忍者ブログ
2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
[399]  [398]  [397]  [396]  [395]  [394]  [393]  [392]  [391]  [390]  [389
泣ける。朝見て一泣きしてから会社に行くのが日課になってます。
会社近くてよかった。ボーナスで地デジ対応テレビ買わなきゃ。

戦前~戦後にかけて歩んできた人生をある女性が振り返って語る、という形式のドラマで、原作読みたいと思ったら脚本家オリジナルとのこと。
素晴らしいー!イケメン使っとけばいいやとか人気漫画原作にすりゃいいやとかばっかりで残念な世の流れだったが、見ろコラ民放、脚本が良ければドラマは面白いんじゃー!!

それにしても、登場人物の心がみんな綺麗でね・・・
たとえば主人公の親友の真知子さんね。
良家のお嬢さんで、春樹さん(主人公の兄)に恋をしてるんですよ。春樹さんも真知子さん好きなんですよ。
でも真知子さんには家のきめた許嫁がいて、結局両者思いを伝えることができずに戦争が始まり、春樹さんは戦地へ行く。
真知子さんには許嫁の事故死の報が届く。
彼女は喪服に身を包んで主人公のところへやってきます。そして自分を責めながら言うんです。
「わたし、ひどいわ。悪魔なんだわ。だって、心のどこかで、これで結婚しなくていいんだって思ったんだもの」

・・・・・・

・・・ね、美しいですよね。
彼女が悪魔だったら、画面の前で「っしゃああああ!!春樹×真知子きたこれええええ!!!」って拳握り締めた視聴者は一体どうなるのかと。

マジ春樹さん生還して欲しい。主人公の兄が二人なのはどっちか一人が死ぬフラグだとしか思えないけど、それでも生還して欲しい。
和成さん(主人公の夫。結婚式翌日に出征。出征の回は視聴者はもちろん有働アナも号泣、あさイチがマジ泣きの声から始まる惨事となった)はもうダメだとわかっているんだから春樹ぐらい返せえええええええ!!!!

脚本のね、上げ落としが見事なんですよ。
たとえば、主人公・陽子は小学校の先生です。その先輩に女性先生がいます。彼女は陽子の恩師でもあり、綺麗でやさしくて、おちゃめで、二人でいるときは女同士できゃっきゃしてます。
こんな風に。

陽子「夏子先生、さっき手紙見てなんかにこにこしてませんでした?」
夏子「え!?え、ええ・・・」
陽子「もしかしてー」
夏子「な、なんでもないわよ」
陽子「なんでもない顔じゃなかったですよー」
夏子「そ、そんなことないわよ。・・・でも、そうね、あなたにだって色々聞いたんだもの、私もちゃんと話さなきゃね。あのね、私、婚約者がいるの」
陽子「!」
夏子「一緒に師範学校に通っていた人で、志が高くて、立派な人なの。結婚の約束をして、彼は出征したんだけど、足を怪我して帰ってきたの。もう、走ったりはできないの」
陽子「・・・・・・」
夏子「私、結婚しようって言ったの。でも彼、まだ仲間たちが戦っているから、って。僕だけ結婚して幸せになんかなれない、って。だから今は、故郷に帰って教師をしているの」
陽子「そうなんですか・・・」
夏子「約束したの。この戦争が終わったら、私たち結婚するのよ」
陽子「恋愛結婚ですね!」
夏子「ふふっ。あなた、私にはそういうこと無いって思ってたでしょ。恋愛になんか縁の無い女だって思ってたでしょ!」
陽子「いえいえそんなことはっ。その人の写真とか無いんですか?あー、あるんだ!」
夏子「ふふ、この人よ」
陽子「素敵な人~先生も綺麗~」
夏子「でしょ?・・・・ねえ、終わるよね?この戦争」
陽子「・・・・はい。きっと、終わります」
夏子「そうだよね!」
陽子「はい!あ、その方の故郷はどちらなんですか?」

夏子「ヒロシマ!







っあああああああ!!!!!(辛)





おま・・・・おまえそれはねえわあああああああ!!!!
出征してたけど負傷して帰ってきて教師してるって下りで視聴者は安心してたよ油断してたよもう死ぬことは無いって!!!!
夏子先生こんなに可愛いのにこんなに幸せそうなのにこっ・・・・!!脚本家オリジナルでこんなっ・・・・!!性格悪すぎんぞ脚本家あああああ!!!!


もうね、今毎朝こんな感じですよ。
今週が東京大空襲、来週がおそらく和成さんの訃報、そして再来週あたりに原爆ですよ。
主人公父が飛行機整備やっているのでどこかに特攻隊の下りも入るでしょう。
辛ぇ・・・・
PR
[399]  [398]  [397]  [396]  [395]  [394]  [393]  [392]  [391]  [390]  [389

Copyright © 『日記』 All Rights Reserved

Template by ゆうじ

忍者ブログ [PR]