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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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第四章 新野の戦い。
徐庶が死んだ目になるこのステージには、徐庶の目を死なせないためのIFフラグがあるものだと思っていたら、そんなものは無かった。

なんでだあああああああ!!!
蜀ストーリーで一番可哀想なキャラをなぜここで救わない!!?

どうも徐庶を救うには、赤壁の戦いでいったん火計を成功させてから、すなわちいったん徐庶をたたきのめしてから、再発見してやる必要があるようですね。

新野で発見してやれよ。

なんで赤壁まで放置!?
しかも死んだ目になって魏にいって何とか認めてもらいかけたところを身の程を知れとばかりに撃破してから拾いあげるって、蜀の人間から徐庶に対する仁愛をひとかけらも感じないんですけど!!

IFだろうがそうじゃなかろうが可哀想なの全く変わってないじゃん!なんで徐庶はこんな扱いを受け続けなければならないのか!

憤懣やるかたないですが、私にできるのはただ、赤壁ステージに急ぐことのみ。

待ってて徐庶・・・辛いだろうけど今は堪えて・・・!(血涙)
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次のIFフラグは第三章 徐州防衛戦。
郭嘉に攻められるサービスステージ。
陣内で郭嘉の噂話してるの聞くだけでもときめきますよ。でも今回はフラグ回収だから、お前を勝たせてはやれないんだよ郭嘉。すまない。

IF条件は「撤退中の敵を全て撃破すること」。ステージ中盤に郭嘉の指示によって一時退却する敵将を全部倒せということです。
よし劉備、頑張れ。

劉備は弱そうに見えながらもやっぱりアクションは良い。それは劉備じゃなくて武器のアクションだという説もあるが、い、いいじゃん、劉備の得意武器じゃん。
それに覚醒無双も大変良いですよ。徐州のように細い道に敵がわんさかいるステージだと爽快感が凄いですよ。劉備のくせにって思ってしまうほどですよ。

転石装置を軌道して、敵の挟撃を防ぐと、郭嘉の指令が発生。前線部隊は一時退却せよ。
そこで退却目的地に先回りしてやってくる敵将を討つわけですが、どれがIF対象の武将か見分けがつかず、全部撃破したか確信を持てないため、結局戦場の全ての武将を撃破することになります。
また、この間前線の方は放置なので、郭嘉の「両方燃やそう」は成功します。燃えました。城も兵器も。

・・・初回プレイ時は郭嘉の楽しそうな物言いが腹黒のチラ見えかと思いましたが、再プレイしていて考えを改めた。このステージ雪だし、郭嘉はたぶん寒かっただけだろう。一緒に連れてきてるの典韋と許チョと曹仁でしょ?誰も郭嘉の寒さをわかってあげられねーよ体型的に。職場にいたら絶対夏場の温度下げ過ぎてOLに顰蹙買うタイプだ。郭嘉は優しいから言い出せなかったんだ。あるいは寒いねって言ってみたけど手合わせすれば体があったまるぜとかで流されたんだきっと。
郭嘉が焚火したくなるのも仕方ないよ。城くらい大きな物燃やせば多少距離があっても熱波は届くだろうし、兵士もみんなあったまるし。郭嘉は悪くない。酒でしのがれるよりはいい。健康に。

それはともかく。
激しい炎の中、劉備は目に映るモブ将がどいつもこいつもフラグにしか見えない疑心暗鬼の塊と化しています。
む、お前もIFか曹純?(違った) は!もしかしてお前もIFなのか曹休!?(違った)
彼がこんなになってしまったのも、義兄弟達からのプレッシャーのせいでありましょう。
既にここまでの戦いで、二人に呆れられたり呂布に一人だけ蹴り飛ばされたりしてきているのです。これ以上雲長達の前で無様な姿を晒すわけにはいかない、IFフラグは必ず立てなければ・・・!

