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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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友人の氷雨が「赤毛のアン」に感動していたらしい本日。私は「都会のキノコ図鑑」に夢中でした。

最高っすよキノコ。っていうかこの図鑑。
キノコを愛する人たちによって作られた図鑑だというのがものっそい伝わってくる。
彼らはキノコを愛する同士を「菌友」と呼び、キノコ観察会の後の時間を「アフターキノコ」と呼ぶ。一日が「キノコ」と「その後」に分かれてるってどうなんだ。
他にも、
「キノコはどこにでもいる
「街にすんでいるキノコ」
「キノコと出会うためには」
「キノコと出会っても、彼らの素性を知らなければお近づきになることはできない
名前を知ったキノコは生涯の友となる
あの時のベニタケが私をここまで連れて来た
など、著者陣のキノコ話にはストイックな台詞が続々登場。
掲載されているキノコの写真も盛りだくさんかつ美しく、説明もその形状・特徴から、どこに生え、どんな匂いがし、どんな味がし、どう料理すると美味いか、どんな中毒になるか、徹底的に書いています。

また、普通単なる食キノコ・毒キノコを見分けるためのガイドブックなどでは毒キノコは強調されて掲載されているものですが、彼らは毒キノコも食キノコも全てを受け入れているため、この図鑑での扱いは平等です。どのくらい平等かというと、「食用だが時として中毒するという記載が頻繁にある。それ食用って言っていいのか。誰が食ってんだ。この人達はもう中毒もキノコの危険な魅力と思ってるんじゃないか。

特に、この図鑑を監修していらっしゃる大舘一夫さんはタモリ倶楽部でキノコ案内人としてゲスト出演したことのあるツワモノだそうで、彼は前著「都会のキノコ」わずか100種のキノコしか紹介できなかった無念をはらすべく、今作「都会のキノコ図鑑」では都会に住む人達でも比較的よく見かける267種を一挙公開することにしたのでした。

・・・私は幼稚園から都内に住んでるが・・・・10種も見かけたかどうか・・・・。

そんな素敵なキノコな一日でした。
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