「基地を発展させ帝の戴冠を目指すモード」とされていますが、正直帝はまあどうでも。
スタート時点で無人島にでも流れ着いたのかという有様の基地に、よく帝を戴冠しようと思い立ったよ。大志抱き過ぎだよ。
将星モードは、戦場に遠征して名声を高め、仲間を獲得し、基地を発展させ、作った施設に仲間を配置して様々なセリフを聞いたり、一緒に戦場に出て絆を深めて特殊なセリフを聞いたりするのが楽しいモードです。
そして郭嘉で対女性の第3セリフまで聞いた私は、腰が砕けて立てなくなりました。
何考えてんだコーエー。
ネオロマでもこんなエロい声聞いたことない。なんで無双でこれやった。
郭嘉あぁぁぁぁお前ほんとあらゆる要素がコーエーだな!
料理屋担当にした時の郭嘉が嬉しそうで可愛いです。
昼から飲んでるんだろうなー・・・
黄巾の残党狩りのために兗州へ。狩りつつ使えそうな奴がいたら仲間にしたいというのが曹操の希望です。
出陣前の陣地では、兵士が土を調べて良い作物が育ちそうだなどと言っています。豊かな土地なのです。
これからその土地を馬で踏み荒らすことに若干の後ろめたさを感じつつ、李典・典韋と共に撃って出る楽進です。
出てすぐの畑で暴れていると、付近でしきりと噂になっている謎の大男が怒りの形相でやってきました。
許チョ「畑を踏み荒らすのはおめえらだか?ゆるさねえどぉ!!」
・・・正しい。とても。
相手の怒りが正当過ぎて、間髪いれず出てくる「大男を撃破せよ!」というミッションに疑問を感じざるを得ない。人としてどうなの。
しかしミッションなので仕方ありません。倒します。
大男は悲しそうに、おいらいったん退くだよ!と去って行きました。
う・・・罪悪感が・・・
曹操「噂の大男か。黄巾で終わらせるのは惜しい。必ず捕まえてくるのだ」
鬼だ。鬼がいる。
あんな目の澄んだ一般人を戦に駆り出す気ですかあんた!
しかし殿の仰せなので仕方ありません。探します。
砦を探したり閉じ込められたりしているうちに、楽進はふと気付きました。
この違和感・・・なんでしょうか、さっきの大男とは質の違う気配を感じます。
な、なんだろう。恐い敵でも潜んでいるのか?
董卓はもう死んだし、まさかまた呂布とか?
あ、もしかして、そいつに襲われて苦戦する大男を助けに行くとか!そういう流れかな!
そうだよね、一応こっちは主役なんだし、畑荒らしたままってのも酷い話だしね。
よーしよし、最終目的地は西の山頂だな。そこに頭目つまり大男がいるのだな。
戦ってるうちに裏ボスが乱入してくるんだろ、OKOK。
待ってろ大男!つうか許チョ!誰が来てもお前を助けて見せるぜ、それで荒らした畑の借りを返したってことにしてくれや!
と、血気盛んに山頂まで駆け上がったところ・・・
張燕「よく来たな!この俺が相手になってやる!!」
誰だお前。
なんだよ。雑魚じゃん。大男と違う気配ってこいつか。そりゃ違うわ。
曹操殿もがっかりしてるぞ、あの大男じゃないのか、しょうがないから潰せ的な事言ってる。
こんな弱そうな奴が頭目とか言われても・・・実際弱いし・・・もう勝っちゃったし・・・
裏ボスが出てきそうな気配も無いし、一体・・・
許チョ「ああ、おめぇらまた畑を荒らしてるな!!おいら、もう絶対許さねえぞ!!」
正しい人来た・・・!
すみません、マジすみませんでした、確かにここは畑です。
最悪だようちら。完全に悪の軍隊だよ。
「貴公はまだ闘志が折れないのですね」とか言ってる場合じゃねえよ楽進、この状況でお前の方がなぜ折れないのか私は聞きたい。
謝れ!タックルかましていい相手じゃない!謝れ!
謝るどころか、お仲間は降伏した、お前も投降しろと脅しにかかる楽進。
関係ない、畑荒らす奴は絶対ゆるさねえだ!と譲らない大男。
そりゃそうだ、今なお楽進は畑の上を走りまわっているのだから。
ああ!カカシまで破壊した!