そんな使命感から劉備はついに千人斬りを達成しました。
「劉玄徳、真の三国無双を名乗らせてもらう!」

しかし付近には味方がだれもいませんでした。

誰も聞いていない。誰も見ていない。劉備のこの快挙を。
寂し過ぎる。

あ、関羽が走って来た!雲長、聞いてくれ、今千人斬りを・・・・

関羽「・・・・・・」

ガン無視で通り過ぎていく関羽。軍神の目にはもはや敵本陣しか映っていません。
寂しい。誰も劉備を振り返らない。システム仕様だと知っていても寂し過ぎる。
むしろ「おめえの面、絶対忘れねえからな!」と言ってくれた典韋の方が優しいのではないだろうか。
ここまでやってくるとはね」って感心してくれた郭嘉の方が情があるのではないだろうか。

郭嘉がまた「受け取ってほしいな」をしてくれるかと思ってしばらくガードしたまま粘ったんですが、今回はお預けでした。しょうがない。撃破。

郭嘉「まさか追い返されるとはね・・・力押しも馬鹿にはできないということかな」


・・・・・・・


・・・・あれ?イベントが無い。

郭嘉の「もうひとがんばりできるかな?」が聞けない!!

をををををを!!フラグは間違いなく回収できたんだろうが残念だああああ!!!
劉備!お前、体弱いのにクソ寒い中ここまで来てくれた郭嘉を手土産(関羽)無しで帰す気か!?気温と宴ができない落胆で風邪でもひいたらどうしてくれる!
せめて戦場に捨てて来た肉まんと老酒、拾い集めて持たせてやれ!

郭嘉の身を案じつつ、IFフラグ回収完了です。

さあIFフラグ回収の時間がやってまいりました。
まず最初に叫ばせて下さい。


会いたかった劉備いいいいい!!



お前がいなくなってから寂しかった寂しかった壮絶に寂しかった、だって誰もボケないんだもの!!おかげでゲームには集中できたけど、レビュー的にはもう限界!そもそも魏伝やってた時も7割はお前にツッこんでたのを思い出した!いなくなって初めてお前の大切さがわかった!!
もう死ぬなよ!絶対死ぬなよ!

というわけで、第一章 黄巾の乱。まずはこの地で最初にIFを回収だ!
ああ、冒頭から張飛と関羽に呆れられる劉備に再会できた。嬉しい。相変わらず剣をふらふらさせて走っている。軍を指揮する声にもヘタレが漂う。素晴らしい。
ちょっと今回、第二武器を笛にしてみたんだ。ためしてみ。(ぴーひゃらぴー)あっはっはっは!弱そうー!!何そのスライディングぴーひゃら!!(チャージ4)

って、いかん、ミッション始まってました。
本陣守護して味方救援して、と。

「た、助けてくだせえ・・・仲間が、黄巾党に襲われているだ・・・!」

フラグ来たー!!

劉備「目の前に、騒乱に泣く民がいる。これを救わずして何が大志か・・・!」

内なる劉備を爆発させる劉備。村落に急行します。
奥まったところで、3匹の民が柄の悪いモブ将に苛められていました。

韓忠「なんだあ?俺の楽しみを邪魔するんじゃねえ!」

ここまであからさまに悪いのも珍しい。ジャイアンかお前。
こういう人は民では無いと判断し、劉備は情け容赦なく撃破します。
民、救出!

民「あ、ありがとうごぜえますだ!助けてくれるなんて、あんたいい人だあ!」
劉備「戦乱に苦しむ民を救う事ができた。これこそ、私が進むべき道だ」

うんうん、前回はこれをやってなかったから、後々いろいろ迷走したんだ。きっとね。
さあ、民は救ったし張角倒しに行こうか。

前回と同じく氷の刃を空から降らせたりしてくる張角軍。またしても「岩陰に隠れながら進まねば!」の岩陰がどこだかわかりませんが、いいんです。無双においては攻撃が最大の防御。体力削られる前に敵を倒せば万事オッケーよ。それにしてもどこなんだろう岩陰。

劉備「あの曹操と言う男、見事な戦いぶりだな。英傑とは、あのような男のことを言うのだろうな」

劉備のこの台詞、つくづく可愛くて好きだー。
そうだなあ、曹操は無双乱舞も格好良かったもんな。劉備は普通の乱舞もジャンプ乱舞もなんかちょっとマヌケな感じが・・・この絶妙なさじ加減でマヌケ感を盛り込んだコーエーのデザインセンスに脱帽するしかない。

