明日書くとか言っておいて間が空いてしまいましたが、ジャパンオープン後半レポです。
後半は女子の部。
の前に荒川静香がゲストとして登場し、エキシビションを披露してくれました!
ちょっとね、あれでしたよ、綺麗すぎた。とにかく本当にスケーティングが綺麗でした。トリノ金メダルの時もリアルタイムで見てたんですが、あのときよりももっとずっと実感できました。ああこの人は本当に美しいスケートをする人なんだなって。
独りでに音楽を奏でるバイオリンの話って童話にあるじゃないですか。荒川静香のスケート靴もそんな感じなんですよ。独りでに滑るんじゃないかってくらい綺麗で、水の上でも滑れるんじゃないかってくらいなめらかで、彼女はもうプロに転向していますが、それでもまだ図抜けてました。
ゲストエキシビションが終わると、女子の部のウォームアップ。まるで花でも撒いたかのように一気に艶めくリンク。いいねぇーやっぱ女子の衣装は華やかだよ。その意味では男子フィギュアはどうしても殺風景なんだと改めて思い知るよ。
ちなみに男子フィギュアで私が一番好きだった衣装は、ジョニー・ウィアーのエキシビ「「MY WAY(フランク・シナトラ)」の奴です。あの衣装素敵だったー!!ウィアーはセンスが良すぎると思う!そして日本の高橋に足りないものがあるとすればそれだと思う。なんだろう、いつも何か、高橋だけが違う方向の服を着ているような・・・彼だけが「服」というより「タイツ」というイメージのような・・・・いや、いいんだけど・・・・悪いわけじゃないんだけど・・・・
女性の1番手はスウェーデンのキーラ・コルピでした。
私は初めて見る選手でした。ちょっと調子が悪かったようで、ジャンプも失敗しがちだったんですが、なんつってもとんだべっぴんさんでな。
白い肌にまばゆいばかりの金髪、パンフレットの写真なんかマリリン・モンローみたいだ。現役ハリウッド女優ならシャーリーズ・セロンに似てる。彼女を女性と言うなら私はおそらくミジンコ辺りに属するだろう。しかもヨーロッパ選手権3位でまだ19歳ときたもんだ。もうミジンコでいいや私。
彼女の演技はどちらかというとスポーツタイプのようでした。そこがまたギャップで可愛いわけよ。転んだ?ご愛嬌だよチキショウ。
バンクーバーでは21歳か・・・・いろんな意味で楽しみな選手です。オヤジか私は。
続いてはアメリカの15歳。長洲未来。両親は日本人だそうで、来期からシニア参戦の選手ですが、彼女はちょっと凄かったです。
音楽との相性がとても良くて、スケーティングも美しい。この子シニア参戦したら現在の力関係に物凄い影響及ぼしそうです。っていうかバンクーバーまでには金メダル最有力選手になってる気がする。
何より、既にジャンプも滑りも安定してるにも関わらずまだ原石ですという感じがするのがオソロシイ。
磨かれたらえらいことになりそうです。
でも、演技が終わって控えのボックスに戻ったらとたんに子供っぽい顔になってました(笑)
特にトッド兄さんの隣にいると親子みたいでした。毎週父娘でピクニック行ってそうな感じ。
行きてぇートッドとピクニック!
そして3番手に日本。当初の予定では安藤美姫選手だったのですが怪我で欠場、代わって出場したのが中野友香里選手です。
安藤美姫のスケートは、個人的にトリノ終わった後から好きになりました。荒川選手の優勝があったからでしょうか、トリノを境に彼女のギアが変わってませんか。スポーツタイプで表現力は今ひとつ、というイメージがどんどん覆されていきました。2007年の世界選手権なんか本当に素晴らしかったです。優雅、とか、しなやか、というんじゃないですが、人の胸を打つ何かは確実に表現されている気がします。
しかしフィギュアスケートの性なんでしょうか、選手がスポーツと芸術を両方極めようとするととたんに怪我が多発すんだよこの競技。なので安藤選手の怪我の多さは彼女の芸術性が磨かれてきた証拠のようにも思います。・・・が、本当に何とかならんもんか神様よぅ・・・・
そんなわけで安藤選手の演技は見られませんでした。
しかしですね、ここから熱く語らせてもらいますがね、中野選手の演技は素晴らしかったですよ。
鮮やかなオレンジの衣装はあたかも焔のごとく氷上に舞い!ジャンプは立て続けに決まり!音楽に乗ったステップも見事で!スピンはずば抜けた美しさ!!言うまでも無くノーミス!!