ここがプレイヤーとキャラクターの埋められない溝です。こっちの気持ちはどうあれ、とにかくゲームを進めなければなりません。
すまん、すまん許チョ・・・!!
心の中で詫びながら彼を殴り倒したのでした。
倒した瞬間ムービー開始。
許チョ「ダメだぞぉ・・・このままじゃ、みんなが腹いっぱいになれねえ。戦で人も畑もやせっちまう。そんなの、だめだぞぉー!」
ここ、許チョの目が尋常じゃ無く綺麗なんです。一生懸命で、うっすら涙ぐんでいて。
PS4、おまえいい仕事してるよ・・・!
まだ始めたばっかりだけど、このゲーム中こんなに綺麗な心の男は他にいなかろう。
ごめん、ごめん許チョ!ごめんよ!
さすがに楽進たちも申し訳なさそうに下を向いています。その下がまさに畑です。
・・・いいかげんどけよお前ら。本当に。
最終的に曹操が説得にかかります。
畑を守るだけでは世の中は良くはならない、乱世を収めるためにわしと共に来い、と。
荒らした奴が何を言ってるってなもんですが、それでも様になるのが覇王の貫録。
許チョは素直に彼を信じてついていくことに決めたのでした。
・・・カカシ直しとけよ楽進。
第二話 虎牢関の戦い・曹操軍
袁紹の独壇場ムービーから第二話開始。
董卓の股間に続き、またしても微妙な導入。自分は一体何のためにPS4を買ったのか、という疑問が一瞬頭をよぎる。
ていうかここで言わせてもらっていいでしょうか。
PS4の画質なんですが、先の日記でも触れたとおり、凄いんですよ。凄過ぎて無双キャラは髪質のディテールが追いついてないんですよ。その代わり、肌質なんかは大変リアルなんですね。
つまり現状、ハゲとデブほどPS4の恩恵を受けている。
何のためにーーー!!!!
私は一体何のために苦労してPS4環境を整えたのかーー!!!!(絶叫)
典韋と許チョの美しさがはんぱねえよ!!でも期待したのはそこじゃない!!
無双シリーズがイケメン増え過ぎだとの文句もあるがよく見て欲しい、確かにイケメンは増えたが質はオッサンの方が上がってんだよ!!どうでもいいところでな!!
・・・まあそれはいい。ステージに戻ろう。
今回は李典でプレイ。
お調子者っぽいイケメンだけど、陣地内での話を聞くと読書家でもある様子。いい男じゃないか。
武器は、何か物凄いの持ってる。
とりあえず兵糧を確保して。
矢継ぎ早にミッションが出てくるので混乱しそうになるけど順番に。順番に・・・
なお、初回プレイで李典への命令通り真っ先に虎牢関前を制圧したところ、その先何をどうしても話がまったく進まなくなるというバグ(?)が発生し、あえなくリセットとなった為、今回はもう誰の命令も信じない。
俺は俺だぜ!西の拠点を制圧するぜ!虎牢関前は最後にするぜ!
そしたら呂布が出て来たぜ!
ここで典韋も登場。呂布との凌ぎあいのイベントムービーが入ります。
美しい。とても。本当に私は何のためにPS4(以下略)
前回は呂布は無視しました。今回は試しに殴りかかってみました。
そしたら・・・1%も削らないうちに瀕死に・・・
死ぬ!死ぬ!馬!馬ぁ!!
全力で逃げ、雑魚を倒しながら肉まんを食べてなんとか一命を取り留める李典。
もうとにかく董卓倒そう。早く終わらせよう。
そんなことを考えながら馬を飛ばしていると、聞き覚えのある声が耳に届きました。
貂蝉「曹操様!董卓を倒しに来てくださったのですね・・・!」
出た。あの女。
曹操「お前はあの時の娘か」
貂蝉「どうか私ごと董卓をお切りください!」
!?
貂蝉・・・そこまでの覚悟を・・・
すまなかった、こないだは色々あったけど、貂蝉は大変な境遇だということを忘れていた。
助けてあげたいけど、ちょっとこの混戦の状況で、殴りかかってくるあなただけをよけて門番武将を倒すのは無理っぽい。
あなたの死は決して無駄にしない!ごめん、切らせてもらう!
・・・とね。
こっちも覚悟を決めて二三発ちょっと殴ったんですよ。そしたらですね。
呂布「貂蝉!!うおおおおおおおお!!!!」
激昂する馬鹿。全力でこっちに急行してくるあの大馬鹿。
やっぱり罠じゃねえかこの女!!!!
