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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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孫策が亡くなって次はどうなると思ったら、いきなり赤壁だった。
飛ばすねー呉伝。

第四章 赤壁の戦い。

キャラ選択は、ちょっと魯粛に心が動きかけましたが、いや、魏伝やった時から私は、呉で赤壁するなら黄蓋と決めていた。
「やらいでかあ!!」って火計船で突撃するのをやりたいんじゃー!あれ格好良かったんじゃー!!
それに、黄蓋の武器も気になってた。無双4の時は鉄ヤスリみたいな棒だったように思うけど、今回たまに戦場で見かけたときには何かでっかいのを担いでた。
あれは一体何だ。

選択して速攻で得意武器チェック。「鉄舟」。おお!これ黄蓋の武器だったのか!
鉄舟って私はどんな武器だか知らないけれど、中国四千年だし、そういう武器があるんだろうね。
ま、使ってみたらわかるだろう。楽しみだー。

ステージ導入はイベントから。
蜀伝の赤壁では諸葛亮と周瑜、魯粛の軍議のムービーがありましたが、あれの直後の呉の様子といった感じで、周瑜と魯粛が話をしています。
劉備達を評価している魯粛と、彼らを評価している魯粛を信じるという周瑜。
ダンディなオッサン魯粛の隣にいると、周瑜が美しいだけでなくちょっと可愛くも見えますね。彼の高圧的な口調が、魯粛の大らかな笑みの前では、初々しい若さの象徴のようにも聞こえます。

陣内では周瑜による作戦指示。

周瑜「黄蓋。例の策、採用する。辛い任務だが、頼んだぞ」

任せておけええええ!!この老骨、孫呉のためなら命も惜しまぬ!
孫尚香は祈祷所の劉備達の援護、存在を忘れられかけていた韓当は黄蓋の援護を命令されます。
・・・韓当、顔も性格も濃いキャラだから、最初のうちは印象的だったんだけどね。ゲームやってるうちに自然に忘れがちになっていくよね。不思議なことだ。

尚香「権兄様と練師、最近ちょっといい感じなのよ。あーあ、いいなあ練師。私にもそんな人が欲しいなあ」

恋に恋する孫尚香。
おい、やべーよ。赤壁の戦いといったら、魏では覇道の志を思いっきり挫かれる分岐点であり、呉でも国の命運がかかる一大決戦なはずなのに、このままだと劉玄徳様に初めてお会いした思い出のイベントになる。友達の結婚式と同列に分類されるよこの子の中で。

曹操の大船団を見た兵士達は、本当に勝てるのだろうかと不安がっています。無理も無い。戦力差が圧倒的だからな。
一方で、水上戦には絶対の自信を持っている兵もいます。南の水軍は強いのだと。頼もしい!
そして劉備ってほんとに頼りになんのかよと言ってる兵士もいました。すごいね!炯眼だね!

 周瑜「この時期、確かに東南からの風は吹く。諸葛亮め、それを祈祷で起こすなどと・・・大袈裟な祭壇まで作らせて。風がふけば奴の神通力と見られるだろう。小賢しいことだ」

バッサリ。

思いっきりネタばらししたなあ・・・
無双も脱・演義というか、より正史の空気を取り入れる方向なんでしょうね。
現代の風潮に合わせて、現実的な表現を強くしているんだろうなあ。
おかげで諸葛亮がペテン師みたいな扱いになっちゃって、呉の兵士には「あんな得体の知れない奴」とかヒソヒソ言われている始末ですが、そうだよなあ、正史を強くしたら諸葛亮は軍師というより政治家だから、無双での立場は悪くなるわ。
でも孔明はやっぱり孔明として大きな存在であってほしいなあ。

複雑な思いにかられましたが、まあそれは置いといて。
せっかくの赤壁、せっかくの黄蓋、楽しみましょう。
行くぞ!黄公覆、一世一代の大舞台よ!

さあ、鉄舟の威力はどうだ。ていうかどう使うんだ。右腕に担いでるこれは、まんま舟にしか見えないが。
とりあえず手近の敵を攻撃してみる。
黄蓋は舟を振りかざし・・・

殴る!殴る!ぶん殴る!


