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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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この世には芸術家の盛大な間違いを愛でるための美術館が存在します。

バッドアート美術館
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8

設立のきっかけとなった一枚「花咲く野原のルーシー」の破壊力が凄くて、私は小一時間死にました。

絵を描く人なら誰でも、1枚や2枚や30枚や100枚は、全力でつっこんで若気の至りで間違った作品があると思います。
聖闘士星矢のように長く愛されている作品は、バッドアートの傑作が山ほどある気がします。
みんな表に出せないだけで、実は結構気に入ってるはずだ。

バッドアートの条件
・作者の愛と全力が感じられること
・しかし完全に失敗しているのが誰にでも一目でわかること

だと思うんですが、これに「作者本人による出品に限る」等の条件を付けたして、聖闘士バッドアートコレクションやってみたい。

全ての人に勇気を与えられると思うの。誰でも必ず間違いはやらかしてるの。
楽しいと思うなあ。
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A型インフルエンザにかかってました。もう治りました。
最初が咳から始まったのと関節痛がそんなに無かったのとで、ただの風邪だということにして、寝て治すつもりでした。

けど・・・熱が39度越えしてくるとな・・・隠しきれないウイルスがいつしか体に棲みついたみたいになってな・・・
このまま寝ているくらいなら あなたを殺していいですか みたいな何かを感じたんでな。さすがに病院に行った。

問診票を書いて出して「江戸女さんどうぞー」と呼ばれて診察室に入ったら、既に先生が鼻に突っ込む用の棒を構えてよく来たねインフルと言わんばかりの笑顔で待ち構えてました。
鼻をえぐられて10秒で診察終了。10分で結果が出て、インフルの烙印を押されたわけです。
「はい、A型インフルエンザでしたー。ほら、線2本出てるでしょ、ね、ほら」
・・・試験結果を見せてくれる先生のテンションについていく元気は無かった。
そうっすね、出てますね・・・つうか出て無い段階を見て無いから今一つ実感が・・・

ともあれ、薬のおかげか2日半で熱は下がりました。
咳が少ししつこいようです。

皆さまは、くれぐれもお気をつけ下さい。
ただの風邪とはパワーが違うからマジで。
リチャード・P・ルメルトの「良い戦略・悪い戦略」を読んでいます。
面白いです。
全体は長いですが、良い戦略の見本、悪い戦略の見本、と豊富な例によって繋がれているので、短編集でも読むかのごとくスイスイ読めます。
ただ、おそらくまだご存命であろう超有名企業の重役などが、(さすがに仮名ではあるものの)、悪い戦略の見本として「私は彼の返事に呆れ果てた」などと書かれていたりするので多少心配にはなります。
いいのか。こんなにクソミソに言って。

とにかく、著者は世界中に悪い戦略がはびこっているのが我慢ならないらしく、特に「空疎な戦略」に対しては文章に陽炎が立ちそうなほど苦々しさが滲んでいます。
「空疎な戦略」とは、聞こえの良い専門用語などで飾りながら中身のない戦略のことを指します。

その例としてやり玉にあがったCIAはこのとおり ↓

「CIAのビジョンは『一つのエージェンシー、一つのコミュニティになる』というものである。(中略)公式に発表されているビジョンのほうは、『より良いチームワークと能力開発』である。
これを見たら、ウサマ・ビンラディンの殺害が最優先目標であるなどとは、想像もつくまい。
そもそもCIAが戦略目標をウェブサイトで公開することなど、誰も望んではいまい。
それなのになぜ、空疎な目標をわざわざ発表するのだろうか」
*原文まま引用

・・・夜中に爆笑させてもらったぜ・・・

ビジネス本で本当に面白いと思ったのはこれが初めてかもしれません。
いやー、著者いいなー。戦略の世界的権威って、面白い人ですね。
橋下市長がやりすぎかどうかが問題ではなく、子供たちのために何としても早期に改善策を出して実行するという姿勢を見せない教育委員会が一番問題だと思います。
それがなされれば、橋下さんは前言撤回するでしょう。
「旧に試験中止は子供たちが可哀想だから」なんていう言葉を持ち出してくる教育委員会および学校であれば、予算停止されても仕方ないのではないでしょうか。
保護者や受験者がそれを言うならわかります。
しかし、統括する組織がそんな理由にすがるようじゃ駄目でしょう。今後もぐだぐだ同じような事件を起こすと見られて当然かと思います。

幸いなのは橋下さんが前言撤回について抵抗の無い人だということです。
納得すればいくらでも翻すというのは今までずっとそうでした。
なので、マスコミも受験をやめるかどうかを問題にすべきではなく、教育委員会はどうすりゃいいかを真剣に論じるべきだと思います。

本質を見失った騒動によって、亡くなった子の意味が薄れていくのがなんともやるせないです。
大王イカ見たーーー!!
感動した、博士良かったね!ていうか、本当にただおっさんが海に潜ってイカ見るためだけの番組なのに、笑いありホラーあり涙ありの素晴らしい45分だった!
さすがNHK!10年以上前から総力を挙げてイカを追ってきた、そのわけのわからない本気が素晴らしい!!

10年以上前っていうと、丁度あれですよ、2001年に911テロがあって、2002年にはブッシュが悪の枢軸発言をして、2003年にはイラク戦争が始まってますよ。
その戦争に浅からず関わりながらも国営放送はイカを追い続けていた謎の同盟国・日本。
ブッシュにばれてたら確実に馬鹿の枢軸と呼ばれていたであろう。
だが国民は高視聴率をもってその労に報いたのであった。どんだけイカが見たかったんだこの国。

NHKは、なんだかんだ言われても、「日本の」国営放送なんだと思いました。
愛国とかはどうでもいい。この国の民にイカはうけると10年前から信じてやりきったその姿勢が見事だ。
・・・日本は、平和だ。
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