Web拍手より、そのうち劉備が本命になるのではないか、というコメントをいただきましたが、大丈夫、それは絶対無い。
劉備のことはなんかもう大好きだけど、一度もときめいた事は無く、この先も無いであろう。
あれですよ、郭嘉や法正はもちろんのこと、陳宮にだってときめいたからこその三分の計ですからね。私はちゃんと陳宮を異性として好きなんですよ、ネタとしてだけじゃなく。

劉備に異性としてときめく事は無いな・・・ただ、義兄弟にはめっちゃなりたいな。
そういう感じですよ。


そんなことを言ってるうちに張角を撃破!
前回はここで民たちに「こいつらも黄巾と同じだ。怖ぇ」と言われてしまいましたが、今回は!

張角「ぉぉぉぉ、我を討ち、黄巾の子らを罰するか・・・!汝らはそれで、死した天が蘇るとでも思っておるのか!?」
劉備「天など私にはわからぬ。そして私は、お前を斬る事も、民を罰する事も望まない」

毅然として言い切る劉備。

劉備「世を乱した事は罪。しかし、人の心は、それを許す事も、贖うこともできよう。張角よ、お前は暴を捨て、心で民を支えよ」
張角「おお・・・なんという・・・」

張角、劉備に心酔。我は汝に仕えよう!ということになります。
・・・ぶっちゃけいらな・・・なんでもない。

張飛「けっ、あまっちょろいことを」
関羽「いや、これでよい。見よ、民の喜ぶ顔を」

そう、民は喜んでいます。万歳をして、劉備をたたえています。

関羽「我らが長兄、劉玄徳の歩みは、ここから始まるのだ」

よく晴れた空を仰いで、ステージ終了。
IF回収成功です。

うん、やっぱり蜀には劉備がいなきゃ駄目だ。
五丈原の戦いにて、途中で出てくる伝令を全部撃破すれば最後に孔明が何かしゃべる、と知ってやり直します。
もう一回やり直します。
さらにもう一回やりなおします、伝令がどこにいるかわからんのじゃー!!

しかも西と東でそれぞれ出てきてた!姜維は西から進軍組だからこっちを先に倒したら、東は迂回路が遠過ぎて間に合わなくなるのな!東を先に倒せってか!
そうすると、西で諸葛誕撃破→東にダッシュして伝令撃破→西に駆け戻って伝令撃破、こういうことか。間に合う気がしねえ!

諸葛誕を撃破したら伝令が始まっちゃうから、これはもう諸葛誕を東に連れてくしかない。
五丈原縦断という長距離だが、ついてきてくれるだろうか。いくら煽り耐性が無いからってさすがにそこまで周りが見えなくなったりしないか。いや、したわ。良かった、どこまでもついてくる。
調子に乗って背後からジャンプ攻撃とかかましてくるけど、あの拠点に着いたら牙を剥くから覚悟しとけオールバック・・・

そんなこんなでようやく。
伝令を撃破し、敵の増援を防ぐことができまして。
首尾よく魏軍を倒すこともできまして。

結果、諸葛亮の死に目に会う事ができまして。

そこで言われた言葉、「最後に話せてよかった」で、私は今滝のごとく泣いている次第です。


この後外出すんのにどうすんだ。私の充血した目とむくんだ顔が諸葛亮の死によるものだとは誰にもわかるまい。わかったところで同情もしてもらえまい。そんなゲームやめればと言われるのがオチだ。

でも!これまでずっと頭良すぎて常に冷静で何考えてるかわからなくて、一人で死んで行くのも何とも思ってなさそうだったあの諸葛亮が、やっぱり本当は誰かに会って死にたかったんだと思うと!
姜維に差し伸べた手が、軍師として何かを要求するのではなく、ただ個人の感情のままそうしてるんだと思うと!
泣かずにいられないわけですよ!分かってほしいこの気持ち!
 
