2007年1月8日設置
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第3章外伝 官渡撹乱戦。
関羽を失って失意の劉備はなんやかんやで袁紹のもとへ。再び曹魏と対決するべく官渡決戦に身を投じる事となりました。
その陣営に、劉備を訪ねてくる若武者が一人。そう、趙雲です。
彼は劉備の人柄を忘れられず、劉備の力になるためにここへやって来たのです。
というわけで、選択キャラは趙雲で。
ここまで4ステージ連続で選択肢にいながら一度も使いどころのない張飛よ、すまない。
陣内では劉備がしょぼくれています。
「私はなんと非力なのだ・・・すまぬ、雲長、翼徳」。泣きそうになっています。
「うじうじしたってしゃーねーぜ兄者!」と声を励まして叱咤する張飛。
うじうじって言われちゃったよ劉備・・・
さらに名もなき兵士からも、「俺が生きてたくらいなんですから、関羽殿だってきっと生きておられますよ!」と元気づけを言ってもらっています。
しかし劉備は趙雲が声をかけてもまだうじうじしています。
劉備「すまぬ趙雲・・・こんな戦をしにきたのではあるまいに・・・」
趙雲「お気になさらず劉備殿。私はあなたと共に戦えるだけで嬉しいのです」
爽やかだよ。いい人だよ。その微笑みが何よりも劉備の心を癒してくれるよ。
戦闘は袁紹の号令で始まりました。
始まったとたん。
劉備「この戦は袁紹殿の命に従う!曹操の軍を討ち倒すのだァ!!」
お前さっきのうじうじどこ行った。
いきなりギア全開で指示出してんじゃねえよ!
ていうか何度でも聞くけど曹操がお前に何かしましたか!?一方的な逆恨みじゃないんですか!?少なくともこの無双の世界では!
敵は中央と東の拠点を狙っている様子。そこはこちらの要所なので渡すわけにはいきません。
西の砦を落として敵の目を引きつけにかかります。
なるほど、これが「撹乱戦」か。
この辺から趙雲のレベルがいい感じにあがって、動きがさらに美しくなってきます。
敵を倒すのが楽しい~。
調子に乗っていたら楽進と于禁が出撃してきました。
・・・楽進倒すのやだなあ・・・
劉備「敵の猛将がこちらへ来るようだな。その者を倒せば、こちらの優勢は盤石となろう!」
お前とは徹底的に意見合わねーな劉備。
倒したくないって言っとろうが!
仕方なく于禁と楽進を撃破すると、楽進の退却台詞が「まだ動けるうちに帰りつかなくては・・・」。
ひー重傷っぽい!ごめんなさいごめんなさい!楽進に何かあったら劉備の眉毛剃って髭にしてやります!
西の進撃を食い止め、中央への援護に回ろうと馬を駆けさせたその時、伝令から報告が入ります。
袁紹軍の猛将で名高い顔良と文醜が敵に討ち取られ、東の拠点が占拠されたというのです。
袁紹は目を剥いて驚き怒り、何としても取り返せと名族らしさを発揮。
趙雲は心得て東へ急行します。
そして。
たどり着いた白馬(地名)で見たものは。
関羽「ぬうぅん!」
敵兵を斬り倒す関羽の姿!
官渡の夜と灯りに浮きだす雄姿がとても美しいです。
彼は振り返り。
はっ!という顔をして。
ゆっくりと、そしてだんだん速く。
ただひたすらこちらを見つめて無言のままかけてくる・・・!
ここ、見る者を困惑させる乙女展開。
これは・・・可愛い・・・のか?
はっ!ってなった関羽の顔は確かに可愛い。ちょっとびっくりするくらい。目がまんまるでビー玉みたいだからか。
しかしその下には大量のヒゲがある。
こちらに向かって駆けてくる時はカメラが正面アングルからぐっと遠のくせいで、小さな姿が一生懸命走ってくるように見える。健気だ。
しかしその手には巨大な青龍刀を構えているわけだ。
もう可愛いんだかごついんだか健気なんだか不気味なんだかさっぱり感覚が掴めない。
どう・・・解釈するべきなんだ、これは。
困惑しているうちにイベント終了。
戦闘再開して、関羽が話しかけてきます。
関羽「積もる話は後ほど。まずはこの戦場から離脱しましょうぞ!」
なんで。
友達と職場近くで偶然会った暇なOLかお前。ちょっとお茶しに行ける状況じゃないだろうが。
まずは終わらせようよ、戦を。まだ袁紹の負けが決まったわけでもないし。
お前の方に至っては現在優勢なんだから、いったん最後までやりきれよ。
「勝利条件変更!脱出地点を目指せ!」
だからなんでだああああ!!!何しに来たの劉備軍!?大迷惑にもほどがあるだろ!
