2007年1月8日設置
サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
すみません、私はイギリス料理を舐めていました。
なんていうか、ツッコミ所ももう出切ったろういくらなんでも、と思ってました。
甘かったです。
ここまでパンとケーキと紅茶の話を熱烈に語ってきた本書。しかし第四章「牛肉を愛する人々」で筆者は言います。「牛肉こそ最もイギリス的な食べ物」だと。
何よりもロースト・ビーフが好きなのだと。
国民が最も大切にしているイギリス料理といえばロースト・ビーフであり、その王座は何百年もの間揺らいでいない、と。
・・・この本ね、文章中にこういう「何世紀も同じもの食べてる」的な記述が多いんだけど、それってどうなんだろう。太平洋諸島は植民地化されてたせいで色んな食文化が入ってきて混ざって美味しそうな料理になってました。イギリスがかたまりのままゆでたハムのまま夕食にしてしまうのは、誇らしく何世紀も同じ物を食ってるからなんじゃないでしょうか。
まあでも・・・確かにロースト・ビーフは一度完成されたらそうそう料理法変わるようなものではないか・・・
レシピ・ロースト・ビーフ
材料・・・牛の上ロース肉 2.7キロ。以上。
変えろ。料理法を。
マジで材料欄に肉しか書いてありません。塩も胡椒もありません。いくらなんでもそれは無いだろ、20行にわたる「作り方」の中に実はさりげなく入ってるんだろと思って読んだら20行フルで温度調節のことしか書いてねえーー!!かたまりのままゆでたハムは水があるだけマシだった!
何百年も変えてないとか嘘じゃん!石器時代から変って無いじゃん!
そうかロースト・ビーフがあるならイギリス料理も捨てたもんじゃ無いとか思った私が馬鹿だった!
「18世紀のイギリスは食べ物がおいしいことで有名だった」
うそつけええええ!!ここに来てまだ言うかお前!!
「が、イギリス人が焼き串の代わりにオーブンで肉を焼くようになってから味が落ちたと言われる。この意見は無視できない」
そこじゃねえええええ!!何カッコつけて「無視できない」とか言ってんの!?
「肉は炎で直火で焼くのが最も自然で最もおいしい。中世の金持ちには肉の金串を回す役目の少年が一人か二人はいた。それほど金持ちで無い家は、荷車の車輪くらいの大きさの丸い枠の中に犬を入れ、犬が走ると焼き串も回転する仕掛けを使った」
オーブンで焼け。
わんこを何に使ってんだ。つうかその仕掛けで本当に上手く肉が焼けたらイギリスですごいのは料理じゃなくて犬の方だ。
第四章は、「たとえ時代が変って人間の食事が栄養剤を食べるだけになっても、最後まで時流に逆らって肉を食べ続けるのはイギリス人だろう」と締めくくられています。
・・・微妙に的を射てるような30年前の文章がハラタツ。
なんていうか、ツッコミ所ももう出切ったろういくらなんでも、と思ってました。
甘かったです。
ここまでパンとケーキと紅茶の話を熱烈に語ってきた本書。しかし第四章「牛肉を愛する人々」で筆者は言います。「牛肉こそ最もイギリス的な食べ物」だと。
何よりもロースト・ビーフが好きなのだと。
国民が最も大切にしているイギリス料理といえばロースト・ビーフであり、その王座は何百年もの間揺らいでいない、と。
・・・この本ね、文章中にこういう「何世紀も同じもの食べてる」的な記述が多いんだけど、それってどうなんだろう。太平洋諸島は植民地化されてたせいで色んな食文化が入ってきて混ざって美味しそうな料理になってました。イギリスがかたまりのままゆでたハムのまま夕食にしてしまうのは、誇らしく何世紀も同じ物を食ってるからなんじゃないでしょうか。
まあでも・・・確かにロースト・ビーフは一度完成されたらそうそう料理法変わるようなものではないか・・・
レシピ・ロースト・ビーフ
材料・・・牛の上ロース肉 2.7キロ。以上。
変えろ。料理法を。
マジで材料欄に肉しか書いてありません。塩も胡椒もありません。いくらなんでもそれは無いだろ、20行にわたる「作り方」の中に実はさりげなく入ってるんだろと思って読んだら20行フルで温度調節のことしか書いてねえーー!!かたまりのままゆでたハムは水があるだけマシだった!
何百年も変えてないとか嘘じゃん!石器時代から変って無いじゃん!
そうかロースト・ビーフがあるならイギリス料理も捨てたもんじゃ無いとか思った私が馬鹿だった!
「18世紀のイギリスは食べ物がおいしいことで有名だった」
うそつけええええ!!ここに来てまだ言うかお前!!
「が、イギリス人が焼き串の代わりにオーブンで肉を焼くようになってから味が落ちたと言われる。この意見は無視できない」
そこじゃねえええええ!!何カッコつけて「無視できない」とか言ってんの!?
「肉は炎で直火で焼くのが最も自然で最もおいしい。中世の金持ちには肉の金串を回す役目の少年が一人か二人はいた。それほど金持ちで無い家は、荷車の車輪くらいの大きさの丸い枠の中に犬を入れ、犬が走ると焼き串も回転する仕掛けを使った」
オーブンで焼け。
わんこを何に使ってんだ。つうかその仕掛けで本当に上手く肉が焼けたらイギリスですごいのは料理じゃなくて犬の方だ。
第四章は、「たとえ時代が変って人間の食事が栄養剤を食べるだけになっても、最後まで時流に逆らって肉を食べ続けるのはイギリス人だろう」と締めくくられています。
・・・微妙に的を射てるような30年前の文章がハラタツ。
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