舟である意味はどこに。


これ・・・もしかして本当にただの舟じゃね?ただの舟で殴ってるだけじゃね?
いや馬鹿な、そんな舟の使い方があってたまるか。腐っても中国四千年だぞ、何らかの事情があって舟の形をしている鈍器のはずだ。
古の猛将がさる合戦で敵に追い詰められ、切れなくなった刀の代わりに歪んだ盾を組み合わせて迎撃したところ奇跡の勝利を収めた、人はそれを鉄舟と呼んだ、みたいなそういう由来があるに違いない。
もっと武器の意味がわかる攻撃は無いのか。チャージ攻撃してみろ黄蓋。
□ □ △ !


波乗りで敵をなぎ倒す黄蓋。


ただの舟だこれ。


どういう武器だああああああ!!!意味がわからない!意味がわからない!!
つうかこの波はどこから出たの!!?すんごいビッグウェーブ来たけど!!
何が現実的な表現だよ!!何が火計だよ!!
こんな奴に火計させたらつけるそばから消えるわ火!!
 
さらに無双演舞。
○ボタン押した瞬間に舟が消えた。

黄蓋「生涯現役!!」

敵を担ぎあげて、星になるかと思うほど高く跳び上がり、

黄蓋「やらいでか!!!!」

バックドロップで地面に激突。


もう何一つ意味がわからない。
本当に舟が必要なのかも危うい。

私がやりたかったやらいでか!はそういうのじゃねええええええ!!!
黄蓋お前は一体無双4から7までの間でどんな解釈されたんだよ!
つうかやばい、夏侯惇がバックドロッブで逝った。
だめだ、笑い過ぎて腹が痛い・・・!!

馬の代わりに波を起こしまくって移動する黄蓋。
押し寄せる雑魚をザッパンザッパン洗い流し、敵将はバックドロップで落として次々にミッションを達成します。
あー!魯粛が司馬懿を倒しちゃった!あいつこそバックドロップにかけたかったのに!
 
黄蓋「やらいでかあ!!魏の将兵よ、我らが闘志の炎を見よ!!」

そうそうこれこれ、この突入がやりたかったんだけど、なんかもういい。どうでも。

賈クにバックドロップ!
曹丕にバックドロップ!!
于禁にバックドロップ!!!

くっそ楽しい黄蓋・・・!!
担ぎあげるときの、やられる方も空気読んでこっちの肩に腕まわしてくれる感がたまらない。
そうだよね、相手の協力がなきゃこの技はかからないよね!お前らそんな仲が良いなら戦なんてやめちまえ!

最後のとどめに曹操様にバックドロップをぶちかまし、赤壁の戦いは終わりました。
怒涛の・・・まさに怒涛の波乗りプロレスでした。
火計とは何だったのか。そして周瑜の言ってた「辛い任務」とは何だったのか。
黄蓋は最初っから最後まで楽しく暴れてただけで、苦肉の策みたいなのは一切無かったぞ・・・
見えないところでやってるとも思えないぞ、なんつってもバックドロップかませるくらい終始元気一杯だったんだし・・・まあいいや。

終了後は、皆で燃え上がる長江を眺めて満足感に浸るイベント。

孫尚香と劉備に至っては完全に、花火大会見に来たカップルになってる。
やっぱりだよ。危惧していた通りだよ。ロマンスの1ページになってしまったよ赤壁が。

魯粛「勝ちましたな」
周瑜「ああ」
魯粛「天下二分、でしたな。周瑜殿の策は。そこにあの男たち、どう組み込まれます?」
周瑜「・・・お前ならばどうする?魯粛」

振り向く周瑜の顔が美形過ぎる。目いっぱいオヤジを見続けて来た後だけに、視力が回復しそうな幸福感を覚える。

魯粛「劉備は惜しいと思います。ですが、諸葛亮、あの男は恐ろしい」
周瑜「諸葛亮か・・・油断はできんな。奴の知謀、いずれ孫呉に仇なすやもしれん」

いや本当に美しい・・・周瑜ー・・・!

魯粛「まあ、そんな話、今のところはやめておきましょうか」
周瑜「うむ。この勝利、我ら孫呉にとっても大きな一歩となったな!」

輝く長江の壮大な眺めを堪能して。
第四章終了です。

ほとんど黄蓋のレビューにしかなってねえ・・・!
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