最後のドーナツスピンなんか、横から見てたら自由の女神が掲げてるトーチってああいうんじゃないだろうかってぐらい綺麗でしたよ!立たずにいられねえよ!素晴らしいいいいい!!!
彼女はこの日パーソナルベスト更新だったそうです。そりゃそうだ!っていうか、中野選手は素人から見て試合のたびに「評価が低すぎるわアアアア!!!」と思う選手の代表格みたいな気がします。彼女の演技めちゃくちゃ素敵なのになあ。
そしてなぜ「ミキティ」「真央ちゃん」は定着してるのに「ゆかりん」は定着しないのか。なぜ皆彼女を呼ぶときは「中野友香里」フルネームなのか。
確かに若干地味なイメージはある。が・・・現在の日本選手の中で一番メンタルが強いのはたぶん彼女だと思うんですよ。安心して見ていられる、競技者として芯のある選手なんですよ。だからこそフルネームで呼ばれるのかもしれない。
とにかく、この日の彼女は素晴らしかったです。
ここまで終わったところで、1位は北米チーム、2位は欧州、3位は日本でした。日本3位は変わりませんが、中野選手のおかげで点差は大分縮まっています。
女子後半、いよいよ最終グループです。
まずはスイスのサラ・マイアー。
これもまた素晴らしかった。美しいー!!!すんげえ美しいーー!!!!スケーティングが音楽に完全に調和してて、要するに私が最も好きなタイプの選手だーーーー!!!
あんまりスケートが綺麗なんでベテラン選手かと思ったら、まだ23歳なんですね。でも若年化しているフィギュアスケートの世界では全盛期も後半でしょうか。
やっぱり私は二十歳過ぎてからの選手の演技が好きだなあ・・・技術だけでは手に入れられない、一途に一つの事をやってきた人の人生がスケーティングに滲み出るんだと思う。
サラ・マイアー選手の演技も十二分にスタオベに値するものでした。しかしつい5分前に中野選手で思う様沸いた直後だったせいか、会場では「立って拍手したい!けどそんなやたらに連発するのも節操が無いような・・・」という一瞬の戸惑いが生じ、観客はスタオベの機会を逸しました。
すまん・・・!すまん、サラ・マイアー!貴方は素晴らしかった!!
それにしても、会場のスイス国旗の数は大変なもんでした。ランビエールがいるから+デザイン的に作りやすいから だと思いますが、皆すげーよ。好きとなったら闇雲に大歓迎する日本人が私は大好きだよ。こんなに国際大会に向いた国も無いんじゃないか、東京で冬のオリンピックできたらいいのに。雪製造機がもっと発達しますように・・・・。
あと、ランビエールはボックスでキーラ・コルピと仲良く話してたんですが、なんかあの二人が話してるとフェロモン密度が高ぇ高ぇ。ランビの横にいるシュルタイス君は緊張で固まっているように見えました。
高得点を出したサラ・マイアーに続いては、アメリカのキミー・マイズナーが登場。
可愛い選手ですよね、名前からして可愛いもんよ。元気一杯でにっこにっこしてて、最初のジャンプをオーバーターンした以外はミスも無くて、会場も心から拍手喝采です。
面白かったのは彼女がボックスに戻ってから。モニターに向かって笑顔で手を振るキミーの前を、巨大な黒い物体が通り過ぎました。ライサチェクです。
彼はキミーの左隣にどっかと座り、彼女としゃべったり、モニターに向かって二人でポーズを決めたり、得点が出るまでに色々お茶目な事をしていました。
そして、そんなどでかい彼に押されて窮屈そうに座っていたのが高橋選手でした。
高橋ー!!!堂々としてていいから!誰も怒ってないよ確かに今日はアレだったけれども!