蜀ストーリーでやったら途中離脱の事情がわかるかと思ってたのに、徐州に引き続いて何の理由も無かったよ!マジかよ!
袁紹「劉備!おのれ、この名族を裏切りおったな!」
初めてお前が正しいよ袁紹!
袁紹「ええい、誰か奴を捕えよ!いや、その場で切り捨てても構わん!」
えらいぞ名族、珍しく即断即決!今なら郭嘉もきっとお前を捨てたりしない!
「袁紹軍、敵対!」
あたりめーだろ!
趙雲「これで双方から狙われてしまいますね・・・厳しいですが、なんとか戦場から抜け出さねば」
動揺しない趙雲がすごいよ。怒っていいよ。むしろ叱ってやれよこの三馬鹿を。
夏侯惇「好き勝手に戦場を荒らしおって・・・貴様らの命運、ここで断ってくれるわ!(激怒)」
夏侯淵「手前勝手すぎんだよ!お前ら!!(激怒)」
追手の怒りが正当過ぎる。
返す言葉もねええええええっていうか、撹乱戦ってこういうこと!?確かに迷惑極まりないほど撹乱してるけど誰の得にもなってねえぞ!
!おい劉備そっち行くなあああああ!遠目にも「張遼」の文字が見えてるだろうが!勝てるわけないだろお前に!避けろ!ただひたすらに避けろ!
さらに曹仁、曹丕、郭嘉と続々追手が来るのを、戦わずに逃げます。
相手何にも悪くないのに斬れるかこんなの・・・
とにかく脱出地点までたどり着けばこっちの勝ちだ!
が。その脱出地点が。
賈ク「まあ色々ひっかきまわしてくれたもんだ・・・そろそろ大人しくなってもらおうか」
賈クに封鎖されとる・・・
しかも李典も連れてきてる!
好きな人たちばっかだああああああ!
泣きながら魏将を撃破。最低限賈クだけ倒せば良いのですが、束になってかかってくるので、趙雲の広すぎる攻撃範囲がよけられるはずもない。
すまん!すまん曹魏!!
賈クを倒すと、彼のかっこいい引き際拝見&関羽との再会を喜ぶイベントが入りました。
入りましたが・・・
関羽「曹操殿に命を預け、その恩義に報いるために少々の働きをして参り申した」
今のがか。
今のが恩義に報いたというのか。
お前らのせいで曹操軍壊滅なんですけど!
関羽「我ら兄弟の志以外のためにこの武をふるうなど、面目次第もござらんが・・・」
だからお前らの志って何よ!?
張飛「さて、どうする?俺たちも、袁紹に言われた分は終わったしな」
終わってねえよ!!(激怒)
ここに来るまで何匹袁紹配下の武将ちぎって来たと思ってんだ!何言われた通りやりましたみたいな顔してんの!
大体、袁紹が最後に言ったの「劉備死ね」だからね要訳すると!終わってねえよ!
劉備「うむ・・・袁紹殿は己の権勢ばかりを求めている。このまま共に戦っても、我らの目指す世は作れまい」
「このまま」の意味わかってるかお前。
どのままだよ。ここまでやっといて共に戦う選択肢がまだ残ってたのにびっくりしたわ。
劉備「すまない趙雲。来てくれた早々、流浪の辛苦を共にさせることになる」
趙雲「お気になさらず。この趙子龍の槍、劉備殿の大志を支えるために!」
だから劉備の大志って何だあああああ!!!!!
