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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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北村に女がいました。

セクション「人間関係について語る」で判明した。
野郎どものマンションに女が二人遊びに来た。
一人はケイトというブティックに勤める女性。
ちなみに北村がピーター、ウエンツがニールという名前だということも判明。

欧米における「ピーター」のイメージってこんな感じなのかな。
サンドラ・ブロック主演の映画「あなたが寝てる間に」に出てくるピーターも、なんかこういう、眉毛も胸毛も濃い系の男だった。
二ールはわかる気がする。

玄関先で出迎えたのはピーター。
やあケイト、今夜も魅力的だね、とか何とかいいながらデレデレしている。彼女がピーターのコレなわけである。

だが騙されるなよピーター。この女、ドラマの導入部で、
「私の理想のパートナーはー、背が高くて頭が良くて、お金持ちで成功していてー、男らしくてたくさん働いて気配りができてやることはやってー、そして私を敬愛してくれる人なの!たぶんピーターが運命の人だと思う。彼、成功してるし!」
とか言っちゃうような女だぞ。
かつ、かなり前のセクションの話になるが、勤め先で「店長と社長ができてる」という根も葉も無い噂をでっちあげて客に吹聴したのもこの女だ。
店長は、仕事経験が無いが雇って欲しいと面接に来た彼女を、悩んだ末に「きっとすぐにできるようになるわよね」と雇ってくれた良い人だったのだが。


そしてケイトも騙されんな。

ピーターは「俺この先10年は結婚する気無いわ」っつってたからな。さっき。


カタストロフしか感じないよ。恐いよ。
「今夜も魅力的だね」
「ふふっ、今夜だけ?」
「ハハハ」
とかいちゃついてる二人が恐いよ。大人の世界が汚いよ。

で、そんなケイトが連れてきた子が、エマ。
過去のセクションにおいて大学卒業後に平和維持活動に参加したいと考えていた、そして娘が遠くへ行ってしまいそうな事に狼狽した親父を優しくつきはなしていた、華やかさは無いが明るい良い子だ。
ピーターはこちらにもデレた笑顔を向ける。

「はじめまして。君のことはケイトから聞いてるよ」
「はじめまして。お会いできてうれしいわ」

とかやってるところへ二ールも台所から登場する。

「やあ、こんばんは・・・」

言いかけて。
その顔が強張った。

「君は・・・!」
「!あなたは・・・!」

まるでさっき曲がり角でぶつかった奴じゃん!と言わんばかりの顔で見つめあうニールとエマ。
驚いたケイトが尋ねる、

「あら知り合い?」
『いや、・・・!』

同時にしゃべろうとして同時に黙り、何を言えば良いのかわからなくなる二人。
ここで、「奇遇だね。さて、なにか飲もうか」と如才なくふるまうピーターは、さすが胸毛が生えていそうなだけのことはある。
二ールはとりあえずケイトに挨拶した。そして再びエマに向き直ったが、彼女は既に背を向けて振り返らなかった。
しばらく彼女を見つめていたものの、結局二ールはあきらめて台所に戻って行ったのだった。


・・・・・・・・・・

どうなるの。これは。
後半ほとんど会話が無くなって、「この雰囲気を楽しめ」と言わんばかりの間の連続だったけど。ありなのそれは。語学の教材として。

どうなるのよ!
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今やってる英語教材、ヒアリング力を上げるためなのか何なのか、映像に出てくる人間関係がことごとくどっかおかしい。
将来の夢について話す回ではついにホモテイスト出てきた。

~ドラマ概要~
場所はマンションのこざっぱりした台所。
北村一輝に似た濃い青年が、おぼつかない手つきで玉ねぎを切っている。
と、玄関でベルが鳴り、ウエンツ風の青年が入ってくる。
どうやら二人は同居しているらしく、ウエンツは大学かどっかから帰ってきた風である。

おかえり、ただいま、というように二人は軽く挨拶を交わし、北村は料理に戻る。

北村「・・・今何時?」
ウエンツ「(時計を見て)10時だよ」

忙しく外出の上着を脱ぎながらも、なぜか北村を見つめ続けてるウエンツ
これ買ってきた、と (o・∀・)b な顔しながらシャンパンを持って来るが、北村は「冷蔵庫入れとけよ」とそっけない。

