アイオリアが教皇に呼ばれて、沙織お嬢を葬ってこい、みたいなこと言われるシーンがあったじゃないですか。
確かミロが教皇に向かって「は?」って言ったところだったとも思うんですが。
あの時に教皇がですね、「黄金聖闘士はお互いを知らない。顔を合わせるのも初めて」みたいなことを口走って、色々話の意味が通じなくなるから無かったことにされてるじゃないですか。
あの後、ミロとアイオリアの間でこういう会話があったと思うんです。
↓↓↓
ミロ「おい、アイオリア、どういうことだ。教皇は俺たちが知り合いだということをなんだかご存知ないらしいぞ」
リア「う、うむ。俺も一瞬とまどった。相手が教皇でなければ七歳で全員連れてこられてそんなわけあるかと殴っていた。割と連れだって飲みにも行ったりしているというのに、一体なぜ・・・・」
ミロ「・・・・アイオリア、ちょっと思ったのだが、お前もしかして、飲み会に教皇を誘っていないのではないか?」
リア「・・・・・仲間内の飲みだぞ。お前は誘うのか?」
ミロ「誘うわけ無いだろう気の詰まる。何かの拍子に混ざられても困るから、気取られないようみんな時間をずらして聖域を出る」
リア「・・・・・・・・・・そうか。みんなでそんなことをやっているから教皇が・・・・」
ミロ「・・・・・どうする。覚悟を決めて今度誘ってみるか。なんだか教皇が可哀そうだから」
リア「そう・・・だな。よし、わかった。俺が仕事を終わらせて帰ったら、ニセアテナ狩りの打ち上げと称して一席もうけよう。店の予約を頼む」
ミロ「任せろ。適当に近くで顔の割れてないところを探しておく。金曜19時からでいいか?」
リア「ああ」
・・・・・
こんな感じで、たぶん、サガだけ知らなかったんだと思います。