死ぬ気で門番を倒して逃げる李典の後ろで、「貂蝉、安心しろお前は俺が守る!」と吠える声が遠くなっていきます。
・・・絶対「奉先さま・・・!」とか言ってしなだれてるわ・・・あの女・・・
その後は、まあ、董卓を倒してね。
董卓のアップから始まる、典韋の仲間入りイベントのムービーを見ましたよ。
典韋が可愛くて、男たちが微笑ましくて、夏侯惇が笑うのが何か嬉しくて、大変良いムービーなんですけどね。
ただ、水際立った典韋の美しさを見るにつけ、やはり思わずにいられない。
私は何のためにPS4(以下略)
せっかくなのでレビューします。
第一話 洛陽脱出戦
董卓の股間のアップから物語はスタート。
かつてこれほど微妙な導入のムービーがあったであろうか。
這いつくばらされている曹操の視点である、という事に気づけば言いたかった事とやりたかった事はなんとなくわかるのだが、気づくのにちょっとだいぶかかった。
この絶妙な外しっぷりが「ああ私は今コーエーのゲームをやっている」という気にさせてくれました。
とりあえず曹操は董卓の前から脱出。広間の外で待っている夏侯淵と夏侯惇の元へ、すごく普通の人な感じで走って行きます。
「無理をするからだ!」
夏侯惇に怒られます。散々だなオイ。
以上がイベント、ここからゲーム開始です。(夏侯惇でプレイ)
董卓の屋敷から脱出するだけのごく短いステージですが、魏の魅力が凝縮されてるというか、要するに夏侯惇がクソかっこいい。
やっぱこの人が格好よくて孟徳孟徳言ってくれてたらテンションあがりますよね。魏はね。
そして時々混じる夏侯淵の和み声。「この門しめちまおう!」。
いいなー、仲良し3人。いいなー。
閉じた門に遮られて取り残される呂布。
いいなー、馬鹿だなー、相変わらず。
兵士をなぎ倒したり、壁から飛び降りたり、ぐだぐだ言ってる陳宮を言い終わる前にへち倒したり、とテンションがあがることばっかりやりながら、城の南まで来ました。
一人の美女が現れます。
貂蝉「曹操様ですね。私が外へ通じる道にご案内しましょう」
わー、貂蝉だ。このむさ苦しいステージの一輪の花だ。
貂蝉「ですが私は人に見られてはならぬ身・・・どうか、あたりの兵士を一掃してくださいませ」
おい魔性の女来たよこれ。
すげえよ。ざっと見渡して100人くらいいるのを全部殺せと言ったよ。可憐な風情でどんだけ性根座ってんだ。
ともあれ、なぎ倒して貂蝉についていくと、洛陽への門に導いてくれました。
貂蝉「私にできるのはここまで。曹操様、きっといつか董卓を討ってくださいませ・・・」
あれだけやらせといてさらに殺しの宿題まで出す女。
あんたほんとすげえよ貂蝉。さっきまで後ろにいた呂布より恐いよ。
さて。
これで危機を脱した。その門を出ればもう外だ。
さあ行くぞ孟徳・・・・・
張遼「思った通りここへ来たか!」
いきなり眼前に現れる張遼。囲まれる3人。
嵌めやがったなあの女ァ!!
夏侯惇が奮戦して、なんとか脱出しましたが。
彼は張遼出現の直前まで、「人の心を利する女だな」と貂蝉を評していたので。
この一件で女嫌いにならなかったかだけが心配です。
しょっぱなから濃いステージだったぜ・・・
郭嘉ぞっこんなのは想定通りなんですが、同時に、彼に監視役を担当されたがために彼の面倒を見るはめになってる賈クの好感度もうなぎ上りです。
何でこの人自分の監視役の心配しなきゃいけないんだ・・・気の毒に。
一周目はフラグ未回収のまま史実を行った方がいいのでしょうが、私の賈クは郭嘉を心配するあまり烏丸集を殲滅してしまったので。
郭嘉だけは生き延びましたね。
ただ、おかげで郭嘉がいながら赤壁で負けるというワンダーランドが展開し、船上の郭嘉はもしかして亡霊だったんじゃないか説が私の中で浮上しています。
いいっすね、三国無双。