ウエンツ「いつ帰ってきたのさ?」
北村「んー・・・7時半」

言いながら玉ねぎを4つに割ったところでギブアップする北村。

北村「・・・おい。ちょっとこれやってくれない?」
ウエンツ「(くすっと笑いながら)いいよ」

交代し、鮮やかな手つきで玉ねぎをスライスしていくウエンツ。
その手元を見つめる北村。の無意味なアップ。

ウエンツ「知ってるだろ?僕はシェフになりたいんだ」
北村「・・・本気か?」
ウエンツ「僕の夢なんだ」
北村「いつから?」

尋ねる北村の顔はなぜか歓迎する風ではない。

ウエンツ「いつからかはわからないけど・・・料理には味と匂いと色とがあって・・・料理は芸術なんだよ」
北村「(苦笑して)そうかい」

少しの間会話が途切れた。
が、はっとウエンツは気付く。北村の夢は、地球環境に優しい街を建築することだったのだ。
彼は北村を振り向いた。

ウエンツ「もちろん、シェフは街を作るような崇高な仕事とは言えないけどね。・・・誰もが世界を救うってわけにはいかないもんだよ」

それを聞いて北村は微笑む。そして、

北村「お前がシェフになるなら、好きなだけ料理を作れるように、俺が世界を守るさ」

そうだろ?とウエンツの背を優しく叩き、そして二人は堅い握手を交わしたのだった。



なんなんだよこいつら。




妖しいんだよ、おかしいんだよ、この会話やるのにこんなセクシーな北村使う必要があるのかよ。アップ多いんだよ。台所せまいんだよ。

ぜったいヒアリング能力上げるためにわざと妖しくしてる。
これは聞いちゃうわ。二人が何話してるか真剣に聞き取りたくなっちゃうわ。

他にも、オフィスのOLの会話として、

「ねえちょっと聞いてちょうだい。メアリーが結婚したのよ!」
「まあ!!・・・でもちょっと待って、彼女離婚したんじゃなかったの?」
「したわよ。新しい人と再婚するの。あれから2カ月しか経ってないけどね」
「そうね・・・まあでも、おめでたいことだわ」
「どうかしら」
「?どういう意味?」
「彼女、妊娠してるのよ」(ドヤ顔)
「なんですって?それって・・・!」

などという、深く考えると色々やばい人間関係が展開されたりします。
これも聞いちゃうだろ、最初っから女二人が脂ぎった好奇心でギラギラしてるもの。何の話だと思うだろ。

人間心理が計算されつくされてる。恐ろしい教材だ。
明日ママがいない第8話。号泣してやばい。どこで泣いたかわからないくらい全体的に泣いた。
前回のサイコな展開はなんだったんだ。あれは何かの間違いでしたと言わんばかりに一瞬で浄化されてた。ドンキはやっぱりいい子だ!
次々に真の愛情を得て幸せになっていく子供たち。その一方で一人だけ報われないにもほどがある施設長。
いや施設長としてはこれ以上ないほど報われてるんだけど。男としては、もうズタボロよ。
ていうか落ち着いて考えろ施設長佐々木。あの弁当屋の女性はそこまでして追いかけるほどのタマかと。視聴者全員思ってるぞ、あの女に施設長はもったいない、あの女と結婚するくらいならロッカーと結婚すりゃあいいのにと。性格の不一致より性別の一致の方が障害にならないだろ、目を覚ませ施設長!

あと、酒井美紀の演技が凄かったです。
彼氏と暮らすために子供を捨てた最低の、あくまで最後まで徹頭徹尾最低な母親の役でしたが、同時にそれは子供以上に愛に飢えた寂しい大人の姿で。ごく短い登場なのに、哀しくて胸に迫るものがありました。
酒井美紀ってこんな良い演技をする女優だったんだなあ。
明日ママがいない。第七話にして真面目に恐ろしい展開になって、ぞっとした。
もうママがいるとかいないとかの次元では無い。
誰か早くあの子をなんとかしないとやばい。

鈴木理央、ホラーいけますね。

急に英語の勉強をしているのは会社でノルマが課せられたからなんですが、この時間分勉強しなさいと言われただけでどんな勉強をしろとは言われなかったから。だから。軍事コースを。

なお、軍事コースの次には「富と名声」というテーマのをやってみました。
米国の教材だし、軍事があれだけマニアックかつ最初から最後まで「私達は戦争を止めるために戦争をする正義の味方です!」という立場を微塵も崩さないアメリカンクオリティだったので、富と名声ならすんごいセレブの話とかあるんじゃないかと思って。

そしたら・・・

第一章 セレブについて(というか9割はパパラッチについて)
第二章 セレブの偽善行為について
第三章 セレブを批判する
第四章 結論

・・・軍隊よりもボロックソに言われてる・・・
内容もえげつない。たかが英語教材と思っていると火傷する。
たとえば、セレブのボランティア活動についての議論がこれだ。

A「マイケル・J・フォックスはパーキンソン病になってから、仕事をぴたりとやめて、精力的に病気の啓蒙活動をしているんだ。素晴らしいじゃないか?」
B「彼だって自分が病気になってなきゃ何もしてないだろうさ」

・・・いいのか。これ。汚すぎるだろBの人間性が。


さらに、会話形式の問題。
ビデオに写っているセレブ嫌いの女の言葉に対し、セレブ擁護派として最も適した相槌・意見を選択せよ。・・・なのだが。

女「あの有名女優が嫌いよ。慈善家だとか言われてるけど、ただのパフォーマンスだわ。聞いた話だけど、彼女、子供を突き飛ばして病院送りにしたことがあるのよ!」

うわー、やな女だな。なんだこいつ。
よし、ここは擁護派として、有名女優がどんな良い事をしているかフォローを・・・


正解の選択肢「何と言おうと彼女は山ほど金を出してるのよ。それが全てよ」


私も最悪だな。


なんなのこいつら。セレブをなんだと思ってるの。


さらに今、警察コースを進めているんですが、しょっぱなの女警察官の演説が、
「更生プログラムも教育も結構だが、私の経験から言わせてもらうと、結局一番有効なのは厳罰だ」
で、なんかもうアメリカ恐い。


凄い教材だなあこれ。カルチャーショックだなあ。

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