魏ストーリーで感じた腹立たしさが、拭われるどころか一話ごとに深まって行くばかりの蜀ストーリー。
このまま一体どこへ行くのか。
喉が痛くなりながら、次は新野です。徐庶のリクルート、再び。
関羽を失って失意の劉備はなんやかんやで袁紹のもとへ。再び曹魏と対決するべく官渡決戦に身を投じる事となりました。
その陣営に、劉備を訪ねてくる若武者が一人。そう、趙雲です。
彼は劉備の人柄を忘れられず、劉備の力になるためにここへやって来たのです。
というわけで、選択キャラは趙雲で。
ここまで4ステージ連続で選択肢にいながら一度も使いどころのない張飛よ、すまない。
陣内では劉備がしょぼくれています。
「私はなんと非力なのだ・・・すまぬ、雲長、翼徳」。泣きそうになっています。
「うじうじしたってしゃーねーぜ兄者!」と声を励まして叱咤する張飛。
うじうじって言われちゃったよ劉備・・・
さらに名もなき兵士からも、「俺が生きてたくらいなんですから、関羽殿だってきっと生きておられますよ!」と元気づけを言ってもらっています。
しかし劉備は趙雲が声をかけてもまだうじうじしています。
劉備「すまぬ趙雲・・・こんな戦をしにきたのではあるまいに・・・」
趙雲「お気になさらず劉備殿。私はあなたと共に戦えるだけで嬉しいのです」
爽やかだよ。いい人だよ。その微笑みが何よりも劉備の心を癒してくれるよ。
戦闘は袁紹の号令で始まりました。
始まったとたん。
劉備「この戦は袁紹殿の命に従う!曹操の軍を討ち倒すのだァ!!」
お前さっきのうじうじどこ行った。
いきなりギア全開で指示出してんじゃねえよ!
ていうか何度でも聞くけど曹操がお前に何かしましたか!?一方的な逆恨みじゃないんですか!?少なくともこの無双の世界では!
敵は中央と東の拠点を狙っている様子。そこはこちらの要所なので渡すわけにはいきません。
西の砦を落として敵の目を引きつけにかかります。
なるほど、これが「撹乱戦」か。
この辺から趙雲のレベルがいい感じにあがって、動きがさらに美しくなってきます。
敵を倒すのが楽しい~。
調子に乗っていたら楽進と于禁が出撃してきました。
・・・楽進倒すのやだなあ・・・
劉備「敵の猛将がこちらへ来るようだな。その者を倒せば、こちらの優勢は盤石となろう!」
お前とは徹底的に意見合わねーな劉備。
倒したくないって言っとろうが!
仕方なく于禁と楽進を撃破すると、楽進の退却台詞が「まだ動けるうちに帰りつかなくては・・・」。
ひー重傷っぽい!ごめんなさいごめんなさい!楽進に何かあったら劉備の眉毛剃って髭にしてやります!
西の進撃を食い止め、中央への援護に回ろうと馬を駆けさせたその時、伝令から報告が入ります。
袁紹軍の猛将で名高い顔良と文醜が敵に討ち取られ、東の拠点が占拠されたというのです。
袁紹は目を剥いて驚き怒り、何としても取り返せと名族らしさを発揮。
趙雲は心得て東へ急行します。
そして。
たどり着いた白馬(地名)で見たものは。
関羽「ぬうぅん!」
敵兵を斬り倒す関羽の姿!
官渡の夜と灯りに浮きだす雄姿がとても美しいです。
彼は振り返り。
はっ!という顔をして。
ゆっくりと、そしてだんだん速く。
ただひたすらこちらを見つめて無言のままかけてくる・・・!
ここ、見る者を困惑させる乙女展開。
これは・・・可愛い・・・のか?
はっ!ってなった関羽の顔は確かに可愛い。ちょっとびっくりするくらい。目がまんまるでビー玉みたいだからか。
しかしその下には大量のヒゲがある。
こちらに向かって駆けてくる時はカメラが正面アングルからぐっと遠のくせいで、小さな姿が一生懸命走ってくるように見える。健気だ。
しかしその手には巨大な青龍刀を構えているわけだ。
もう可愛いんだかごついんだか健気なんだか不気味なんだかさっぱり感覚が掴めない。
どう・・・解釈するべきなんだ、これは。
困惑しているうちにイベント終了。
戦闘再開して、関羽が話しかけてきます。
関羽「積もる話は後ほど。まずはこの戦場から離脱しましょうぞ!」
なんで。
友達と職場近くで偶然会った暇なOLかお前。ちょっとお茶しに行ける状況じゃないだろうが。
まずは終わらせようよ、戦を。まだ袁紹の負けが決まったわけでもないし。
お前の方に至っては現在優勢なんだから、いったん最後までやりきれよ。
「勝利条件変更!脱出地点を目指せ!」
だからなんでだああああ!!!何しに来たの劉備軍!?大迷惑にもほどがあるだろ!
