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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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日本人偉いっていうか、東北人がずば抜けて偉すぎるんだとわかってきました。

東京で同じ事が起こったら、略奪が起こらない自信は正直無い。
待ちに待った支援物資を差し出された時、もっと困ってる人が向こうにいますと譲る自信は全く無い。
救助に来た米兵に対し、「アメリカ!んまあそんな遠いとこから・・・私はいいですからあんたが車(救助用)に乗ってください」と譲るに至っては、自信以前にそんな発想そもそも無かったというレベルだ。
おばあちゃん、いいから!今そういう遠慮してる場合じゃ無いから!その人もそういうお客さんじゃ無いから!まずは自分大事にしてください!

9日ぶりに救助されたお婆ちゃんとお孫さんについて、報道は孫がお婆ちゃんを守ったというものばかりですが、その逆も絶対あると思う。お互いがお互いの支えになっていなければ二人揃って生き残れるはず無いもの。婆ちゃん舐めんなマジで。

凄すぎる。
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旧約聖書にヨブ記っていうのがありまして。
ヨブという善人の信仰心を試すべく、サタンに唆された神様がヨブを痛めつける話です。

サタンが神様を唆す言葉は二段階。

「ヨブは裕福で子供にも恵まれているのだからあなたに感謝する気にもなるでしょう。財産も子供も奪ったら、彼だってあなたを呪うでしょう」

そして、

「財産や子供を奪われてもヨブ自身が傷んだわけでは無いでしょう。彼の肉と骨とを痛めつければ、彼だってあなたを呪うでしょう」

です。

この二段階は人間の心理を本当に残酷についている。

被災地の凄惨さに涙を流した。
募金もできるかぎりした。
そういう人たちの中に、食べ物の危険を割り切れる人はどれだけいるだろうか。

先にも書きましたが、店頭に並んでいるなら私は気にせず買います。だから負けるな日本の一次産業。土地に根ざす産業が倒れてしまったらどんなにITが進んでも国は終わりだと思う。
出荷差し止めについての補償は全力で行って欲しいです。税金はその為にあるんです。

っていうか、東京もね、買い占めのせいでコーラぐらいしか棚にないわけよね。もう仕方ない部分あるけどね。そら水道やられたらパニックも起きるわ。

しかし、コーラで飯炊くくらいなら私はあくまで水で炊く。
多少ゴジラ化したって構うもんか。東京タワーの曲がった先っちょを直しに行ってやんよ。


みずほ銀行は何をやっているんだろう・・・2回目だぞ。
地震が無ければ連日トップニュースで間違いない。
ここもキュウベエが無茶をやらかしたというのか。

日本が一段落したら、政府・東電・みずほ銀行の三本立てでダメトップ大特集が組まれそう。

大震災に見舞われ政府が迷走し放射能汚染の危機に晒され金融まで破綻しながら秩序正しく行動している日本人は、真面目に、今年のイグノーベル平和賞をぶっちぎりで獲得できると思います。
むしろ本家と史上初のダブル受賞できるだろ。エントリーして賞金を復興資金に充てようよ。

いやもう・・・なんなんだ本当に。
東電に対するバッシングが過熱していますが、落ち着いてください。
確かに東電がひどいのは事実だと思う。何がひどいかというと幹部の無能さで、具体的にどこが無能かというと想定能力が無です。それはわかる。

ニュースを見る限り、「未曾有の震災」はあまり関係ないですよね。
津波の影響は何が壊れたかであって、どうなるかをわからなくするものではない。炉は基本的に非常にシンプルな構造だし、ここまでの経緯も炉の構造にそってシンプルに進んでいる。想定外の事象が次々起こってるわけではないのだから、対応がここまで場当り的になっているのは幹部に想定する能力がまるで無かったとしか思えん。
これは歴然としてますよ。

でもね、想定能力の無い人が経営者って、それもうファンタジーじゃないですか。あり得ないじゃないですか。
だからもうこれは、何も知らない普通のおっさんの夢にある日突然キュウベエが現れて、有無を言わさず東電役員にされたんだとしか思えない。それでないと説明がつかない。
だから落ち着いてください。

東電社員にバケツリレーをしてもらっても何も良い事は無いです。彼らが今できることは、これ以上の混乱を防ぐべく最大限のインフラを供給し続けること。被災地のインフラ復旧に全力をあげる事。
原発事故があっても日本人が比較的落ち着いていられるのは、まだ電力供給が出来ているからです。私達はインフラがあるということでどうしたって安心感を得られるんです。
バッシングが過熱するのもわかりますが、多くの社員の方は尽力して下さっていると信じています。

どうか頑張ってください。
うちの支社社員で帰省中に被災した方からメールが。
数日間瓦礫の中に取り残されていたこと。避難できたこと。被災地の様子が綴られていました。

生きて帰ってこれて本当に良かった。・・・良かった。
副社長が泣いて返信してますが、たぶん、社長も続く気がする。

来週にはインフラ復旧の応援のため、本社や西日本支社の社員有志が現地に向かいます。
参加資格として、車を運転出来る、体力がある、そして精神的に耐えられることとあり、被災地の様子が忍ばれます。
有志にはどうか現地の方を助けて、無事に帰ってきて欲しいです。

被害の無かった日本全国の企業で、何かできる事はないかともどかしい思いでいる人が多いと思います。
特にこの時期職場を離れる訳にいかない管理部門はそうかもしれない。
ですが、管理部門の仕事は「人事?経理?総務?そんな奴らいたっけ??」と思われてこそプロフェッショナル。
停電による遅刻等で給与計算にイレギュラー対応を求められる人事。
同じく停電による影響や物資不足を調整し社内環境を維持する総務。
これも同じく停電の影響で社内インフラ調整に苦戦を強いられる情シス。
そして被害金額を算出し決算書に反映して開示し税金を納める経理。
各自それぞれかなり緊急スケジュールで動かねばならないと思いますが、ここは一つ、あとで現場の人間に「お前ら何してたの?」と言われるくらい全力で平静を維持して行きたいところです。

頑張ろう。総決算マジ不安だけど頑張ろう。
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