エンディングは蜀の若者たちが、仁の世を目指してなおも奮戦していく、というものでした。劉禅がちょっと賢そうに見える。
魏がにぎやかだったのに比べ、蜀の登場メンバーは少なくて、一時代が去ってしまった事を感じさせる晴れ晴れとしながらもどこか寂しいムービーでした。

そしてスタッフロールがまたそれを強調するというか。
出てくるキャラクターのほとんどが今はいないんだな、と。
 
うっうっ・・・・・・どうしよう、化粧がまったくのらない。三十過ぎてすっぴんで表参道はまずいだろ。どうしよう。これもう外出あきらめてさっさとIFに入ったほうがいいんじゃないの、

外に出たくないです。
ついにここまで来た。蜀の史実ルート最終戦。

第十三章 五丈原の戦い。

陳倉から6年、北伐は一進一退を繰り返していました。
兵は疲弊し、そして諸葛亮もまた病を得て死期を悟るまでになります。
決戦前のイベントムービーでも、すごい苦しそうに咳をしています。

ゲホゲホではなくて必死に我慢して「っ、っ、っ!」って感じで咳込むんですが、合間に吸う息の音が完全に病人。
仲の人凄ぇー!!聞いてるだけで肺が痛い!

キャラの選択肢は姜維、馬岱、魏延、星彩。・・・これは姜維だろう。ここにきてなんでこんな統一感の無い面子を揃えたんだ。
陣中会話は無し。丞相の具合も悪いので、さっさと戦闘に突入です。

敵の魏軍は司馬懿を筆頭に、魏と言うか晋です。

鐘会「うかつに近づいてくるなんてどうかしてる。矢の雨で目を覚まさせてやるよ」

残念なイケメン来たー!!

鐘会お前、将星モードではその残念さが面白かったけど、実際敵にまわしてみるとほんとムカつく口調だな!文章では表現できない!今すぐ槍ををぶちかましたい!
だけどくっそ、手の届かない高いところから射撃してきやがる・・・!覚えてろよ天パ!!

まずは敵の前線を迎撃。武将三匹を倒して動揺を誘います。
うーむ、さすがに最終戦となると敵も強い。ガードも上手いし本気で攻撃してくる。
油断できない。

前線を崩壊させると、味方が鐘会のいる高いところまで梯子をかけてくれました。
っしゃあああああ!!行け姜維!天パをぶん殴れ!

鐘会「私が英才の誉れ高き鐘士季だ。その記憶に刻みつけておけ」

お前こそ色々刻みつけて消えるがいい。
彼を浮かせて弾いてストームラッシュにかけるのは大変気持ちが良かったです。撃破。

手分けして東から攻め上がっている魏延たちも首尾よく何かを撃破したもよう。
丞相!ここまでは順調ですよ!
しかし敵陣の門は硬く閉ざされていて開きません。
蜀軍は挑発作戦に出ます。

魏延「司馬懿、オ・ク・ビョ・ウ。魏、ヨ・ワ・イ
郭淮「司馬懿殿を愚弄するとは・・・なんと低劣な!この郭伯済、大恩ある方の誹謗は看過できぬ!」(開門&出陣)

魏軍、煽り耐性なさすぎ。


ガキの悪口以下の挑発で何ムキになってんだあああああ!!
この戦、司馬懿は持久戦に持ち込むつもりなのわかってますか!門を開けてはいけないと言われていませんか!

姜維「出てくるがいい司馬懿よ!我が蜀軍の前に恐れをなしたか!」
諸葛誕「おのれ、我らが総大将にたわけた事を!もう我慢ならん!粛清してくれる!」

西側も常温で沸騰したよ。ひとつも我慢できてないよ。門、全開。司馬懿も気の毒に。
ていうか諸葛誕、見た感じ冷静そうな奴だと思ってたのにこういう人なんでしょうか。あのオールバックとメガネの似合いそうな顔は何の為ですか。

怒りながら出て来たのを撃破します。
なんか司馬懿に申し訳ない気がする。こんなんで勝っても後味わる・・・

司馬懿「ええい!もう我慢ならん!門を開け!私自ら打って出る!!