ライサチェク、頼む、もうちょっとでいい、潰されかけている日本のエースの為に、もうちょっと右に寄ってやってくれ・・・
キミーの点数は予想を覆して低く、審査団は会場のブーイングを浴びました。
良かったと思ったんだけど・・・・わからん・・・・。こういうときはテレビ解説欲しくなりますね。なんでこんなに低いんじゃい。
最後は日本。満を持して浅田真央選手の登場です。
会場の雰囲気も一変。「まおちゃーん!」「マオちゃーん!」と、そこかしこから子供の熱い声援が飛びます。この会場にこんなに子供いたのかと思うほど多かった。やっぱり人気凄いなー。
しかし彼らは「まおちゃーん!」と呼ぶだけで、頑張れとかは言いません。どうして欲しいんだ子供達。君らは真央ちゃんにどうして欲しいんだ。
曲はショパンの幻想即興曲でした。ワインレッドの衣装で登場した浅田選手は、まずはきっちりトリプルアクセルを決めてきました。大喝采。特に私の右前に座っていた男性の興奮が凄かった。
それでもこの日は余り調子が良くなかったのでしょうか、続くジャンプにはいくつかミスがありました。難しそうなジャンプはきっちり入ってるんだけど・・・ていうか、FS多いよねしなきゃいけないジャンプ。
サーキュラーステップとか、要所要所で真央ちゃんらしい可愛いしぐさがありました。
彼女はバンクーバーでは19歳で、たぶんここが彼女にとっての最盛期のオリンピックになるとは思うんですが、私はその次のソチを目指すところも見たい。本当の芸術との戦いはバンクーバーの後に始まる気がする。
それまで怪我をせずにいて欲しいです。それは何も真央ちゃんだけでなく、あらゆるスポーツのあらゆる選手に思うことですが。
ともあれ、真央ちゃんはさすがに世界女王の貫禄で後半戦の最高点をマーク。
結果的に日本チームは大逆転、三年連続の優勝!となりました。
優勝インタビューが行われました。これが良いオチだった。
嬉しそうに嬉しいですという真央ちゃんやゆかりんと対照的に、ちっちゃくなっている高橋選手。
それに追い討ちをかけるインタビュアー。
ビュアー「高橋選手、優勝決まった瞬間、浅田選手に謝っておられましたね!」
高橋 「あはは・・・僕は今日全然駄目で足引っ張ってばっかだったんで・・・」
ビュアー「そ、そんなことありませんよ!」
高橋 「いやいやいや、本当もう、女性陣のおかげです」
ビュアー「で、でも、浅田選手の出番の時とか、激励の言葉をかけてあげたりは?」
高橋 「いや・・・・僕には何も言う権利は無いから・・・」
ビュアー「た、高橋選手も素晴らしかったですよ!」
やめてやれ、インタビュアー・・・
高橋はもっと素晴らしくできるはずだから・・・・
高橋選手の腰の低さに会場は大爆笑でした。っていうか、日本チームの力関係がはっきりわかるインタビューでした。
た、高橋、大丈夫、次があるさ。次がんばっていこう!!!(必死)
本当に素敵な3時間でした。
そしてこの後、蕎麦を食ってから夜のカーニバル・オン・アイスを観たのです。
これがもー・・・・・・・・・(続)
真夏の氷上祭典のチケット取れたあああああああ!!!!
本日は特別席先行予約発売(10時~)の一瞬の為だけに有給を取りました!!
だってジェフとブライアンが揃って来るっつーんだもん、足から手がでるほど欲しかったわこのチケット!!
今見たら発売から20分で特別席完売してた・・・よ、良かった!会社休んで!!
7月は愛知だー!わーいわーい!!
