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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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JOKER見て来ました。

数々の要素が小梅大夫と被ると聞いていたのですが、実際見に行ったらとそんなことはありませんでした。白塗りだのスベリ芸だのは所詮表層的な類似に過ぎません。
小梅大夫じゃないんです。


本当に似ているのは江頭なんです。


大体江頭!概ね江頭!全体通して白塗りなんかほとんどしてない、むしろ素で勝負だし寒々しいくらい半裸です!

この映画を見た時に感じる痛々しさは日本と諸外国じゃ絶対違うだろ。江頭だもの。


ただ、江頭ではあるのにどういうわけかめちゃくちゃ格好良い。
ホアキン・フェニックスの頭蓋骨が物凄く美しいんですよ。そして演技が素晴らしい。
これは吹き替えできませんわ。どんなに上手くやっても吹き替えしたら別物になってしまいます。

シナリオ・演出は、クライマックスでマレーを黙らせていたら傑作でした。それができていないのは絶対映画館にくる客への影響を考えちまったなという感じで、残念です。
せっかくジョーカーが誕生しようとしているのになんでこいつがこんなに喋る。
悪が正論に押し負けたら絶対ダメだと思うんだけどこの話的に。なんでこんななった。

そこ以外は本当に面白かったです。全体通して緊張感が漲っていて飽きなかったし、ホアキンがひたすら格好良い。江頭なのに。
私が一番好きなのはJOKERの格好で駅で歩き煙草しながらこっちに向かってくるところですね。
名優はただ歩いている時が最高に格好良い。
階段で踊るシーンも素晴らしかったし、そもそも階段関係は全て良かったこの映画。

バットマンのことを未だに何一つ知らない私も十分楽しめました。
もう少し、ジョーカーなシーンが最後にあっても良かったなあ。格好良いジョーカーをもうちょっと見たい。
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