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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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私は彼氏イナイどころか痴漢被害にすら遭った事の無い女ですが、痴漢らしき人を目撃したことは二度あります。

一度目は駅のホームでした。
線路を挟んだ向こうのホームで奇声が上がったので何だろうと思ってみてみれば、ぽっちゃりした色白のサラリーマンが、女子高生にネクタイを掴み上げられ、突き倒され、蹴られ、踏まれ、胸倉掴んで「てめええええふざけんじゃねえええよぉぉっっ!!!!!!」と至近距離から罵倒されつつ遠めにわかるほどガクガク揺さぶられているところでした。
・・・今から思えばあのサラリーマンは別に色白なわけではなく単に顔面蒼白だっただけなのかもしれません。
もちろん、サラリーマンの方が痴漢の加害者で女子高生が被害者なわけなんですが、私を含めて見ていた人たちは大体もうなんていうか、早く引き取ってあげろよ警察と思っていました。
最終的に彼は後ろ襟首を猫か何かのように掴み上げられて、「この人痴漢ですーっ!!!」と万人の晒し者にされながら駅員室に引きずられていき、私は痴漢という犯罪のリスクの高さをつくづく思い知ったのでした。


二度目は電車内でした。
先頭車両の壁際で朝のラッシュに揉まれていた私は、自分のすぐ目の前にいる男と隣の女性の様子がおかしいのに気づきました。
男はやたら女性の顔を覗き込んで体を寄せていますし、女の人の方は俯いてしまって男と眼を合わせないようにしています。
これは痴漢ではないかと。もしそうでないにしても男が軽い変態で、女性が迷惑しているのは間違いないと。
そう思ったので、私は電車が揺れた拍子に、
ダンッ!!!
と、鞄を持ってた腕を二人の間に突き入れて壁につき、変態と女性を遮ったんです。
男はじろじろこっちを睨んできましたが、朝の面構えの悪さでは私も負けてないのでしかし喧嘩とかしても勝てるわけもないので、視線をそらしつつ物凄く不機嫌そうに腕を維持していたわけです。

何駅かそのままの体勢を維持していると、乗換駅についたのか、女性が電車から降りました。
ああ良かった、と思う私。
ところが。問題の変態男が女性の後を追うように電車を降りるではありませんか。

あ、やばい、と思いました。あの人は変態に狙われている。危険だ。会社まで誰か付き添ってあげなければ。

・・・・しかし証拠もなくただ雰囲気が変態らしいというだけで闇雲に注意喚起するわけにもいきませんし、何より私は彼女と赤の他人、別に彼氏でも無いのにそこまでする理由はなんだろうと思ってしまい、動くことができませんでした。
ただ呆然と二人を見送るのみ。

そして私の見送るその先で。








仲良く腕を組む変態と女性。


















付き合ってたんかい。


ハイハイハイどうもどうもこりゃまた大変失礼をいたしました、散々邪魔でしたね私
まさか朝っぱらから電車の中でときめきあっていらっしゃったとは露ほども知りませなんだ。いやー熱い熱い、参った参ったこりゃ一本取られましたわアッハッハ!
・・・・・
つーか紛らわしいんだよバカ野郎!!!!どういう嗜好か知らんが、やるならしかるべき場所でまっとうにやれ!!!!


まあそんなわけでね。
私は遭ったことは無いですが、痴漢は嫌いです

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