・・・・で、でも待てよ。本当にこんな幸せなことがあっていいんだろうか。
「真夏の氷上祭典2008 THE ICE」 は実在するイベントなのか。ジェフとブライアンが揃って来るというような豪華絢爛なことがそもそも起こりうるのか。
モリコロパークで開催ということもおかしい。本来暑くあるべき夏の季節に氷の祭典など行ったらモリゾーとキッコロに健康被害が及ぶだろう。
私は公式サイトにリンクされているあたかも公式のようなチケット購入システムでチケットを得たが、今度こそ巧妙な詐欺団体の罠なのではないのか。確かにジャパンオープンのチケットは本物だった。しかしあれはこちらを油断させる為の太っ腹な撒き餌であり、奴らの真の目的は夏の祭典にこそあるのだとしたら・・・・。いざ愛知まで行ってみてチケットは無効なんてことになったら私はどうすればいいのか。世界の山ちゃんで手羽先食うぐらいのことでは到底あきらめがつかない。おいしいけどそれはそれこれはこれという奴だ。
私は抗議するだろう・・・・しかしモリゾーとキッコロに人の言葉がどこまで通じるのかは未知数。よしんば言葉が通じたとしても心が通じるかはさらに未知数。特にモリゾーはもともと人間不信だという設定じゃないか。愛知万博で人を信じる心を取り戻したという話も聞いたが、そんな数百年来の人間不信が一度の祭で氷解するものなのか。キッコロだって思春期の難しい年頃に差し掛かり、盗んだバイクで走り出すようなことをしていないとも限らない。
私の抗議など聞いてもらえないだろう・・・・くっ!
ていうか、とりあえず目下の不安は本当にチケットが届くのかということです。
登録した住所間違って無いよね。これでいいんだよねえええ。
まず、1時から始まったジャパンオープン。
日本・欧州・北米の3チームが男性二人女性二人の四人ずつでプログラムを披露し、合計得点を競うチーム対抗戦です。
選手紹介でチームごとに登場し、とりあえずランビの坊主と、北米チームが輪になって足をジタバタやってジャーンプ!みたいなパフォーマンスをしたのが可愛かったのとで会場が沸きました。
1番手はアメリカ、トッド・エルドリッジ。
もうね、トッドってだけで感無量ですよ。トッドですよ。トッド・エルドリッジですよ。旧採点に苦しんだノークワドの天才ですよ。クワド(四回転)を跳ばない最後の世界王者と讃えられた人ですよ。ストイコと二人で本当に全てやりつくすまでアマチュアでフィギュアスケートと向き合い続けた人なんですよ。彼がアメリカ人だと思うと私はアメリカが物凄く好きになります。
そんな人が目の前で滑って・・・・やべーやべー今文章書きながら泣けてきた。遅い。涙来るの遅い。
トッド兄さんんんんん貴方の時代を私は一生忘れません。
ていうか現役の時はすごく神経質そうな顔をしてらっしゃいましたが、今はなんかすごい爽やかで素敵な人になってませんか。トッドが好きだーーーーー!!!!
派手な技は無かったし、やはり36歳、FS滑りきるとなると体力的に衰えも目立つ感じでした。でもこの人の品のある綺麗なスケーティングはきっと一生変わらない。
見られて本当に嬉しかったです。
2番手は日本、本田武史。
本田兄さん!(笑) 日本の夜明けの人ですね。現在の日本のフィギュアスケートの直系の先祖というか。熱くてメンタルが弱いところとか、彼からがっちり受け継がれている気がします。
本田選手と言えば演技終わった後のあの顔くしゃくしゃにした泣き顔が懐かしいですねー。2008年世界選手権のブライアンのガッツポーズがなんやかやと言われたらしいですが、いいじゃないかあああ泣こうがガッツポーズ繰り出そうが自由にさせてやれよ、本田の現役時代なんてSPやFS終わるたびにあらゆる物が眼から鼻からダダ漏れてただろうが!それが感動なんだよ!
しかし本田選手、本日はFS「トスカ」5分弱滑りきってすっかり疲れてしまってました(笑)
滑り終わった後に膝に手をついて「疲れたー!」みたいな感じで会場から笑いを取ってました。
ちょっと兄さん、貴方まだ27歳だから。もうちょっと頑張って。それでも点数でトッドを上回った兄さん。
3番手はロシア、アレクセイ・ヤグディン!・・・・のはずだったが彼が体調を崩してしまった為に、代わってエフゲニー・プルシェンコ!・・・・が組まれていたんだが彼も膝が治りきらずに当日キャンセル。
そこで代打で登場したのがスウェーデンの若きエース、アドリアン・シュルスタイン!
