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2007年1月8日設置
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久々にイギリス料理です。
この話楽しみにして下さっている方、ありがとうございます。
本のタイトルは「世界の料理」でTIME LIFE BOOKS社から発刊されたものです。
「世界の料理 タイムライフブックス」で検索すると出て来ます。

さて、イギリスの魚料理ですが。
筆者は言います。

「イギリス人にとって懐かしい祖国の味といえば、それはローストビーフにヨークシャープディングである。アメリカ人ならハンバーガーにアップルパイ。フランス人はかえるの脚からかたつむりまでソースをかければなんでも食べる。ドイツ人は・・・」

おいもうここ第7章だぞ、いつまでフランス敵視してんだ。かえるからかたつむりって実は全く幅無いしな。要するに「そんなローストビーフと同じくらいフィッシュアンドチップスが好き」と言いたいだけなのに、なんでわざわざ遠回りしてフランスに腿パンくらわしてからじゃ無いと先に進めないんだ。

ともあれ、イギリスの魚料理といえばフィッシュアンドチップスです。
これが世界の勝手な思い込みイメージである可能性は、筆者の「1日おきに食べてる」という供述により完全に否定されました。むしろ思い込みが足りなかった。そこまで食ってるとは思わなかった。日本でその頻度が許されるのは夏場の素麺くらいだ。

フィッシュアンドチップスは揚げた白身魚とフライドポテトのことです。塩と酢を振って食べます。
ただ魚を揚げただけと思ってたんですが、意外と衣が凝ってました。小麦粉に卵黄と塩とビール、牛乳、泡立てた卵白を加えて作るそうです。
へぇー。

他にも色々な魚料理が出てます。
今回は料理と言ってよろしい、これまで塊のまま茹でたりなにもせずに焼いたりしてた肉について「もう少しなんとかしろよ」と思ってたものですが、こと魚に関しては言ってあげたい、「そんなに色々するなよ」と。

ゼリーにされたりレモン混ぜてパイにされたり小麦粉まぶして揚げたりされているウナギとか。
「もし私が釣ったとしたらレモンとタイムといっしょに【ゆっくり茹でて】からバターソースで食べる」宣言されてる鮭とか。
ダブリンの舌ビラメに至っては、白ワインで茹でた挙句に濃いクリームソースをぶっかけられ、「これだけ手をかければドーヴァーの舌ビラメと同じくらいおいしくなるかと思ったが、無駄だった。代用品は所詮代用品だ」などという、もうこの後ダブリンの舌ビラメが絶望したまま筆者に消されるか、或いは筆者の方が逆上したダブリンの舌ビラメに暗殺されてその地位を奪われるかどちらかの展開しか思いつかない台詞でもって見限られています。

日本人としてはダブリンの舌ビラメに、俺達と一緒に来いよと言ってやりたい。
俺たちは魚を茹でたりなんかしない、たとえ茹でることがあっても、それはダシを取るためで、汁を捨てたりなんか絶対にしない。お前が悪いんじゃ無い、ダブリンの舌ビラメ。ただ料理法が悪かっただけなんだ・・・

同じ島国なのにこの味覚の違いは何なのか。
色々考えてしまう魚編でした。
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