蜀ストーリーでやったら途中離脱の事情がわかるかと思ってたのに、徐州に引き続いて何の理由も無かったよ!マジかよ!
袁紹「劉備!おのれ、この名族を裏切りおったな!」
初めてお前が正しいよ袁紹!
袁紹「ええい、誰か奴を捕えよ!いや、その場で切り捨てても構わん!」
えらいぞ名族、珍しく即断即決!今なら郭嘉もきっとお前を捨てたりしない!
「袁紹軍、敵対!」
あたりめーだろ!
趙雲「これで双方から狙われてしまいますね・・・厳しいですが、なんとか戦場から抜け出さねば」
動揺しない趙雲がすごいよ。怒っていいよ。むしろ叱ってやれよこの三馬鹿を。
夏侯惇「好き勝手に戦場を荒らしおって・・・貴様らの命運、ここで断ってくれるわ!(激怒)」
夏侯淵「手前勝手すぎんだよ!お前ら!!(激怒)」
追手の怒りが正当過ぎる。
返す言葉もねええええええっていうか、撹乱戦ってこういうこと!?確かに迷惑極まりないほど撹乱してるけど誰の得にもなってねえぞ!
!おい劉備そっち行くなあああああ!遠目にも「張遼」の文字が見えてるだろうが!勝てるわけないだろお前に!避けろ!ただひたすらに避けろ!
さらに曹仁、曹丕、郭嘉と続々追手が来るのを、戦わずに逃げます。
相手何にも悪くないのに斬れるかこんなの・・・
とにかく脱出地点までたどり着けばこっちの勝ちだ!
が。その脱出地点が。
賈ク「まあ色々ひっかきまわしてくれたもんだ・・・そろそろ大人しくなってもらおうか」
賈クに封鎖されとる・・・
しかも李典も連れてきてる!
好きな人たちばっかだああああああ!
泣きながら魏将を撃破。最低限賈クだけ倒せば良いのですが、束になってかかってくるので、趙雲の広すぎる攻撃範囲がよけられるはずもない。
すまん!すまん曹魏!!
賈クを倒すと、彼のかっこいい引き際拝見&関羽との再会を喜ぶイベントが入りました。
入りましたが・・・
関羽「曹操殿に命を預け、その恩義に報いるために少々の働きをして参り申した」
今のがか。
今のが恩義に報いたというのか。
お前らのせいで曹操軍壊滅なんですけど!
関羽「我ら兄弟の志以外のためにこの武をふるうなど、面目次第もござらんが・・・」
だからお前らの志って何よ!?
張飛「さて、どうする?俺たちも、袁紹に言われた分は終わったしな」
終わってねえよ!!(激怒)
ここに来るまで何匹袁紹配下の武将ちぎって来たと思ってんだ!何言われた通りやりましたみたいな顔してんの!
大体、袁紹が最後に言ったの「劉備死ね」だからね要訳すると!終わってねえよ!
劉備「うむ・・・袁紹殿は己の権勢ばかりを求めている。このまま共に戦っても、我らの目指す世は作れまい」
「このまま」の意味わかってるかお前。
どのままだよ。ここまでやっといて共に戦う選択肢がまだ残ってたのにびっくりしたわ。
劉備「すまない趙雲。来てくれた早々、流浪の辛苦を共にさせることになる」
趙雲「お気になさらず。この趙子龍の槍、劉備殿の大志を支えるために!」
だから劉備の大志って何だあああああ!!!!!
魏ストーリーで感じた腹立たしさが、拭われるどころか一話ごとに深まって行くばかりの蜀ストーリー。
このまま一体どこへ行くのか。
喉が痛くなりながら、次は新野です。徐庶のリクルート、再び。
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