申し訳なくも私は彼を知りませんでした。
けど、ハードなメロディでノリノリで滑る様子はとても可愛かったです。得意技はクリムキン・イーグル!
あの技さあ・・・元祖クリムキンがやってた時は「こんなえげつない格好の技を一体誰がどう評価するんだろう・・・」と思ったもんだったけど、可愛い男の子がやるとめっさ可愛いね。
男性陣前半線の最高得点をマークしていました。
ところでな。ヤグディンとプルシェンコの故障をさ。神様あああああ治してくれえええええええ!!!
もしもそれで治るというなら私は自分の足の関節でも膝でも抜いて提供したって構わない。あの二人に関しては本気でそう思う時がある。この足だってトップスケーターにくっついてる方が足として誇れると思うよ。
何とかならないものか、本当に・・・・
さて、ここから男子後半戦に入ります。
4番手はアメリカ、エヴァン・ライサチェク!怪我とジョニー・ウィアーの存在に泣かされてきた男!
でかい!!大柄で手足が長いとは聞いていたが、実際見たら想像していた以上にどでかい人でした。熊のようだ。迫力。
そして彼のプログラムが「トスカ」でした。本田兄さんと被ったー!!しかしごめん、もし自分がトスカだとしたら本田マリオよりライサマリオを選ぶと思う!いやほら・・・ライサチェクってやたらかっこいい男だしさ・・・・
ところで、男の人が「トスカ」を演じるとき、自身は何役のつもりで演じるのでしょうか。マリオ?スカルピア?
「トスカ」と言ったらプルシェンコですが、彼の時はスカルピアだと思ってました。でもライサチェクや本田兄さんはスカルピアのイメージじゃないからやっぱりマリオ・カヴァラドッシかな。
ライサチェクの演技は完璧。ノーミスで素晴らしかったです。得点も前半より跳ね上がって、現役でメダル競争の渦中にいる選手はやっぱ違うなあと思いました。
この人本当に体が大きいから、表現のダイナミックさが凄いんですよね。繊細な表現を得意とするウィアーとは真反対で、カナダといいフランスといいアメリカといいどこの国もどうしてこう配分が極端なのだろうかと思いました。
5番手は日本エース、高橋大輔!
敢えて言います、ダメダメだったーーーー!!!;クワドで転倒した後、ほぼ全てのジャンプで失敗。うち転倒も2回ほど。
何でだよー!ロミオとジュリエットでしょう!四大陸で完璧にやったあれでしょう!高橋ぃー!!貴方の力はこんなもんじゃないはずだあああああっていうか直前の練習まで物凄い跳べてたじゃん!!
何があったというんだ。あれか、滑る直前に客席から「大ちゃん大好きー!」っていう黄色い声援が飛んだから動揺したのか。バッキャロー!日本のエースが女のリップサービスに惑わされてどうすんだ!!つーかそれはそれですごいロミオっぽくはあるんだが、競技でそういうロミオの解釈はやめた方がいい!
うー、凄い人なのにあたかも凄く無いかのようになってしまっているのが残念すぎる。
男子最終滑走はスイス、ステファン・ランビエール。
坊主・・・いや、もう何も言うまい。
フラメンコをやってくれました!!!嬉しすぎる・・・・!!ここで劇的に完成してくれないかな、と思ったんですが、オーバーターンとクワドはお手つきだったかな。やっぱり幻のプログラムになってしまうのか。
でもあのストレートラインステップは何度見ても感動します。
これを初めて滑ったのいつだったかな、去年の世界選手権かな。アナウンサーがプログラム始まる瞬間に一言「このプログラム、名作の予感」って添えたんですよね。
そして始まってみたら正に名作。調子悪い中クワドを決めて、何かジャンプ一つをオーバーターンしたけど、他は鳥肌が立つほど完璧で。観客の心を会場一杯掻っ攫って行ったんですよ。あのビデオは永久保存で手元にあります。
会場中が「ランビ金メダル!!」みたいな雰囲気になったものでした。それをブライアン・ジュベールが四回転ノーミス演技で彼を上回って金メダルをさらって行ったんでした。あの後ブライアンは色々言われてね・・・例によってね・・・・・・しかし私はブライアンのそんな間の悪さを愛しています。ほんと間だけが強烈に悪い男ですよ。
男子フィギュアを終えた時点で、トップは欧州チーム。日本は最下位。
逆転なるか?というところで女子にバトンタッチです。まずは休憩を挟みます。
が、その前に会場アナウンスが。
「本日競技を欠場されましたエフゲニー・プルシェンコ選手から皆様にご挨拶をさせていただきます」
プルシェンコー!!!!!!
