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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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シャカ『ムウ・・・牡羊座のムウよ』
ムウ「私の小宇宙にテレカンで話しかけてくるこの声は、シャカですか。どうしました?」
シャカ『君にちょっと助けてもらいたいことがあるのだ。仏陀に人類の状況をご報告し、日本の緊急事態宣言は今何待ちなのかを問うたところ、そんな宣言をまたなくとも首都東京に限っては鉄道全線にしつこく置き石するだけで事実上のロックダウンが完遂できると託宣を得られた。それは良いのだが』
ムウ「あなたの仏陀は何者なんですか。テロリストか何か?」
シャカ『人がやったら犯罪になるのであればジャミアンに命じてカラスにやらせろと。まあそれは良いのだが。私が聞きたいのはあの国の若者のことだ』
ムウ「日本の若者?」
シャカ『そうだ。外出自粛をせず新コロ拡大の原因となっているという。しかし無理もない、若者とはそういうものだ。彼らにしてみれば卒業旅行も一生に一度の機会。私は広く深く真理について考えてみた。結果、仮に不死鳥一輝に在宅命令を出したとして彼は従うであろうかと考え、それは無いという結論に達した』
ムウ「無いでしょうね。別に広く深く考えてみなくても私でもわかります、はい」
シャカ『そこで仏陀に問うたのだ。人はなぜ若者を攻撃するのであろうかと。すると仏陀はわずか三文字で答えられた。ドリフと』
ムウ「・・・・」
シャカ『どうも志村けんというコメディアンの急死が日本に衝撃を与え、それによって若者に矛先が向かったということのようだ。私は考えた。しかしわからない。なぜこんな時に飲み歩いた70歳の老人が死んだことで若者が非難されなければならないのか?問題があるのは老人ではないのか?
ムウ「すみませんテレカン切っていいですか。あなたの話からは地雷の臭いしかしません。今その論点絶対切りこんではいけないところです絶対に」
シャカ『若者は志村けんに思い入れなどあるのか?騒いでいるのは老人と老人予備軍だけなのではないのか?非難するより大人しく自粛している若者に感謝すべきではないだろうか。彼らは勉学の機会さえ奪われている。長じてから悔いが残るだろう』
ムウ「・・・それはそうですね。彼らは不憫です」
シャカ『しかし老人を攻撃するのも間違いであると仏陀は仰せられた。新コロの世界は長期化する。今、老人に過度な自粛を強いてそのうちの相当数がボケた場合例え世界に平和がもどってもあの時新コロに頼っておけば良かったと思うはめになるだろうと。キャバクラでもゴルフでもトイレットペーパーの順番待ちでも適度にやらせてやれと。そして死後に大量のトイレットペーパーを遺した者がいたら、その時は戒名を便所紙信士とつけてやればいいだけだと。そう仰せだった』
ムウ「切りますね。あなたもその仏陀の名を騙る何者かとのつきあいはほどほどにするように。では・・・」
シャカ『君に聞きたいのは、ケホ』
ムウ「!」
シャカ『そんな問答を三日三晩ほど不眠不休で続けていたところ、今朝から咳症状が出た。サガに報告すべきだろうか?』
ムウ「・・・・・・・・・・・・・。1日、様子見ましょうか。絶対に誰も処女宮を通さないように」
シャカ『承知した』




何が正しいかなんて10年先になるまでわかりませんからね。
それに今こんなになってるのも、初手で大人が対応を間違ったからと言える。
あれだけ世界の老人たちで大丈夫大丈夫と言っておいて、いきなり「お前ら自粛しろ」は、理不尽というものでしょう。せめて若者の軽挙を許す広さくらいは持っていたいものです。

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