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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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ついにここまで来た。蜀の史実ルート最終戦。

第十三章 五丈原の戦い。

陳倉から6年、北伐は一進一退を繰り返していました。
兵は疲弊し、そして諸葛亮もまた病を得て死期を悟るまでになります。
決戦前のイベントムービーでも、すごい苦しそうに咳をしています。

ゲホゲホではなくて必死に我慢して「っ、っ、っ!」って感じで咳込むんですが、合間に吸う息の音が完全に病人。
仲の人凄ぇー!!聞いてるだけで肺が痛い!

キャラの選択肢は姜維、馬岱、魏延、星彩。・・・これは姜維だろう。ここにきてなんでこんな統一感の無い面子を揃えたんだ。
陣中会話は無し。丞相の具合も悪いので、さっさと戦闘に突入です。

敵の魏軍は司馬懿を筆頭に、魏と言うか晋です。

鐘会「うかつに近づいてくるなんてどうかしてる。矢の雨で目を覚まさせてやるよ」

残念なイケメン来たー!!

鐘会お前、将星モードではその残念さが面白かったけど、実際敵にまわしてみるとほんとムカつく口調だな!文章では表現できない!今すぐ槍ををぶちかましたい!
だけどくっそ、手の届かない高いところから射撃してきやがる・・・!覚えてろよ天パ!!

まずは敵の前線を迎撃。武将三匹を倒して動揺を誘います。
うーむ、さすがに最終戦となると敵も強い。ガードも上手いし本気で攻撃してくる。
油断できない。

前線を崩壊させると、味方が鐘会のいる高いところまで梯子をかけてくれました。
っしゃあああああ!!行け姜維!天パをぶん殴れ!

鐘会「私が英才の誉れ高き鐘士季だ。その記憶に刻みつけておけ」

お前こそ色々刻みつけて消えるがいい。
彼を浮かせて弾いてストームラッシュにかけるのは大変気持ちが良かったです。撃破。

手分けして東から攻め上がっている魏延たちも首尾よく何かを撃破したもよう。
丞相!ここまでは順調ですよ!
しかし敵陣の門は硬く閉ざされていて開きません。
蜀軍は挑発作戦に出ます。

魏延「司馬懿、オ・ク・ビョ・ウ。魏、ヨ・ワ・イ
郭淮「司馬懿殿を愚弄するとは・・・なんと低劣な!この郭伯済、大恩ある方の誹謗は看過できぬ!」(開門&出陣)

魏軍、煽り耐性なさすぎ。


ガキの悪口以下の挑発で何ムキになってんだあああああ!!
この戦、司馬懿は持久戦に持ち込むつもりなのわかってますか!門を開けてはいけないと言われていませんか!

姜維「出てくるがいい司馬懿よ!我が蜀軍の前に恐れをなしたか!」
諸葛誕「おのれ、我らが総大将にたわけた事を!もう我慢ならん!粛清してくれる!」

西側も常温で沸騰したよ。ひとつも我慢できてないよ。門、全開。司馬懿も気の毒に。
ていうか諸葛誕、見た感じ冷静そうな奴だと思ってたのにこういう人なんでしょうか。あのオールバックとメガネの似合いそうな顔は何の為ですか。

怒りながら出て来たのを撃破します。
なんか司馬懿に申し訳ない気がする。こんなんで勝っても後味わる・・・

司馬懿「ええい!もう我慢ならん!門を開け!私自ら打って出る!!


おまえもかよ。


部下の暴走ではなかった。この大将にしてあの部下有りだった。
勝とう。この戦、心置きなく・・・

張春華「旦那様。頭では挑発とおわかりのはず。猛るだけ無駄でございますよ」
司馬懿「・・・・・」(踏みとどまる)


いい嫁もらったな司馬懿。


恐妻家だそうだが、この嫁に怒られるのならたぶん非はお前にある。大事にしろよ。戦が終わったら何か贈り物でもしてやれ。

諸葛亮「司馬懿は出てきませんか。では、全軍、一度本陣まで下がってください。私が死んで、退却するように見せるのです」

笑えない策を出してくる諸葛亮。
ちょっとリアル過ぎませんかね・・・あの咳の後だしね・・・
蜀軍が退却を開始すると、司馬懿もそれに気付いて追跡部隊を繰り出します。
奴らの動きを見極めるぞ、と言ってる彼はすっかり冷静さをとりもどした様子。嫁も偉いけど、なんだかんだでこの人も夫としては最高の部類に入るのではないだろうか。超優秀だし面白いし、真面目にしてれば格好良い。

まあ・・・結局あっさり騙されたけどね。諸葛亮が逝ったか!フハハハハハ!って・・・
ただ、

司馬懿「・・・フン、諸葛亮のいない蜀に興味などないわ。師、照、あいつらを蹴散らして来い」

ちょっと寂しそうではあった。
孔明と戦うのが楽しくて持久戦してたのだろうかこの人・・・
そしてお父さんに言われて出て来た息子二人が大変イケメンな件。
五丈原は司馬一家の充実っぷりを見せつけるステージとなっております。

司馬昭「ん?どっかで見た顔だな。あ!お前、以前は魏にいたよな?」
姜維「私は蜀に天下のあるべき姿を見たのだ。誰に恥じることも無い!」

 何気に司馬昭凄い。姜維は諸葛亮に下った時点でまだ辺境の若輩に過ぎなかったと思うが、いつのまにチェック入れてたんだ。いい加減そうに見えてしっかり父親の優秀さ受け継いでるなー。

司馬師「ここで退かねば凡愚の仲間入りとなるか・・・」

司馬師はお父さんそっくりだな。どうしてこうなった。
いや、でも、美形だし利口そうだし。完全に勝ち組ですよ司馬懿。ずるいわー。

それに比べて諸葛亮は・・・今もう命が危なくて・・・・・・

・・・・・・

なんだか切なくなってきたわ。円満一家にかまってる暇無い。
さっさとこの戦終わらせて丞相のもとへ帰るぞ皆!


その後、敵援軍や司馬家族を撃破撃破。
最後に司馬懿も撃破。
よし、終わった!

姜維「ここまでだ、司馬懿。お前の奸智は破った。時代は私達が切り開く!」

姜維が勝利を宣言をし、苦い顔をした司馬懿は彼を仰ぎ見ます。
すると、その頭上はるか遠くの空に、一筋の流星が・・・

司馬懿「!」

目を見張る司馬懿の顔が美しい。

司馬懿「・・・フ・・・フハハハハ、馬鹿めが。思い上がるな若造」

そして格好いい。

司馬懿「この戦はお前たちにくれてやろう。が、勝ったのは私だ」
姜維「なに?」
司馬懿「進めるのか?お前たちだけで・・・この先に続く道を」

姜維ははっとして。

姜維「まさか!!」

身を翻し駆けだします。司馬懿は放置。

姜維「丞相ーーーーーっ!」

陣に帰って彼が見た物は・・・・・・









・・・辛い。



悲しいとか泣きたいとかじゃなくて、なんかもうちょっとこれ辛すぎる。
一人っきりで死んだのか。誰に看取られる事も無く、この寂しい場所でたった一人で死んだのか諸葛亮。
そりゃこの人は色々怖いところもあった。他人に対して淡白すぎるほどだった。でもだからってこんな・・・最後までこんな冷たい終わり方しなくたって。
司馬一家の賑わいを見て来た直後だけに辛い。辛すぎる。

諸葛亮が結局どういう人だったのか、わからないまま終わってしまった。


・・・・辛い。
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