は、初めてバトンという物をもらってしまった。
しかも大好きなサイト様からいただいてしまった。
て、手元に永久保存しておきたい。周りの人が不幸になっても右手に宿してしまいたい・・・!
ちょ、ちょっとお待ちくださいね。今すぐトリップしたいんですが、次のバトンパスが・・・このブログ、誰が見てくれているのだろう・・・;
とりあえず、幻想水滸伝レポいきます!
クリンの手引きでレパント屋敷に忍び込む坊ちゃん一行。
屋敷の屋根によじのぼり、そこに空いた穴から入ります。ジョバンニは玄関守るより先にこっちを修理するべきではないでしょうか。そしてクリンは手引きするだけでついては来ないときたもんだ。大丈夫か。罠だったりしないだろうなこれ。
暗い天井裏で落ちないように梁を伝い、宝箱を漁り、部屋に降ります。
さて・・・見た感じ、結構部屋数が多そうだが、キリンジはどこにあるかなー・・・
抜き足差し足忍び足、で廊下に出た坊ちゃん。
と、部屋の一つに人の気配がします。見れば、とても地味な感じの男が一人。
まさか奴がレパント・・・・?
いや、それにしては地味じゃね?
じゃあ警備員か何かか?
いや、それにしても地味じゃね?
男のあまりの地味さに敵か味方かもはかりかねる坊ちゃん。
ええと・・・まああの部屋には宝箱あるみたいし、試しにそれだけ漁ってみようか。
・・・・・。
何も言ってこないね。警備員じゃなさそうだね。こんな近くで泥棒しても大丈夫だもんね。
ロックランドで悪代官の屋敷に放火して忍び込んだときは、立ってた鎧に話しかけたら速攻で襲い掛かってきたんだよなあ・・・この人も話しかけたら襲い掛かってくるタイプかなあ・・・
でもそんなに強くなさそうだよ。襲ってきたらきたでぶち倒してお金ふんだくれば良いんじゃね?あはは、グレミオ、僕らもう強盗だね。
若干壊れ気味で腹を決めた坊ちゃんは、とうとう男に話しかけてみることにしました。
すると。
「あっし?あっしは見ての通り、ただの倉庫番です」
番になってねえよ。
見てたよね?今僕が宝箱から中身盗むの横で見てたよね?見ててスルーしたよね?
「解放軍の金庫って大きいんですか?え!?まだ無い!?・・・そうですか、無いんですか・・・作るつもりは?ある!?なるほど・・・・そうですか」
恐いよー。何かすごい食いついてきてるよー。
「セオどの、実はこのロック、かねてから解放軍の仲間に入りたいと思っていたのです。ぜひ私めも仲間に入れてください」
いや嘘だよねそれ。
確実に今思いついたよね。全然かねてから思ってなかったよね。解放軍っていうか金庫だよね入りたいの。
どうすんだよこの人。何気に名前覚えられてるんですけど。ここで断ったらレパントにチクられそう。
もぉぉぉぉ・・・しょうがねえなぁぁぁ・・・・・
「あ、ありがとうございます!さ、さっそく大きい金庫をつ、つ、つくりにいきましょう!!」
行かねえよ。
行くなら一人で勝手に・・・・いやごめん行かないで。お前が今玄関から出たら不法侵入がジョバンニにばれるから行かないで。わかってる、お前がこんなところでも夢を失わない少年の目をした男だってのはよくわかってる、だから今はもうちょっとそのアスファルトに咲く花のような感じを失わないで欲しい、お願い、待って、待てって、ちょっ・・・・・!!
・・・行っちまいました。
マッシュのところにまた変な人を送ってしまった・・・・。
もうあれだね、軍師完全にキレてるね。戻ったとき石版から僕の名前削られてるかもしれない。油性マジックで上から×書かれたりしてるんだきっと。
重い心をひきずりつつ、坊ちゃんは先へ進むのでした。