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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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結局荊州を取り戻すことは叶わず。次善の策として劉備達との緊張を緩和することに努めた魯粛は、帰国後しばらくして病のため世を去ります。
・・・そして1年後。
蜀から、漢中を攻めたいから曹操の背後を突いてほしい、荊州ちょっとだけ返すからと言われた孫呉は合肥の戦いへ。

誰かそろそろ切れて。

ナメられ放題ナメられてんぞ孫呉ー!!なんで!?ここまでの戦全部勝ってるのになんで全体的には押されてるの!?なんで蜀に振り回されてるの!?
つうか改めて他国のストーリーでやってるとほんと迷惑極まりないぞ蜀!
曹操→悪
劉備→迷惑
孫呉→キャンプ道具
みたいな、そういう雰囲気になってる!孫呉は必要な時だけ物置から出して使えば良い国だと思われてる!ふざけんなー!;

第七章 合肥の戦い

導入イベントで、凌統が疑問を呈します。「いいんですか殿、蜀と同盟があるとはいってもこの合肥攻めは・・・」「構わん」と孫権。
奴らが漢中を取りたいのは見え見えなものの、蜀と一緒に曹操を揺さぶるのが天下二分のあるべき形だと言うのです。

凌統「なるほど。持ちつ持たれつってわけですかい」

持つ方しかやってねえよ目を覚ませ。

孫権「まあ、こちらが利用するより先に利用されるのは少々悔しいがな」

ここの孫権の表情が細かく豊かで、魅力的。
孫権、いつの間にこんないい男になったの。無双4の時は地味だったのになー。

凌統「はは、そこは貸しってことですね」
甘寧「へっ、細かい話は関係ねえ。喧嘩ってんなら、腹据えて突っ込むだけだぜ」

南郡で孤立した反省が欠片も無い甘寧。
その猪武者っぷりを凌統が諌めます。が、意外にもそばで考えこんでいた太史慈は甘寧の言葉を認めます。

太史慈「敵の守将はあの張遼。この戦、覚悟無くしては務まらん」

孫権も深く頷き、孫呉の全力をもってあたらんと頬を引き締めるのでした。
・・・敵が覚悟のスペシャリストであると身をもって知るのは10分後のことです。

プレイキャラは孫権・甘寧・凌統の選択肢から、迷うことなく凌統。凌統。凌統。
陣中会話を楽しみます。

「孫堅様・・・襄陽でお救いできていれば・・・」
「孫策様は炎なような方でした。よもやその炎が于吉に消されるとは・・・」
「周瑜殿が南郡でお倒れにならなければ・・・」
「周瑜殿に続き魯粛殿まで・・・」
「凌統殿と甘寧殿・・・仲直りはもう無理なのでしょうかね・・・」

いや最後のは取り返しつくだろ。

なんでこの二人の関係までもう死んでしまったみたいな感じになってんだ。
今すぐ話しかけて仲良くしてみせろ凌統。このままでは陣中が暗過ぎてちっとも楽しめない。
魏伝ではお前ら合肥で仲良さげだったじゃん!

甘寧「敵は、張遼?っつったっけな。結構な奴らしいじゃねえか。へへっ、こりゃ面白くなりそうだぜ!」

見事なほどの負けフラグ。
殿、俺やっぱ無理です。こいつとは一緒に戦えない。馬鹿過ぎる。

孫権「・・・蜀と強調すれば尚香も安心するはず。たまには、兄らしい事もしてやらんとな

権兄様ーー!!!

うおおおお本当いい男になってやがる!弟持ちの長女で生きて来た人間はこの手のお兄ちゃん風にクソ弱いです!
いいなあいいなあ孫尚香いいなあ!私もお兄ちゃん欲しかったー!!
・・・そういや孫権、お前練師とはどうなった?
 
兵卒「私には分かるんです。この戦に臨む孫権様のお気持ちが!揚州を取ったら、もう一度練師様に・・・!」

マジかよ。

超重大じゃないのこの戦。やばいっつーの、色んな意味で孫呉の未来がかかってるっつーの。
よーし、気合入れて行くぜ!

戦闘開始です。

孫権「我らは迅速に合肥城へ進軍する。その間、他の舞台は中央の砦を確保せよ!」
凌統「ですが、殿自ら攻め上がるなんて、少し危険すぎやしませんか?」

凌統のタラシ声で賢いところが好きです・・・!
孫権は聞いてくれなかったけどね。自分が戦闘に立ってこそ皆も奮い立つだろうって。
まあ、それはそうかもしれませんがね・・・
仕方ないので甘寧と本気の口喧嘩をしながら、合肥城を目指します。

敵は寡兵。勢いはこちら。難なく城前までたどり着い・・・たまでは良かったんですが・・・

楽進「今です!敵を分断します!」
張遼「いざ参る!敵の退路、この張文遠が断たん!!」

跳ね橋を上げられるわ本陣横の小師橋を落とされるわで散々な展開となります。
張遼は城にいるって言ったのに・・・真反対の場所に出現しやがったぞ。ミッションの嘘つき。
 
孫権「敵の策にまんまと乗せられたか・・・いや、まだ十分挽回できるはず。西から回り張遼を撃退するのだ!」
 
いや無理。

だって張遼いるのマップの右下だもん。西回りってものすごく遠い上に奴の5cm横に本陣があるんだもん。
絶対無理。絶対。

伝令「報告!敵将が本陣を目指し急行中!す、すごい勢いです!」
呂蒙「本陣を預かる俺がこのザマとは・・・殿、申し訳ない・・・!」

オッサンーーー!!!;
早い!早すぎる!もうちょっと粘ってくれてもいいんじゃないの!?
張遼が呉軍本陣に向け進軍開始してから22秒しか経ってねえっつーの!!

