2007年1月8日設置
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魔鈴から今彼の愚痴を夜通し聞かされる元彼アステリオン。地獄です。
いや魔鈴もね、もちろん普段はこんな女ではありませんよ。他の友人知人の前ではクールに霜柱が立つほどクールな彼女ですが・・・元彼の前では違った。
「どうせあんた心読めるしね」と、酒の勢いも借りて何もかも腹の底浚うようにしゃべるしゃべる。
「いや俺、別れてから別にお前読んでないけど」というアステリオンの抗議にも聞く耳持たない。しゃべるしゃべる。
大体アイオリアは心配し過ぎなんだよ、私が何をしようと私の勝手だろ、ガキじゃあるまいしそこまで心配される筋合い無いんだよ、全く暑っ苦しい、大体あんたのことだってそうだよ、あんたとはとっくに切れて関係ないっつってんのにさ!そうだろ!?
ア「・・・・」
これを飲み干したら俺は何かしてしまうかもしれない、と感じて底1cm残したまま缶ビールを見つめ続けるアステリオンです。
魔「ちょっと。聞いてんのかい?」
ア「聞いてる。・・・お前、上に何か着ないか?」
魔「は?なんで?いつもの格好だろ」
ア「いや、外ならいいが部屋の中だし・・・」
魔「だったらなおさら必要ないだろ。別に寒くないよ。むしろ暑くて仮面脱ぎたいくらいだっていうのに」
ア「やめろな?・・・俺、もう眠いんだけど」
魔「眠いって何さ」
ア「・・・何さって何だよ」
もう飲んじゃおっかなと思いながら3mm残して耐え続けるアステリオンです。
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