか。それはこの際置いときます。


まあとにかく、JOKERの解釈は千も万もあるでしょうから、内容はもういいです。
どんなに深い内容でも、ホアキン・フェニックスの魅力以上にこの映画の点数を占める事は無い。
ほんと心持って行かれる。最初っからどん底にダメなところからでもがっちり掴んでくる。ラグビー選手と全てが真逆なのに男の魅力って結局何なんだろう。
アメリカではこの映画に感化されて無差別殺人が発生するのではないかと警戒されているそうですが、日本は日本で急な階段から転げ落ちる事故が起こりそうですよね。
絶対いるよ。踊りながら階段下りる奴。

ホアキンジョーカーでバットマン一作作ってくれないのかな・・・もっとジョーカーなところが見たい。3時間歩き続けるだけでいいから撮ってくれないかな。
JOKER見て来ました。

数々の要素が小梅大夫と被ると聞いていたのですが、実際見に行ったらとそんなことはありませんでした。白塗りだのスベリ芸だのは所詮表層的な類似に過ぎません。
小梅大夫じゃないんです。


本当に似ているのは江頭なんです。


大体江頭!概ね江頭!全体通して白塗りなんかほとんどしてない、むしろ素で勝負だし寒々しいくらい半裸です!

この映画を見た時に感じる痛々しさは日本と諸外国じゃ絶対違うだろ。江頭だもの。


ただ、江頭ではあるのにどういうわけかめちゃくちゃ格好良い。
ホアキン・フェニックスの頭蓋骨が物凄く美しいんですよ。そして演技が素晴らしい。
これは吹き替えできませんわ。どんなに上手くやっても吹き替えしたら別物になってしまいます。

シナリオ・演出は、クライマックスでマレーを黙らせていたら傑作でした。それができていないのは絶対映画館にくる客への影響を考えちまったなという感じで、残念です。
せっかくジョーカーが誕生しようとしているのになんでこいつがこんなに喋る。
悪が正論に押し負けたら絶対ダメだと思うんだけどこの話的に。なんでこんななった。

そこ以外は本当に面白かったです。全体通して緊張感が漲っていて飽きなかったし、ホアキンがひたすら格好良い。江頭なのに。
私が一番好きなのはJOKERの格好で駅で歩き煙草しながらこっちに向かってくるところですね。
名優はただ歩いている時が最高に格好良い。
階段で踊るシーンも素晴らしかったし、そもそも階段関係は全て良かったこの映画。

バットマンのことを未だに何一つ知らない私も十分楽しめました。
もう少し、ジョーカーなシーンが最後にあっても良かったなあ。格好良いジョーカーをもうちょっと見たい。
スコットランドには試合前に色々言われたし、心からざまあと言ってやりたい。
しかしラグビーはノーサイドの精神と聞く。
大人げない煽りをしたら余所から批判されてしまうのでは・・・


そんな奥ゆかしい心境から、大方にわかラグビーファンな日本人が口撃を一瞬躊躇する中、


「気分はどうだ?犬の糞ども!」


とノーサイドもヘッタクレもない直球の煽りでスコットランドを弄り始める本場イギリス紳士に乾杯。

私が好きなのは「ブレグジット LOL」ですね。さすが世界に冠たるブラックユーモアの国だけある。キレが違う。
ノーサイド精神は素晴らしいけどどうも綺麗すぎると思ってたのよ。やはり人間の本性はこれよな。


私も試合前は腹立ってましたけど、もし日本が逆の立場に置かれて、格下相手に強制引き分けでグループ敗退にされるとなったら、絶対文句が爆出してましたね。
例えば、エチオピアで五輪が開催されて、柔道の準々決勝が日本VSエチオピア、それがバッタの襲来のために試合中止・ここまでの指導の数の少ないエチオピア選手が勝ち抜けますってなったら、日本人は荒れますよ。バッタの恐ろしさを身を持って知るまでは納得いかないと思います。

ヘッドコーチにはヘッドコーチの立場があるのだろうし、仕方ない。

しかしまあ、この流れで終わったら煽り倒されるのも仕方ない。

最早スコットランドが好きとか嫌いとかではなく、全てのセオリーを全部踏み抜いて行ったヒールにただ絡みまくりたいだけだ。
もしかしたらスコットランドはこの結果まで見越したうえで日本のために暴れてくれていたのではという気にさえさせられる。

スコットランドの選手は気の毒だけど・・・上が公的に暴れたせいでプレッシャーかかりまくったでしょうし・・・ただ、推定イングランドファンの煽りっぷりを見てると、そちらの島ではこの程度もしかして日常なんですかねって言う感じがしないでもない。
この一件がスコットランド独立問題に拍車をかけませんように。

世界大会って、面白いですね。


そこに何の因果関係があるのか科学的な証明はできませんが、私がダイオウグソクムシの記事を読んでいる時の日本のトライ率は実に75%にも達していたわけです。
ダイオウグソクムシ、ありがとう。世界で5例目の後ろ半分の脱皮成功、おめでとう。
前半分も頑張れ!(前半分の脱皮にも成功すると世界初だという)


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