[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
JOKERの2度目の鑑賞に昨夜行ってきて、ホアキンの演技とそれを引き出す撮影の気持ち良さを堪能してきました。
この映画を見て暴力に走る人がいるのではないかという懸念もあるそうですが、私はむしろこの映画を見て弱い人に優しくなる人も多いんじゃないかと思っています。
エンターテイメントとして暴力そのものを描くか、暴力に至る過程を描くかでは見る方への影響もだいぶ変わってきますよね。
さて、先日、私が過去に見たおぼろげなバットマン映画の記憶を書いたところ、複数の情報をいただきました。
まず、ペンギンがいた方は間違いなく怪人ペンギンが出てくる「バットマンリターンズ」であると。
正直ゴッサムシティでペンギンなんか何のために出てきたんだろうと思っていましたが、怪人がペンギンならあのペンギンは至極まっとうな登場だったんですね。
コメントの中には、「ペンギンはもう誰かが説明しているだろうから自分が説明するまでもない」とペンギンの知名度を絶対的に信じる方もいらっしゃいました。
「生まれてすぐに下水に捨てられて野良ペンギンに育てられた過去を持つ敵」「下水道を拠点にギャング集団のボスとして君臨しペンギンロケットで攻撃」・・・ああ、全く意味不明なはずの文章で失われた記憶が確かに蘇ってくる。
そう!下水道にペンギンいた!
検索してみたら一発で腹いっぱい怪人ペンギン画像が出て来まして、ありがとうございます、間違いない、この人です。しかも調べたら凄い悲しい過去持ってるじゃないか。コアなファンもついてるし。これは魅力的な敵ですね!
ていうかこの顔、リバウンドしたホアキン・フェニックスそのままなのでは?あの人の鼻の長さは抜群にペンギン向きなのでは?
いつかペンギンもやってくれないだろうか。そしてリバウンド早すぎないかあの人。
次に。
胸の花から酸を噴出して人の顔を溶かす悪人ですが、こちらについては「バットマンフォーエバー」のトゥーフェイスではないかという情報をいただきました。ありがとうございます。
ただ、これは違いました。
トゥーフェイスの記憶が私に全く無いのです。
先日「ダークナイト」でハーヴィー・デントの焼けた顔を見た時も、いやなんぼ焼けてもそうはならんやろと普通に突っ込んでしまったくらいトゥーフェイスの事は知りませんでした。
コメントをもらって初めて、ハーヴィー・デントはトゥーフェイスで、だからあの顔だったのか!と知った次第です。なるほど。あの展開にはそういう下地があったのか。
過去にトゥーフェイスの映画を見てたらさすがにピンとくると思うのです。
私があの顔見て思い出したの「インディ―ジョーンズ~最後の聖戦」ですからね。間違った聖杯で水飲んだ人が一瞬あんな顔になってから死ぬ。
で、じゃあ誰なんだと。
私の記憶が正しいとすると・・・ペンギンが存在したことで記憶力に自信を持ちましたよ私は・・・その胸の花から酸を出した奴は、とにかくすごいカリスマ的悪人だったはずなんです。
ハーヴィー・デントは焼かれる方なので、彼を焼いたマフィア?のチンピラ?があの悪人な気がどうもしません。
ペンギンが何かの弾みにやったのかなとも思いましたが、彼の衣装は涎掛けだというので、胸に花を飾る余地がなさそうです。トゥーフェイスは左半分が焼けているようなので、これも花を飾ったりはしない。・・・
ならやっぱジョーカーじゃね?
ということで、本日見てみましたジャック・ニコルソン版ジョーカーの「バットマン」!
これは無料ではなかった!Amazonで500円だった!
最初にデジャブったのは、手術を終えたジャックが狂気の笑いと共に整形外科医を去るシーン。
あ、見たことある!
次に、握手で人を消炭にするシーン。
おおおお!!見た事あるあるある!!
さらに、ガスマスクが先に届けられてからの毒ガスで人がバタバタ死ぬシーン。
これええええ!覚えてる!これや!美術館だったんかい!
そして、登場したジョーカーが胸の花から酸を噴出。
めでたくホシを特定できました。
やっぱジョーカーだったかああああ!!
こうして簡単に並べると凄惨極まりないなこの映画!
一つ申し訳なかったのは、その酸で誰も怪我をしていなかったという事実でしょうか。ヒロインが咄嗟によけたので壁を焼いた程度で終わっていました。一番大事なところを間違っていました。すみません。
おそらく、直前にジョーカーの愛人だった女の爛れた顔を見せられていた事と、噴出した狙いがヒロインの顔だった事から、被害者を想像して存在させてしまったのだと思います。
それにしても、ジャック・ニコルソンのジョーカー素晴らしすぎますね。
これは凄いわ。そら伝説になるわ。
私は幼少時にバットマン映画を二つも見てたんですねえ。家族に隠れバットマンファンがいたんでしょうか・・・たぶん父。
長年封印されていた記憶が整理されてすっきりしました。
ありがとうございました。