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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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曹操が建業を制圧していたその頃、許昌では誰からともなく、「曹操は逆臣である」という噂が流れていました。
その不穏な空気はついに、留守を守る曹丕に襲い掛かります。

兵士「覚悟おおお!!」

城内の一室に駆け込んできたのは殺気立った暗殺者。振りかざす剣の先には王子が・・・!というのを甄姫が殴り倒すところからイベントスタートです。
ようやくまともに女が映ったと思ったらこのザマよ、PS4。

襲い掛かる一団を殴って踏んで撃破する甄姫。と曹丕。助けに駆けつけて来た夏侯惇と夏侯淵。
何が起きているのかわかりませんが、首謀者を見つけて捕えないと事は収まりそうにありません。

曹丕「ふん、ちょうど留守居にも退屈していたところだ」

我が君が殺る気になったところで戦闘開始!
プレイキャラは甄姫で。せっかく使えるからね。
敵に向かって駆けだしたその時、ふと曹丕がつぶやきました。

曹丕「父が留守だというだけでこの騒ぎか。・・・私も軽く見られたものだな」

これが甄姫の心に火を付けた。

我が君が!我が君が何かちょっと哀しい感じになっておられますわ!!
私の大切な君にこんな思いを味わせた野郎は一体どこのどいつ!?絶対に許しませんわ!!!!

甄姫「我が君の威光を示す良い機会ですわ。この騒ぎ、すぐに鎮めてしまいましょう」

建業の蔡文姫は正直ステージにそぐわなかったけれど、こっちの甄姫はガチで合ってる。城内戦だからだろうか。自宅にいる限り夫は私が守ってみせますわ感、良い。
あら、敵将発見ですわ。

王忠『天に仇なす謀反人め。覚悟せよ』
甄姫「この騒ぎを起こしたのはあなたですわね?この不埒者!許しませんわよ!

ガン切れです。

恐い。恐いよ。王忠の声がエフェクトかかって異様な感じだけど、それより甄姫のマジギレが恐い。こころなし、夏侯惇と夏侯淵がちょっと引いてるようにすら見える。
そしてなんでお前も居合だああああ!!!
笛はどうした!?なんで魏の女どもの間で周泰するのが流行ってんだ!しかも甄姫、居合すげー似合う!おどきなさい(バッサァ)!!

・・・え。あれ?斬ったはずの王忠が・・・消えた?
いやアイテムに変わったとかじゃなく。ほんとにふっと消えてしまった。

曹丕「消えただと?・・・ふん、ただの反逆ではなさそうだな」

いや我が君、ただのとかそういう問題じゃなくね?消えたんだよ人が?
ちょっとよくわかりませんわ、とりあえずこの広間の全員殲滅しますわね。

殲滅して外の広場へ。すると今度は幻影兵が!何この不思議ステージ!

曹丕「所詮妖術だ。術者を倒せ。それで終わりだ」

承知しましたわ我が君。
と術者らしき敵将に近づけば、エフェクトのかかった声で『天に仇なす愚か者よ。ここに滅ぶがいい・・・』って、恐い。異様だ。一体何が・・・

甄姫「何を言ってらっしゃるのかわかりませんわ。あなた、お気は確かかしら?」

強いぞ甄姫。毛ほども動揺しねえ。
姐さんあんた格好いいよ!

あ!長角いた!!なるほどあいつかこの事件の黒幕!

長角『乱れし世を救うのは曹孟徳に非ず。劉玄徳ただ一人のみぞ・・・!』
甄姫「そのような戯言で我が君を惑わせるなんて・・・決して許しませんわよ

怒ってる。怒ってるよ。さっきから表情がマジギレ絵しか出てこないよ。
長角、危ないからさっさと消えろ。撃破。

ってあら、長角も消えちゃった。幻影兵も消えたけど・・・

曹丕「フン、どこかへ誘おうとしているようだな。よかろう、乗ってやる」
ミッション:南を探索しろ!

我が君、お気をつけて。何が起こるかわかりませんわ。
曹丕「その優雅な身のこなし、さらに磨きをかけよ」
我が君・・・!居合の私でもお許し下さいまして・・・?

