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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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結果を出せなかった選手を税金泥棒とか言っちゃう人には、私は会ったこと無いです。
でも、そういう人を責めちゃいけないですよ。

そりゃそうでしょう、考えてみてください、選手にそこまで物言えるなんて、すくなくとも強化費用の20%くらいは出してるはずです。己の投資の影響力を誇示するからには、最低でも関連会社くらいの関係はあるはず。
「あんな選手出すな」まで言うならば支配関係を持って選手を子会社化していると考えられます。50%以上は金出してるか、あるいは40%以上の金+何らかの実力を駆使しているはずです。
10億納税してスポーツの実力もあるなら、新聞見てぼやくくらい、許してあげるべきです!
 
・・・愚痴ってるのが別にそんなん何もしてないただのオッサンならば、それは彼の人生が上手くいってなくて何かを恨まずにいられないだけなので、別の意味でそっとしといてやりましょう。

私は小市民なので、自分の納めた税金が今テレビに映ってる選手に行ってるよ、って言われたら、それだけでなんか嬉しい気がします。
嬉しくないですか?行ってたらいいなー。

ていうか、自分が国際大会ばっかりニワカ盛り上がりして応援してるのをなんとなく後ろめたく思ってたけど、納税によって選手の役に立ってると考えれば少しは気が軽くなるんじゃん!良かった!

スポーツ文化は短期間で育つものじゃ無いと思います。
どんなにお金をかけても、まず最初の選手が育って、世界を見て、次の世代に渡して。
次の世代が育って、少し活躍して、また次の世代に渡して。
その活躍を見て、さらに次の世代が、何人か同時に現れる。ここでようやく競争が生まれて、初めて「強くなる」ことができると思うんです。

雪玉をよいしょよいしょ転がすように、ようやく取るからメダルは価値があるんじゃないでしょうか。
お金出したらすぐ取れるっていうのも悲しいですよ。最初から買えばいいじゃんそんなの。

金銀銅のメダルは、選手の努力の成果であり、選手の物だと思います。
そして一方で、メダルを得た栄誉を国の物だとするのなら、それはただ「勝った」というだけの事では無くて、そのスポーツが本当に国に根付いて育った証だと思うんです。

メダルを取った選手より、テレビ解説してる黎明期の選手の方が感動で号泣してる事ってあるじゃないですか。
あのくらいスポーツで感動したくないですか。
だったら、私達も苦しい時を選手と一緒に経ていかなければ。
ずっと育ててきたスポーツが花開く、そんな感動は本来、一生に一度経験できたら幸せなんじゃないでしょうか。

選手は、自分の代で全ての借りを返そうとなんてしなくていい。
続けて託して続けて、どうか途切れさせず、心行くまで頑張って下さい。
応援しています。
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