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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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忍者ツール復活しとる!いつのまに!

アカデミー賞で韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞を受賞。
仕事中に速報見ながら感動で鳥肌が立ってました私は。
まだ実際の作品見てない人間が感動するのもおこがましいけど!でも!

純粋なアジアの映画がアカデミー賞作品賞!!
凄い。これはもう物を作る全ての人間に勇気を与えまくったと思う。
おめでとうございます、韓国映画界。凄い!素晴らしい!そしてめっさ羨ましい!!
良い文化育ってんなお宅ー!!!!

ヤフーニュースのコメント欄とか、この素晴らしい作品についてネット右翼どもには一言もほざかせるものかという映画ガチ勢の本気が感じられて、熱かったですね。
良い作品は世界を平和にしますよ。

勿論、あれだけジョーカー見まくった私としては、ホアキン・フェニックスの主演男優賞受賞も嬉しかったです。
鉄板だったから絶対大丈夫だと思ってたけど・・・でも抜群のタイミングで逮捕とかされてたからさ・・・ヤクやろうが逮捕されようが良いと思ったやつには賞出していく米国の心意気、愛してる。

ジョーカーが作品賞取るという説は、個人的にはさすがに無理やろと思っていました。
脚本がね。「見る人に任せます」っていう投げ出し手法は、時代に合ってないですから・・・それでもあれだけの作品にするくらい主演の演技と音楽と映像が良かったですけど、でも、あの逃げ方はコミック原作の壁を突破できなかったという事かなと思うので。脚本賞取れない作品が作品賞取るのって、なんかヤダ。
個人的には投げ出し手法も色々想像できて嫌いじゃ無いけどさ・・・ジョーカー大好きだしさ・・・
でもぶっちゃけダサイ手法じゃん、投げ出し。個人の好き好きと公的な受賞とは次元が違うもの、大好きだからって何でも取って欲しいとは思わないですよ。・・・うん、いいんだ。

大好きな作品が受賞1個だけというのが残念なんですよ。でも、じゃあ他に何を受賞するよと言うと、確かに「抜きん出てる」のは主演だけではある。

あ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞はジョーカーも良かったと少し思いますね。受賞作品聞いて、またその方向性?と感じてしまった。この賞は表現よりも技巧に重きを置いているのでしょうか。
プロから見たら、カズ・ヒロさんの超絶技巧に匹敵する表現がまだ全然無い!ということなのかもしれませんが。

カズ・ヒロさんといえば、「日本では夢を叶えられない(から米国籍になった)」とはっきり発言されていました。
日本は他人と違う表現や新しい表現で成功することが非常に難しい国なので、彼にとっては本当にその通りだったのだろうなと思います。
でも逆に、既に存在して受け入れられている表現を研ぎ澄ませるタイプの人は割と受け入れられ易い国だとも思うんですよ。
他所の国で「ダッサ。今時そんなことやって何になるの?」と言われ、それでも俺はこれが好きなんだ!というような作家は日本においでなさい。
現代芸術志向なのに日本に生まれてしまった人は早く英語勉強して外に行きなさい。外で成功してから逆輸入する方が無駄な苦労をしなくて済むぞ。
色んな国があって世界なのだから、横並びになる必要は無いと私は思います。人が動けばいいだけだ。

まあ、日本で辛酸を舐めた挙句に国籍まで変えた人に対し「日本のおかげでしょ?日本人で生まれて良かったでしょ?」みたいな質問や期待をするのは恥知らず以外の何物でも無いとは思うが・・・そりゃキツい言葉で返したくもなりましょうな。


ともあれ、今年のアカデミー賞はとてもとてもおめでとう!!
やー、凄いなあ。日本の映画も頑張れ!
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