城の南には小さな部屋がありました。そして、その中から現れたのは。
曹操!?
抜き身の剣を下げた曹操だ!え、これも幻影なのか?
いかん、これはさすがにみんな動揺する・・・

甄姫「殿は今、外征の最中。ここにおられるはずがありませんわ」

おそろしく冷静だこの女。
あっという間に叩き斬ってしまった。曹操が呻いているのにストームラッシュまで決めやがった。強い。色んな意味で。

甄姫「悪趣味な術ばかりでもううんざりですわ。早く鎮めてしまいましょう」

本当に辟易した口調で、私は術者が可哀想になってきました。
あ、ほら、王忠見つかったって。良かったね、もうすぐ終わるよ。

・・・ですが、その王忠を撃破しても終わらなかったのです。

撃破と同時にイベント発生。王忠は塵になって消え失せ、代わりに現れたのは・・・

ああ!お前か!!

「小生は劉玄徳に泰平をゆだねんとするもの。すなわち、曹孟徳の覇道を阻まんとするもの」

つまり敵だな。
ごたくはいいから降りてこいや!!

「ふむ、己が道を省みることもできないか・・・ではさらなる力とまやかしをもって相手せねばなるまい」

ああイラつきますわ。この××。

追加の兵士を出現させ、そいつは玉座の間(スタート地点)に瞬間移動しやがりました。
また広場通って戻れとな!くそっ、めんどくさいことを!
湧いた兵士を撃破し、玉座の間へ急行します。

が、広場まで来ると、そこには見覚えのある顔が。

董卓「がっはっはっは!」
袁紹「この名族たる私をさしおいてナンタラカンタラ!」

これは・・・既に死んだ人達・・・!
あいつ死者まで呼び出して戦わせようってか!なんつー外道な真似してんだ!

曹丕「下卑た奴らをよみがえらせるとはおぞましい・・・倒せ。早急に、跡形もなくだ!」

曹丕、少し動揺してるかな・・・?
無理もない。董卓や袁紹は下卑た奴ではあるけれど、ある意味で曹操と共に時代を作って来た人たちだ。記憶からぬぐえる存在ではない。
夏侯惇や夏侯淵にしても同じ事。彼らがこんな形で目の前にいるのは、どうしたって平静でいられるものではないだろう。


しかし女には関係の無いことだった。


本来一番動揺していい甄姫は、元舅・袁紹に対して一言の特別会話も無く瞬殺
あんまりじゃないかと思ったが、しかし特別会話のあった董卓の方は「けがらわしい!この豚!!」と罵られて瞬殺だったので、何も無い方がまだましだった。
さすが女の記憶は上書き保存。過去の男に悔い詫びることなど何一つない。
強い。強すぎるぞ甄姫。

その後呂布と一室に閉じ込められたけど、微塵も負ける気がしなかった。

さらに中庭一杯の兵士と劉備・関羽・張飛が揃って出て来たけど、「我が君の邪魔はさせませんわ!!」と全く負ける気が無かった。
その上、


甄姫「跪きなさい!私が真の三国無双よ!」


お前いつのまに千人斬った。


ひいいいい!おい術者、もうやめろ!ちぎって捨てられるだけの幻影が不憫だ!

プレイヤーの悲鳴が届いたのか何なのか、丁度そのとき曹丕が「いい加減飽きた」と言ったので、ではさっさと終わらせましょうと甄姫は敵本陣に突入。
分身したり強化したり色々抵抗する黒幕を、覚醒無双一発で撃滅(「ああ、体が熱くなってきますわ」)し、勝利しました。

甄姫「終わってしまえば詮無い騒ぎでしたわね。さあ、戻りましょう、我が君」

最強。


千人斬っといて「詮無い騒ぎ」で終わらせたよ。再びまったり口調に戻ってるけど、いやもう誰も騙されないぞ。
このステージ、甄姫にほんとぴったりだった。見事でした姐さん。居合似合ってました。

・・・建業から凱旋した曹操に、留守中何もなかったかと聞かれたら、男達はなんと答えるのだろう。
夏侯惇が思いっきり目をそらしそうだ。なんとなく。

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