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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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ヤフーでね・・・「るろうに剣心15巻無料試し読み!」ってしてたから読んだんです。
何気に今まで一度も読んだ事無くてね・・・絵が苦手でね・・・

それで、私は12巻までは順調に斎藤一ファンに育っていたんですよ。
悪徳外道警官かと思ってたら、意外と事務仕事終わってからじゃないと決闘に行かないほど真面目な警官で面倒見も良くて強くて、ただクソほど性格が悪いのが欠点、という素敵な人だった。大好き斎藤さん。

それなのに・・・それなのに12巻クライマックスで・・・

月岡津南にシフトしてしまった。


月岡ァー!!!
あんたの新型炸裂弾、面白すぎるだろおおおお!!!!


なんなの。どういう展開なのこれ。
フィルムケース大の炸裂弾3個巨大鉄甲船を撃沈しましたよ。
しかも遠投で外から外装に「コン」って当てただけでよ。導火線も無いのよ。
核でもここまで凄くなくね?

志々雄が財産の5分の3つぎ込んで作って「惚れてくれるか」とか言って「煉獄」とまで名前つけて切り札に出してきた巨大船が、まさか出航もせずに沈むとは。
その炸裂弾作った奴が人生こじらせて友達いなくて引きこもってる東京の神絵師だとは。
「煉獄」なんか作らなくても月岡の長屋に放火すれば東京は壊滅していたはずだったとは。

志々雄は、「検心の読みと斎藤一の判断、自分自身の隙が最大の原因」と失敗分析していましたが、違うと思う。最大の原因は月岡津南の炸裂弾の超威力だと思う。どう見ても。

私、強すぎる敵は好きじゃないんですけど、志々雄は気の毒過ぎてこの先何やっても暖かい目で見てあげられる気がしました。

志々雄はなぜ月岡をスカウトしなかったんでしょうね。見つけられなかったのか。
京都が活動の本拠地だから、東京の引きこもり絵師の裏の趣味に気づかなかったのは仕方ないかもしれない。改めて書くと気づかなくて当たり前だとも思う。
だけど竹田観柳が気づかなかったのはどういうことだよ。奴は東京で元御庭番衆かこって武器商人目指してたんですよ。押入れ一杯の火薬買い溜めて爆弾製造してるやべー奴の存在になぜ気づかなんだ。

逆に、竹田が駄目なんじゃなくて月岡津南が凄いってことかもしれませんけどね。凄いって言うか、ほんとに一人も友達いなくてどこにも漏れなったんだと思うんだけど。
まあそのせいで外からの情報も入って来ず、初登場時は視野が狭く思考も古いという弱点がありましたが、それも絵師やめてブン屋に転身したことで克服どころかむしろ情報強者に踊り上がったという事実。強すぎる。

ぶつけただけで鉄甲船を沈める威力の炸裂弾を何の説明もなくもたされてた左之助(と彼を殴った人々、よく生きてられたなあ・・・
誰にも気づかれなかったという事実と、こんなもんを唯一の友達に「護身用」として持たせるあたり、月岡はたぶん作った炸裂弾のテスト一切してないんでしょうね。

恐ろしい人だ・・・色んな意味で・・・

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