孫権「本陣が落ちただと!?くっ・・・!これ以上の戦は犠牲が増すばかりだ。皆、撤退せよ!」

何しに来たんだ俺達!!

と、とりあえず楽進は倒しとく!
それから李典もどっかその辺にいると思うんだけど・・・いない?まだ出てきてない?
化け物三人のうち二人まで削ればなんとかなるかも知れんよ、敵も力で押すタイプばっかり集まってるはずだから、要は弱らせればい・・・

賈ク「さあ、ここまでだ。もうあんたらに勝ち目は無い」

一級軍師がなぜここに。

勝てる気がしねえええええええええ!!賈クは反則だろ!!
こっちオッサン消えたから知略で勝負できる奴いないよ!つうかオッサンも、これまでの章を振り返るとまだ頭が良いとは言いがたい!未完成!22秒で落ちたのはたぶん、腐ってやがる早すぎたんだ的なアレ!!

凌統「こりゃ意地張ってる場合じゃないか。おい、あんた!俺達で殿を守るぞ!」
甘寧「おう、うちの大将だけは絶対守りぬくぜ!」

甘寧は馬鹿だけど素直でいい子ですね・・・
二人で孫権の後になり先になりしながら、太史慈との合流を目指します。

孫権「おお、太史慈!無事だったか!」
太史慈「孫権殿、すまない。俺の力が及ばぬばかりに・・・」
孫権「いや、これは私の慢心が招いたことだ。お前が無事で本当に良かった・・・」

太史慈の話では、本陣近くの拠点にはまだ味方の兵が取り残されているとのこと。
了解、殿、俺が助けに行ってきます!

と、凌統が走り出した、その直後でした。

殿の前に現れる、青い影。

張遼「孫権!その首、もらいうける!!」
太史慈「させん!!」

キインッ!!

太史慈「・・・孫権殿・・・どうか、ご無事で・・・・・・」
孫権「!!!?」

!!!?

孫権「太史慈?太史慈!!・・・おのれ・・・許さんぞ張遼ーっ!!」

『太史慈、張遼の奇襲により死亡!』



( ;゚Д゚)




びっくりした。本当にびっくりした。
何がびっくりって、太史慈おまえ、

ここまで一度も選択できずに死ぬとは。

ちょっと待てえええええええ!!!!いやいやいやいや、おかしい!おかしいって!
彼が仲間になったの第二章だよね!?イベントムービー目いっぱい使って、めっちゃ良いエピソードで仲間になったよね!?
ここ第七章なんだけども!二から七まで一度もキャラ選択肢に出てこず死ぬって、もうそれプレイアブルキャラじゃねえよ!!ただの豪華なモブだよ!

太史慈ー!!;

とりあえず張遼を撃破して撤退させます。
味方武将を救い出し、工作兵も救い出し、崖に梯子をかけてもらって、さあ逃げろ!

張遼「そこまでだ!貴公は、この張文遠が逃がしはせん!」

だよね。
やっぱ再登場するよね。
でも張遼、もう勘弁してくれ。太史慈一人やっただけで十分だろう。この上孫権まで渡すわけにはいかん。
凌統は三節棍を振り回しまくって奮戦、合肥の化け物を撃退しました。

締めのイベントは、孫権がようやく逃げのびて一息つくところから。
どこからともなく現れて合流する呂蒙。
「ご無事で何より!」って、お前今までどこいってやがったオッサン!!
甘寧と凌統も追いついて、この敗戦に地団太踏んで悔しがります。

凌統「ったく、どっかの誰かさんがもう少し考えて行動してくれりゃあねぇ!」
甘寧「ああん!?」
凌統「やり直したいね、全く。孫呉の力は、本当はこんなもんじゃないっつの!」
呂蒙「落ちつけ、二人とも。お前達がそんな様子では散って行った者たちが報われんぞ!」

あんたに言われたく無いわ。
いくら張遼が相手とはいえ22秒で本陣落としたオッサンを許すな。

孫権「ああ・・・呂蒙の言うとおりだな。ここまで、私達は多くの犠牲の上に進んできた。それを無駄にしてはならん」

孫権・・・

孫権「進むぞ、皆。強くなるぞ、今よりも!先に散って行った者たちの思いと共に、我々は乱世を越えるのだ!」

いい男になりすぎだろ孫権。

ていうかいい主君になったなあああああ!!!
彼の強い鼓舞のおかげで、孫呉の折り返し地点はどの国よりも前向きな敗戦になりました。
いける、孫呉いけるよ!

練師には今まさにこの瞬間の孫権を見ていただきたいと思いつつ、第七章終了です。

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