おまえもかよ。


部下の暴走ではなかった。この大将にしてあの部下有りだった。
勝とう。この戦、心置きなく・・・

張春華「旦那様。頭では挑発とおわかりのはず。猛るだけ無駄でございますよ」
司馬懿「・・・・・」(踏みとどまる)


いい嫁もらったな司馬懿。


恐妻家だそうだが、この嫁に怒られるのならたぶん非はお前にある。大事にしろよ。戦が終わったら何か贈り物でもしてやれ。

諸葛亮「司馬懿は出てきませんか。では、全軍、一度本陣まで下がってください。私が死んで、退却するように見せるのです」

笑えない策を出してくる諸葛亮。
ちょっとリアル過ぎませんかね・・・あの咳の後だしね・・・
蜀軍が退却を開始すると、司馬懿もそれに気付いて追跡部隊を繰り出します。
奴らの動きを見極めるぞ、と言ってる彼はすっかり冷静さをとりもどした様子。嫁も偉いけど、なんだかんだでこの人も夫としては最高の部類に入るのではないだろうか。超優秀だし面白いし、真面目にしてれば格好良い。

まあ・・・結局あっさり騙されたけどね。諸葛亮が逝ったか!フハハハハハ!って・・・
ただ、

司馬懿「・・・フン、諸葛亮のいない蜀に興味などないわ。師、照、あいつらを蹴散らして来い」

ちょっと寂しそうではあった。
孔明と戦うのが楽しくて持久戦してたのだろうかこの人・・・
そしてお父さんに言われて出て来た息子二人が大変イケメンな件。
五丈原は司馬一家の充実っぷりを見せつけるステージとなっております。

司馬昭「ん?どっかで見た顔だな。あ!お前、以前は魏にいたよな?」
姜維「私は蜀に天下のあるべき姿を見たのだ。誰に恥じることも無い!」

 何気に司馬昭凄い。姜維は諸葛亮に下った時点でまだ辺境の若輩に過ぎなかったと思うが、いつのまにチェック入れてたんだ。いい加減そうに見えてしっかり父親の優秀さ受け継いでるなー。

司馬師「ここで退かねば凡愚の仲間入りとなるか・・・」

司馬師はお父さんそっくりだな。どうしてこうなった。
いや、でも、美形だし利口そうだし。完全に勝ち組ですよ司馬懿。ずるいわー。

それに比べて諸葛亮は・・・今もう命が危なくて・・・・・・

・・・・・・

なんだか切なくなってきたわ。円満一家にかまってる暇無い。
さっさとこの戦終わらせて丞相のもとへ帰るぞ皆!


その後、敵援軍や司馬家族を撃破撃破。
最後に司馬懿も撃破。
よし、終わった!

姜維「ここまでだ、司馬懿。お前の奸智は破った。時代は私達が切り開く!」

姜維が勝利を宣言をし、苦い顔をした司馬懿は彼を仰ぎ見ます。
すると、その頭上はるか遠くの空に、一筋の流星が・・・

司馬懿「!」

目を見張る司馬懿の顔が美しい。

司馬懿「・・・フ・・・フハハハハ、馬鹿めが。思い上がるな若造」

そして格好いい。

司馬懿「この戦はお前たちにくれてやろう。が、勝ったのは私だ」
姜維「なに?」
司馬懿「進めるのか?お前たちだけで・・・この先に続く道を」

姜維ははっとして。

姜維「まさか!!」

身を翻し駆けだします。司馬懿は放置。

姜維「丞相ーーーーーっ!」

陣に帰って彼が見た物は・・・・・・









・・・辛い。



悲しいとか泣きたいとかじゃなくて、なんかもうちょっとこれ辛すぎる。
一人っきりで死んだのか。誰に看取られる事も無く、この寂しい場所でたった一人で死んだのか諸葛亮。
そりゃこの人は色々怖いところもあった。他人に対して淡白すぎるほどだった。でもだからってこんな・・・最後までこんな冷たい終わり方しなくたって。
司馬一家の賑わいを見て来た直後だけに辛い。辛すぎる。

諸葛亮が結局どういう人だったのか、わからないまま終わってしまった。


・・・・辛い。
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