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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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平子隊長・・・聞いて下さい。今日クソほど辛いことがあったんです。

今の美術界はトレース手法が蔓延していて、写真撮って来てフォトショ加工してプロジェクタでキャンバスに投影してなぞって下書きして塗る、とかそういう感じで「まるで写真みたいな絵」が作られております。
私はそういうのは好きじゃないです。塗り絵じゃ全然楽しくないので自分でやりたいとは思いません。下手でも一から描きたいのです。

ただですね、そのトレースが好きで一生懸命やってる人もきっといるのです。
それで何かを表現したい人もいるのです。
トレース手法は手段の一つではあるのです。
だから、「トレース手法は絵画じゃない」とか、「トレース作家とは闘うべき」とか、そういうのは言うべきじゃないと思うのです。
ましてや、「そういう手法をする奴はまともな絵画教育を受けていない」「だから正しい絵描きの楽しみ方を知らないんだ」などとは、絶対に言ってはいけないと思うのです。

誰もが「まともな絵画教育」を受けられるわけじゃない。誰もが切磋琢磨する仲間に恵まれるわけじゃない。
一人で始めて一人で頑張るしかない奴もいっぱいいるんです。そういう人間がトレース手法に出会って取り込む事もあるんです。
恵まれた人間が、豊かな経験と知識を、他人を馬鹿にするために使うのは、いかなる相手であろうとやってはいけないことだと思うのです。
それまで自分は頑張って来たとか、相手は頑張って無いとか、そういうことは関係ない。やっちゃいけないことはやっちゃいけないんです。

何にだって過渡期はあるのです。
今は、トレース絵は確かに空間が固くて、浅い作品になりがちです。しかし、未来にどうなるかはわからんのです。未来の人がどんな技術を発明してどんな風に感じるかは未来の人にしかわからんのです。
「500年先の美術界を考えている」人間なら、未来の人の選択肢を狭める事をすべきではないのです。
今の私たちにできることは、できるだけ多くの選択肢を残してやることで、これが良い絵画だとか、あれが悪い絵画だとか、そんな価値観を押し付けることではないと思うのです。

という事を言いたくて、伝わらなくて、「お前はどうせ戦わないんだろ」みたいになって終わった。

平子隊長ぉぉぉぉぉぉ!!!なんだかんだで結局作中一人も敵を倒してない貴方に訴えたい!
戦いとは何を潰したかじゃない!何を守ったかだと思ってて良いですか!?私だって私なりに先の人のこと考えてるんですけども!つうか絵描きにライセンスなんかねえよ!絵描く奴は全員絵描きだ、絵描きが絵描きを馬鹿にすんなぁぁぁぁっ!!!
そして貴方がロクに逆撫使わないのは、いざという時に絶対に敵を嵌めて味方を守るためだと思ってていいかな!?使いまくって敵に慣れられたら困るもんね!?そうだよね!?

平子のこの服装、頭のてっぺんから足の先まで好きです。靴も御洒落なんですよねこの時。
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