2007年1月8日設置
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えー、こちらのグラフが何かおわかりになりますでしょうか。
これは、CITY HUNTERで獠が「香」と口にした回数です。
私はこれをカウントするためにAmazonで日本野鳥の会のカチカチするアレを取り寄せた。
青い方は総数、赤い方はその中でも特に強く香と言った回数を独断でカウントしました。
ダブルチェックかけてないんで少々違ってるところもありましょうが、こんな感じです。
ご覧になってわかる通り、完全版15巻から明らかに平均数値が高くなっております。
一体、15巻で何があったのか?
それがこの方です。
柏木圭一。本名・柏木圭子。獠のもっこりから逃れるため、男装してきた依頼人。
初めて自分以外の男に憧れている香を見て、獠の香スイッチが何らか入ったと思われる。
14巻までの平均「香」数は13回、15巻以降は27回。倍だよ。
ちなみに一番多かった23巻、浦上回だから。
ヒロインとしてはあまり好きな方ではない。お前は本当に男やる気あるのかと問いたいほどボロを出すのと、初っ端あれだけ獠を嫌がっときながらちょっと支えてもらっただけで惚れるという底の浅さが好きになれなかった。
ただ、柏木圭一モードは好きだった。もっと徹底して柏木圭一になってて欲しかった。獠が面白いから。
シティーハンターは「今夜どこで寝るか」論が勃発した時に色々萌えが発生しますが、この回も良かったですね。
男どうし獠と一緒に寝ろ言われて焦る圭一。いやなら香と一緒にねるか?と獠に聞かれて思いっきり「はい」と答えてしまう。
そこで「じゃあそうしろよ」と絶対言わない冴羽獠な。
男と一緒に寝るなんてごめんだって言ってたくせに、自分から香と一緒に寝ればいいとか言ってみたくせに、いざそうすると言われた時には硬直ですよ2コマも。
圭一が我に返って「冗談ですよぉ冗談」って言ってくれたから良かったものの、このまま行ってたらあいつはどうするつもりだったのか。
圭一「冗談ですよぉ冗談」
獠「あったりめーだ、バカ」。
だったら言うなよ最初から。香を他の男と寝かす気なんかサラサラ無ぇー!
あったりめーねぇ・・・女の依頼人来た時は率先して同衾しに行くのに、男の依頼人が香と寝るのは当たり前にダメなのか。お前の中ではそれ当たり前だったんだなぁ、へぇー。
あと、この話は香を攫った敵サイドも物のわかった奴でしたよ。
獠「香は無事か?」
敵「ああ・・・おたくのパートナーにキズをおわせでもしたら地の果てまでも俺を追ってくるだろうからな」
良いこと言った!もっと言ってやれ!
圭一が圭子だとわかった後、獠がいつも以上に迫っていったのは、圭一に妬いてたぶんの照れくささがあったんだと思いますね。妬いてたんじゃねーから!香なんか別に好きじゃねーから!みたいな?
でもここからあんた平均「香」数27だから。データは騙せねえよ。
バカな男ですよ。まったく。
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