Tシャツ姿でリンクに現れた生プルシェンコはめちゃくちゃ綺麗な人でした。
何かオーラが違う。何でロシア人てあんな綺麗なんだ。
プル「コンニチハ。日本の皆さん、愛してるヨ」
ジェーニャーーーーーー!!!!
さすがエキシビ男の名をほしいままにする男!!こちらこそ愛してますよ!!
その後、プルシェンコは競技に出たかったけれどどうしてもコンディションが悪く、朝の段階で出場を断念せざるを得なかったと言い、でも夜のカーニバル・オン・アイスには出ますから、と言ってくれました。
ガラのチケット取っといてよかったと心底思った。
予約するとき迷ったんですよ。時間遅いし。だがジェーニャが来るならオールナイトでも構わねえよ!!!
去っていくプルシェンコを眺めながら、早くも18時が楽しみで仕方なくなりました。
ああ本当に書ききれない。
明日続きを書きますー。
行って来ました!!見てきました!!!チケット本物だった!!!
ああああ何から書けばいいのか!とりあえず、拍手で「ランビのすごいクマと寝癖が直っているといいな★」と送ってくださった方に伝えたい!彼の寝癖は直ってました!
っていうか彼は髪の毛を全て刈り取って坊主頭になっていました!!
寝癖直ったどころの話じゃねええええええええええ!!!!!!
何があったんだランビエール!!!!いや、そりゃ坊主も似合う、似合うけど・・・・似合うけどおおおおおおおおお!!!!!なぜ!!?オールバックがライサチェクと被るからか!?次期のプログラムの為か!?一体何を踊る気なんだランビエール!!!!とりあえず今日はフラメンコをやってくれたので私はもういつ死んでもいいです。
ら、ランビエールのフラメンコを生で見ちゃったよぉぉぉぉぉぉおおおお!
あと、あと、高橋がガラでHIPHOP・SWANをやってくれたんですよ!!!完璧に!!!
もうマジで私はいつ死(略)
ちょっとまず落ち着きます。ひー・ひー・ふー・・・・・ひー・ひー・ふぃー・・・・
フィギュアスケート・ジャパンオープンに行って来ます!
超楽しみにこの日を待っていたー!この一週間は地に足がつかない状態だったー!いつも朝は低血圧で機嫌の悪い江戸さんが妙に溌剌と仕事をしていたー!!
ついに本物を見られる!
セーターも持ったしコートも持ったしストールもマフラーも巻きスカートも持った。
多少のツンドラなら乗り越えられる重装備だ。よし。
あ!親父の机の上にオペラグラスがあった!よし。
しかし嬉しすぎて未だ信じきれない感じがする。
私は公式サイトからリンクされている正規のチケット販売機関を通じてネットにてチケットを購入し、セブンイレブンいい気分でまさしくいい気分になりながら発券してもらった。ちなみに自宅付近にはセブンイレブンが無いため奴を探して二駅先まで彷徨い歩いた。
だが。だがそれでもまだ一抹の不安が。
あれは本当に公式サイトだったのか。Googleでトップ表示もされたし間違いなく公式サイトだと思っていたが、実は何かすごく巧妙なネット詐欺団体が設立した罠だったのではあるまいか。しかも私ばかりかセブンイレブンも騙されていたのだ。組織の罠はコンビニの発券システムにまで及んでいる。いざ会場に行ったらこのチケットは無効です、みたいなことになったら・・・・そして虚しく締め出しを食らう私の横で、私の席番号と同じ数字が印刷された正しいチケット保持者が悠々と会場に入っていく・・・・ああああー!!!あああああー!!!!
とにかく行って来ます。