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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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コキュートスのデスマスク。

聖衣に見放され、女神の加護も無く、たった独りで落とされた。
反省はない。後悔もない。
ただ残った雪みたいに疲れて、消えるだけ。


彼には人として大事なものが欠落していて、それは誰にも埋められないんじゃないかと思います。
デスマスク自身が埋めたいと思ってないし、大事なものだとわかってないから特に欲しくもない。
だからたぶん、私の不動の本命なんでしょう。
こいつのために泣いてやりたくなるんです。
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閉める方の蟹が人気すぎて、開ける方の蟹が可哀相になってきた。

まってみんな!開ける方の蟹だっていいとこあるよ!
そんなわけで今晩は開ける蟹の魅力を語りたいと思います。

まず、開ける蟹で譲れないのは、蟹の方が早く眼を覚ます、これです。朝強い蟹、これです!
そばで寝てる相手は誰でもよろしい、アフロでも綺麗なネーチャンでも、なんなら忘年会後に雑魚寝で夜を明かした黄金全員でもよろしい。とにかく他の奴らがまだぐうすか言ってる間に蟹は起きる。
で、さっさと一人でシャワー浴びて顔洗ってくる。洗面所を出てきたらまだ野郎どもが寝てる。

そこで蟹がカーテンを開けるんですよ!

この時のカーテンの開け方なんですが、できるだけ上の方を持つのね。力まかせではなく、男らしくありながらもカーテンに負担をかけない。そんな開け方をしているデスマスクの後ろ姿に、さりげない知性を感じるわけです。

カーテンが開いたら部屋があかるくなって野郎どもがもぞもぞしだしますので、そうしたら蟹は丸めた朝刊片手に彼らをまたぎ越しながら
「オラ起きろてめーら。オラオラ」
とか言いながら頭だの腹だのをはたいていく。片っぱしから。ときどきつま先で蹴る。
最後は蹴った拍子にちょっとよろけて後ずさりケンケンしたりなんかして、最終的にはダイニングの椅子に座って新聞読みつつ勝手に朝食を食ってるんです。
で、あとから起きてきた奴らにちょっとずつ取られて「あ!ちょ、お前・・・!」とか言ってまた新聞で叩く。

そういうことよ・・・!(恍惚)


どうでもいいんですが、創作終って我に返ったにしても、さすがにここまで見事に返るとは思いませんでした。
正直、二日前までは次の萌えはミロだと思ってた。
しかし私が我に返ったところで蟹がやらされてるのはカーテン開け閉め係なんですが、本命としてのメリットを何一つ享受できてないんですが、いいんでしょうか。
アイオリア燃え期間に「もしかしてこいつこのまま獅子本命になってしまうのでは」という心配をしてくださっていた蟹ファンの方々は、今どういう心境でこの惨状をご覧になっておられるのだろう・・・



創作を終え、憑き物が落ちたかのようにこのザマです。

ねえちょっと待って、「カーテンを閉める蟹」と「カーテンを開ける蟹」と、どっちが萌えかな、いや真面目に。
ちなみにこれは閉める方。
シチュエーションを考えるとどっちも眼から鼻血吹くほど萌えるんだけども、とりあえず閉める方については、実にさりげなく、しかし問答無用でしゃっ!と閉めればよいと思います。
しゃっ!とね。

その時の右腕の動き考えただけであああああああああああ!!!!
だめだ、絶対にカーテンの開け閉めはデスマスクの腕じゃなきゃだめだ!!


はり倒したシャカ。

理解するんだどころではない、おそらく黄金聖闘士の中で恋愛におぼれる心境を恥ととらえない唯一の人。
人の営み全てを慈しんで死んでいったのですから。

放置すればこの筋肉バカは男は恋などに生きるわけにはいかない云々などという仏陀の掌どころか鼻の穴からも抜け出せないような狭いことを言い出すに違いない。愚か者めバカ者め、人とはあるがままに生きてこそ人なのだよきみ!
という思いから早々にはりました。

シャカが人の一生に想いをはせるあの見開きの名シーンが、今は本当に心を癒してくれます。。。


リア魔鈴。むしろ逆。
黄金聖闘士が生きて帰るという奇跡の設定と、魔鈴が全力でデレたというあり得ねえ設定のかけあわせです。

聖域に帰ってきた待ち人の姿を見た瞬間、後先考えず飛び出してしまった魔鈴。
彼がいるうちは意識していなかったけれど、いざアイオリアに死なれてしまって二度と会えないとなると、その存在がどれほど大きかったのかを知る。そういうタイプだと思います。
そこへまさかの帰還ですからね。デレもするんですよ。(無理矢理)
ここで譲れないのは、一緒に帰ってきたその他黄金聖闘士が全員その場に居合わせるというシチュエーションです。
みんながっちり目撃しますが、光の速さで眼をそらす。遠くへ視線をはせて通り過ぎながら好き勝手声をかけていきます。

サガ「・・・・責任は取れよー。アテナには私から話をしておく」
ムウ「・・・・・・あの・・・・聖闘士は一応女神だけを心に・・・・」
デス「建前はな。現実には色々あんだよ。お前は聖域いなかったから知らねえだろうけど」
サガ「まあ、私は許していたしな。二十歳の男に禁欲は無理だ。馬に蹴られたくも無いし」
バラン「・・・アテナは御心の広い方と見受けられた。決して咎めはするまい」
デス「つうかあの女神ならむしろこういうの大好きなんじゃねえの。俺は嫌いだけど。他の男がモテてるのは気分悪ぃわ」
ミロ「アイオリアー、あとでおごれよー」

しかし当のアイオリアは全力でトウヘンボクです。
つうか、今までこんなにデレられたことがないのでするべきリアクションがわからない。
ど・・・うかしたのか魔鈴、みたいな感じで背中ポンポンしてやるにとどまりそう。

そんな彼の後頭部をシャカが張り手で一撃します。

シャカ「・・・脳筋も大概にしたまえよきみ」

レアな事態が引き起こすさらなるレア事態。
シャカってそういうの理解するんだ! 衝撃の事実にいっそうビビる一同です。

シュラ「・・・アイオリア。俺でもわかるぞ。女に恥をかかせるな」
アフロ「そうだぞ、君の腕は殴り専門か?彼女は白銀聖闘士だろう、多少力を込めて抱いても怪我はするまい」
カミュ「そもそも、どうしてこの男に惚れたのだ魔鈴とやら」

・・・クールに核心に触れる氷の聖闘士はミロが回収して。

はーやれやれ、帰った早々あてられちまったよこりゃあ、みたいな雰囲気でぞろぞろ自宮に帰っていくといいと思います。
馬鹿大好き。
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